Processingは、イメージ、アニメーション、インタラクティブなグラフィックスをプログラムするためのオープンソースのプログラミング言語です。紙にスケッチするように、すぐに結果が確認できることから、プログラミング入門としても優れています。開発者自らが執筆した本書では、シンプルな図形の描画にはじまり、変形、インタラクティブな動き、関数やオブジェクトを使ったプログラム、さらにArduinoを使ってセンサーのデータを可視化する方法まで、わかりやすく順を追って解説します。日本語版ではクイックリファレンスとAndroidプログラミングに関する解説を加えました。Processing 2.0対応。
Processingをはじめよう
Casey Reas, Ben Fry 著、船田 巧 訳
- TOPICS
- Make/Electronics/DIY
- 発行年月日
- 2011年10月
- PRINT LENGTH
- 252
- ISBN
- 978-4-87311-515-3
- 原書
- Getting Started with Processing
- FORMAT
目次
はじめに 1. ようこそProcessingへ スケッチングとプロトタイピング 柔軟性 巨匠たち 家系図 コミュニティ 2. コードを書いてみよう 最初のプログラム 実行と停止 スケッチの管理 シェアしよう 例とリファレンス 3. 描く 基本的な図形 描画の順序 図形の性質 色 形を作る コメント Robot 1: Draw 4. 変数 変数の作成 変数の処理 変数の計算 繰り返し Robot 2: Variables 5. 反応 追いかける マッピング クリック カーソルの位置 キーボードからの入力 Robot 3: Responce 6. メディア 画像 フォント ベクタ画像 Robot 4: Media 7. 動き スピードと方向 2点間の移動 乱数 タイマー 円運動 移動、回転、拡大、縮小 Robot 5: Motion 8. 関数 関数の基礎 関数を作る 値を返す Robot 6: Functions 9. オブジェクト クラスとオブジェクト Robot 7: Objects 10. 配列 配列の作り方 配列と繰り返し Robot 8: Arreys 11. 拡張 3D 画像の書き出し Arduinoへようこそ コミュニティ 付録A コーディングの心得 付録B Androidプログラミング Processingクイックリファレンス 基本的な関数 スケッチの情報 変数のスコープ データ型 値の変換 演算の優先順位 算術関数 三角関数 乱数 文字列の処理 条件分岐と繰り返し 2次元図形 バーテックス 座標変換 色 描画時の属性 画像 ベクタ画像 文字の出力 フレームの保存 マウス キーボード コンソール出力 索引 訳者あとがき