MESHは、LED、ボタン、動き、明るさ、人感、温度・湿度、GPIOの全7種のセンサーや入出力デバイスを組み合わせ、専用アプリからプログラミングすることで、さまざまな仕組みを作ることが可能なIoTブロックです。本書は、MESHの開発者みずからが、その魅力と使い方を、はじめての人でもわかるよう基本から解説。また、MESHを使った授業・ワークショップの組み立て方や、オリジナルのカスタムブロック作成、他の電子回路との連携といった高度な応用まで網羅し、MESHの魅力と拡張性をあますところなく収録した決定版の一冊です。
MESHをはじめよう
萩原 丈博、小林 茂 著
- TOPICS
- Electronics/DIY
- 発行年月日
- 2019年04月
- PRINT LENGTH
- 400
- ISBN
- 978-4-87311-853-6
- FORMAT
- Print PDF
関連ファイル
- MESH公式サイト
- MESHアプリ
- MESHサポートページ
- MESH GPIOアクセサリー
- MESH教育活用ページ
- MESHアカウント、ハブアプリ
- MESH レシピ集
- MESH SDK
- MESHでつくってみた! 友の会(ユーザーグループ)
- 90ページ はじめてのMESH GPIO キット
- 128ページ MESH GPIO ブロック用FETボード
- 128ページ 歩くティラノサウルス工作セット(タミヤ)
- 137ページ 台車の型紙データ
- 142ページ MESH GPIO ブロック用サーボボード
- 143ページ サーボモーター「Rapiro 用サーボモータ(小)」
- 144ページ Rapiro 用サーボモータ(大)
- 144ページ FEETECH FS90 マイクロサーボ
- 150ページ MESH GPIO ブロック用USBパワースイッチ
- 156ページ MESH GPIO ブロック用Grove ボード
- 156ページ Grove 水分センサー
- 161ページ Seeed Studio - Grove Introduction(英語)
- 181ページ IFTTTアカウント
- 246ページ MESHデザインパターンカード
- 284ページ IFTTT - MESH
- 287ページ MESHハブ用Status board(スイッチサイエンス)
- 287ページ Raspberry Pi - Raspbian
- 299ページ ツインモーターギヤーボックス(タミヤ 楽しい工作シリーズ No.97)
- 299ページ ユニバーサルプレートセット(タミヤ 楽しい工作シリーズ No.98)
- 300ページ オフロードタイヤセット(タミヤ 楽しい工作シリーズ No.96)
- 300ページ ボールキャスター(タミヤ 楽しい工作シリーズ No.144)
- 304ページ MESH GPIO ブロック用ピッチ変換用基板 2列
- 304ページ MESH GPIO ブロック用ピッチ変換用基板 1列
- 307、310、312ページ Arduinoソースコード
- 335、345、350ページ SDKレシピソースコード
- 340ページ OpenWeatherMap
目次
はじめに
イントロダクション
テクノロジーを身近な道具に
モノとコトを組み合わせる
ティンカリング:手を動かしながら考える
プロトタイピング:時間をかけずにつくる
つくる、体験する、共有する
網の目のように、つながる
Design Thinking
Computational Thinking
主役は、あなた
第1部 | 基礎編
1章 MESHの仕組みを知る
MESHとのファーストコンタクト
準備
MESHブロックの充電
MESHアプリのインストール
MESHのセットアップ
ボタンブロックとLEDブロックをつないでみる
LEDの光り方を変える
複数の入力と複数の出力
MESHブロック
ボタン(Button)
LED
動き(Move)
人感(Motion)
明るさ(Brightness)
温度・湿度(Temperature & Humidity)
GPIO
ソフトウェアブロック
タブレット/モバイル
ロジック
連携
MESHの拡張性について
2章 各ブロックの基本的な使い方を学ぶ
MESHを使った仕組みのつくり方
ボタン/LED/動きブロックでつくってみる
[レシピ1]オリジナルメッセージの呼び鈴
[レシピ2]LED音量インジケーター
[レシピ3]シェイク! シェイク! ロックギター
人感/明るさ/温度・湿度ブロックでつくってみる
[レシピ4]野鳥や猫など動物の自動撮影装置
[レシピ5]箱を開けたらサプライズで音楽が流れるプレゼント
[レシピ6]音と通知でお知らせ! 温度・湿度アラーム
ロジックをマスターする
[ロジックのヒント1]交互に出力を変更するトグルスイッチ
[ロジックのヒント2]順番に切り替えるスイッチ
[ロジックのヒント3]繰り返し実行する
[ロジックのヒント4]同時に起こったら実行する
[ロジックのヒント5]一定時間入力がなかったら実行する
3章 GPIOブロックで電子工作をつくる
GPIOで何ができる?
