世界で数十万台以上販売されているMakeblockのプログラミングロボット「mBot」は、オープンソースプラットフォームをベースにした柔軟な拡張性を備えており、新しいコンポーネントの追加や、自由なアイデアを実装できるのが特徴です。本書は、mBotの基本の組み立て方にとどまらない、オリジナル作品やプロジェクトを作るための指南書です。mBotの基本キットと拡張モジュールを使ってできる多彩なプロジェクトをわかりやすく紹介。教室などで独創的なプロジェクトを生みだすためのアイデアを提供します。
mBotでものづくりをはじめよう
Rick Schertle、Andrew Carle 著、倉本 大資、若林 健一 訳
- TOPICS
- Make/Electronics/DIY
- 発行年月日
- 2019年07月
- PRINT LENGTH
- 320
- ISBN
- 978-4-87311-879-6
- 原書
- mBot for Makers
- FORMAT
- Print PDF
目次
謝辞 はじめに 日本語版刊行にあたって 1章 mBotを教室へ 1-1 箱から出してみよう 1-2 骨組みにモーターとホイールを取り付ける モーターとホイールについて mBotの骨組みについて 1-3 センサーを取り付ける 1-4 電池ホルダーを取り付ける 1-5 mCoreに電池を取り付ける 1-6 配線する 1-7 通信機能を取り付ける 1-8 接続を確認する 1-9 リモコンの動作を確認する 1-10 mBotを動かしてみよう 1-11 プロジェクトの例 1-12 教室へ 1-13 ボード上のコンポーネント 1-14 mBotの電源を入れる 1-15 mCore上のセンサーを見てみよう 1-16 部品の保管 1-17 プロジェクトの保管 ベーシックなmBot プロジェクトの保管 組み立てたmBot の保管 mCoreを使ったDIY プロジェクトの保管 1-18 mCoreの保護 1-19 LEGOテクニックフレームを使う 1-20 カバーを付ける 1-21 ケーブルを作る 1-22 mBotのアップデート ファームウェアのアップデート手順 1-23 これから、私たちはどこへ向かうのか 2章 mBotのソフトウェアとセンサー 2-1 標準のプログラム 2-2 Makeblock App 2-3 プロジェクトギャラリーのツアー 2-4 モバイルデバイスでのブロックについて 2-5 バルーンタグゲーム 準備 2-6 mBlock 2-7 mBlockへの接続 接続タイプについて Bluetooth の接続 USB 接続 2-8 教室用音量メーター 2-9 センサーをmBlockで使う 2-10 センサーのレシピ ラッチトリガ「センサーの値が条件に合致すると何かを実行する」 リセット付きラッチトリガ「センサーの値が条件に合致すると何かを実行するが、別の操作で止められる」 状態チェック「センサーの値によって、2つ以上の状態を切り替える」 比例制御「センサーの値に応じて、出力を変化させる」 2-11 Arduino(mCore)へのアップロード 2-12 自律式教室用音量メーター 2-13 標準プログラムを再インストールする 2-14 このあと、私たちはどこへ向かうのか 3章 かわいい生き物を作ろう 3-1 センサーを使わずに動くパペット RGB LEDを使ったランダムに光る目 9gサーボとRJ25アダプタを使ってランダムに頭を動かす 9gサーボとRJ25アダプタを使って口を動かす 9gサーボとRJ25アダプタを使って目を回転させる 3-2 センサーを使ってパペットを動かす 光センサーでパペットにエサをあげる 超音波センサーと回転するプロペラ モーションセンサーに合わせて飛び出す動物の足 タッチセンサーがスクロールメッセージを起動する 4章 センサーで身の回りを調べよう 4-1 Makeblock Appでセンサーを監視する 4-2 mBlockでセンサーを監視する 4-3 ドアモニターを製作する 5章 いろいろなロボットを作ろう 5-1 キーボードコマンドを使用したロボット制御 5-2 ロボティック・ゲーム・チャレンジ すくいあげるロボット サーボで振り下ろすヤリ カタパルトボールランチャー 前面に9gサーボで作ったロボットアームを装着する 光る頭を振るパペット 光を追いかけるロボット 標準センサーを使った迷路脱出ロボット 6章 大きなものと小さなものを作ろう 6-1 DC電源をつなぐ 2本の電線でモーターを接続する(2極モーター) 6-2 小さなものを作ろう 小さなもの─防火システム 小さなもの─リビングルーム用の自動ファン 6-3 大きなものを作ろう 大きなもの─防火システム 大きなもの—リビングルーム用の自動ファン 付録 mBlock3での接続について 訳者あとがき 索引