リーン・スタートアップの思想やコンセプトをUXデザインに応用する手法「Lean UX」について解説します。リーン・スタートアップの原則をUXデザインに適用し、プロダクト開発そのものから無駄を省くことにより短期間でユーザーにとって最適なデザイン、プロダクトを導きだします。また、アジャイル開発に代表されるコミュニケーション体系、部門や領域を横断したコラボレーションを取り入れることでチームの生産性を高めます。
本書は、Lean UXのプロセス、MVPやプロトタイプを使った仮説の検証、さらにユーザーからのフィードバックを効率的に得る方法などLean UXの全体を解説します。今回の改訂では企業の導入事例も紹介しており、より実践的に手法を学ぶことができます。チームや開発のアジリティ(柔軟性や俊敏性、課題への対応力)を保ちつつも、プロダクト開発のライフサイクルにおけるユーザーニーズにも応えるという課題を持つすべての人、必携の一冊です。
THE LEAN SERIESとは
エリック・リースがキュレータを務め、各分野の最高の人材が重要なトピックについて執筆した書籍を集めたものです。リーンスタートアップを実践レベルまで掘り下げ、読者がすぐに使える情報を提供します。