自由な発想でテクノロジーを使いこなすMakerのための「Make」。Vol.12の特集「DIY SUPERHUMAN」では、筋電位で操作するゲームコントローラ、心臓の鼓動に同期して光るLEDヘッドバンド、コウモリのように超音波で障害物を感じる手袋など、生体情報を使ったデバイスやウェアラブルなデバイスで、新しい目や耳、腕を手に入れる方法を紹介します。もうひとつの特集「キットとイノベーション」では、産業革命の蒸気機関から、黎明期のパーソナルコンピュータ、そして現代のオープンソースハードウェアまで、キットがイノベーションに果たしている役割をさまざまな角度から考えます。さらに「巨大シャボン玉ジェネレータ」「DIY真空調理器」「もっとも役に立たないマシン」「木ガス式キャンプストーブ」などの作り方を製作記事で解説。Maker Faire Tokyoの開催を控えて、その前身となるイベント「Make: Tokyo Meeting」を振り返る記事も掲載しました。
Make: Technology on Your Time Volume 12
オライリー・ジャパン編
- TOPICS
- Make/Electronics/DIY
- 発行年月日
- 2012年11月
- PRINT LENGTH
- 176
- ISBN
- 978-4-87311-556-6
- 原書
- Make: Technology on Your Time
- FORMAT
目次
特集 DIY SUPERHUMAN キャロル・ライリーさんをご紹介します エア・ギターヒーロー 心拍センサ ビーティングハート・ヘッドバンド 魂の門 自分の目の中を覗く ウェアラブルなデバイス、「ノースポー」と「ハートスパーク」 触覚型測距リストバンド:タシット キットとイノベーション キットと革命 キット製作者宣言 夢の車作り UAVキットの設計・開発をビジネスにする ギルバートの架け橋 ハック対応デザインの医療機器キット 懐かしのヒースキット、そのDIY魂 Make: Tokyo Meetingを振り返って Make: Tokyo Meetingの4年間、そしてMaker Faireへ(船田 巧) 電子工作じゃないけれど......(野中モモ) Make Tokyo Meetingを利用した締切駆動型作品制作(石川 大樹) データと写真で振り返る Make: Tokyo Meeting Projects 巨大シャボン玉ジェネレータ 真空浸漬調理器 もっとも役に立たないマシン Maker トラウトガルチのハイテクホビーストたち(ジョン・カリッシュ) 月刊 科学の驚異(アレックス・カウフマン) ビジネスをかき鳴らす(ラファエル・アティジャス) ウチのテレビは臭う!(アレックス・カウフマン) DIY 木ガス式キャンプストーブ(ウィリアム・アバナシー) 4ドル熱気球(ジェス・ブラムバーガー) ボビネータ(アンドリュー・ルイス) 動く針金のクランクトイ(リー・E・オルボー、マット・メッツ) Column Welcome:自分の体で実験する(デール・ダハティ) Make Free:3Dプリンタの黙示録の四騎士(コリィ・ドクトロウ) Making Trouble:DIT(do it together):「納屋」を起こす(ソウル・グリフィス) Made on Earth Soapbox:禅と物作りの技(フィリップ・トロン) Remaking History:アルキメデスとネジ(ウィリアム・ガーステル) Country Scientist:ウルトラシンプル日照計(フォレスト・ミムズ3世) 1+2+3:サウンド吸着器(ウィリアム・ガーステル) 1+2+3:スタッドチェア(コーキー・モーク) Prototyping Lab:ITとものづくりの交流拠点、f.Laboをプロトタイピングする(小林 茂) Maker's Future:テーブルの上の戦争(野尻 抱介) Toolbox Homebrew:重力バランサーを自作する(ジル・ロビン)