本書は、長年にわたって障害者向けのプロダクトの開発・教育に携わってきた著者による「障害に向き合うデザイン」のための書籍です。ファッション性と目立たないこと、問題解決的アプローチとオープンエンドな探求など、一見対立するように見える要素の健全な緊張関係から生まれる新しいデザインの可能性を考えます。プロダクト、ファッション、インタラクション、グラフィック分野のさまざまな事例も紹介。障害に配慮したデザインに取り組んでいる方、デザインやエンジニアリングを学んでいて取り組む分野を探している方、異なる分野や背景を持つ人々と協働するためのヒントを探している方におすすめです。
2022年3月26日(土)に開催された本書の出版記念オンラインイベントのアーカイブ動画をYouTubeにて公開しています。
<スピーカー>
- Graham Pullin(デザイナー、リサーチャー)
- 水野大二郎(デザインリサーチャー、京都工芸繊維大学特任教授、慶應義塾大学大学院特別招聘教授)
- 田中みゆき(キュレーター/プロデューサー)
- 島影圭佑(起業家)
- 小林茂(監訳者、イノベーションマネジメント研究者)