GPIOブロックの仕組み
GPIOの基本的な使い方をマスター
[レシピ1]モーターを回す
[レシピ2]お絵かきロボットをつくる
[レシピ3]身近なものをスイッチにする
[レシピ4]簡易風量計をつくる
[レシピ5]LEDを光らせる
[レシピ6]LEDの明るさをコントロールする
GPIOアクセサリーを使ってできる電子工作
[レシピ7]歩く恐竜をコントロールする
[レシピ8]前後に動く車をつくる
[レシピ9]旗を自動で振らせる
[レシピ10]USB扇風機をコントロールする
[レシピ11]水分センサーをつなぐ
4章 MESHとインターネットをつなぐ
インターネットにつなぐとできること
インターネットとつながる仕組み
連携ブロックの追加方法
Gmailとつなぐ
Gmailブロックのセットアップ
[レシピ1]ボタンを押したらメールを送信する
[レシピ2]メール本文にセンサーから取得した値や日時を加える
[レシピ3]大事なメールが来たらLEDと音声でお知らせ
IFTTTとつなぐ
IFTTTアプレットを使う
[レシピ4]ボタンを押した時刻をGoogleスプレッドシートに記録する
[レシピ5]Googleスプレッドシートに明るさと温度を自動で記録する
[レシピ6]人がいることをツイートする
[レシピ7]人感センサーでツイート内容を自動出し分け
[レシピ8]スマートフォンに通知を送る
IFTTTブロックを使って自由にカスタマイズする
[レシピ9]MESHからIFTTTに送信する
[レシピ10]IFTTTからMESHに送信する
IFTTTに対応していないサービスを使う
[レシピ11]SlackチャンネルにWebhookで投稿する
第2部 | 教育編
5章 MESHを学びに活かす
ワークショップや授業を設計する
目的を設定する(授業の場合)
参加者を想定する(ワークショップの場合)
目的を設定する(ワークショップの場合)
テーマを設定する
全体の流れを設計する
ツールの紹介
ワークショップや授業を準備する
機材および材料を準備する
説明資料を準備する
人員を準備する
進行表を作成する
参加者を募集する
機材を準備する
入念にリハーサルする
ワークショップや授業を実行する
現場で準備する
参加者を迎える
本番を進行する
進行のフレーズ集
参加者の発表に対してコメントする
ワークショップや授業を振り返る
まとめ
MESHを活用した学びの事例
[活用事例1]墨田区立両国小学校 理科
[活用事例2]
日本能率協会
コンサルティング
IoT7つ道具を体感!
1日セミナー
IoT推進基本コース
~改善が変わる〜
第3部 | 応用編
6章 MESHを極める −MESHハブ、外部の電子回路、SDKの活用
MESHハブアプリを使う
利用方法
インストール手順
Raspberry PiとMESHアプリをつなぐ
GPIOを拡張する
[レシピ1]GPIOと電子回路をつなげる
[レシピ2]GPIOとArduinoをつなげる
SDKでカスタムブロックをつくる
利用の流れ
カスタムブロックの構造について
SDK上のカスタムブロック編集画面
カスタムブロックのコード構成
[レシピ3]重み付けランダムブロックをつくる
[レシピ4]天気予報を取得するブロックをつくる
[レシピ5]カメラを制御するブロックをつくる
リファレンス