Scratchであそぶ機械学習

―AIプログラミングのかんたんレシピ集

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TOPICS
Make/Electronics/DIY
発行年月日
PRINT LENGTH
200
ISBN
978-4-87311-996-0
FORMAT
Print PDF
Ebook
2,420円
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本書は、1冊まるごとScratchだけでできる機械学習入門書『Scratchではじめる機械学習』のシリーズ姉妹編です。Scratchだけでできる、画像認識、音声認識、ポーズ推定を活用した楽しいプログラミング作品の作り方を紹介します。テキストプログラミング言語や複雑な数学の知識は必要ありません。micro:bitやサーボモーターを組み合わせた作品もあります。たくさんの作例に触れることで、自分でもオリジナルの機械学習を活用した仕組みや作品を考え、作れるようになることを目的としています。
※2023年6月28日より、Scratchサイトのメニューバーなどの色が、青から紫に変更されました。それにともない、Stretch3のメニューまわりの色も変更されています。書籍内のスクリーンショットと、実際にサイトを開いたときの色が異なっていますが、書籍で紹介している使い方や手順などはそのままお使いいただけます。

関連ファイル

正誤表

ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷版、刷り年月日をご確認の上、ご利用ください。

第1刷正誤表


第1刷までの修正
(2022年8月更新)

■P.158 「vol-ave」のグラフのコードについて
9行目のブロック「y座標をvol-aveにする」ですが、変数ブロック「vol-ave」を 「このスプライトのみ」で作成している場合、画像の通りのコードが作れません。
解消方法としては、以下の2つがあります。
①変数ブロック「vol-ave」の代わりに、調べるカテゴリの「ネコのvol-ave」ブロックを使います。以下の図のようになります。

②P.154で、メインプログラムの「vol-ave」変数を作成するとき、「このスプライトのみ」ではなく、「すべてのスプライト用」を選択して作成する。この場合は、P.158の「vol-ave」のグラフのコードはこのままで問題ありません。

目次

はじめに
この本について

序章 機械学習をScratchで使うには
    Stretch3について
        ML2ScratchとTM2Scratchの違いについて
        オリジナルのScratch拡張機能を作るには

1章 ポーズ推定を使ったレシピ
    1-1 ポーズで○×リアクション
        分類がうまくいかないときは
        テレビ会議ソフトウェアに表示してみよう
    1-2 腕立て洞窟探検ゲーム
    1-3 エア習字
    1-4 デジタル3Dカード
    1-5 人数カウント装置
        リストのデータを書き出してスプレッドシートに読みこむ

2章 画像認識を使ったレシピ
    2-1 食パン見分け機
        ML2Scratchの学習データのダウンロード/アップロード
    2-2 手書き数字認識
    2-3 おしゃれチェックミラー
        より使いやすくするには
    2-4 自動ブレーキ車
        いろいろな機器の場合の例
    2-5 探し物ゲーム
    2-6 食材からメニュー検索
        食材の名前が別の食材の名前に含まれるときは

3章 音声認識を使ったレシピ
    3-1 自動翻訳機
        グラフの描き方
    3-2 micro:bitでひらけゴマ
        サーボモーターについて
        パーツの入手先
        電池について
    3-3 家電のお知らせ音をLINEで通知

コラム
    見る人の視線を検出することで立体に見せるディスプレイや映像技術
    進化する機械の目
    みんなの機械学習プロジェクトを見てみよう!

あとがき