ティンカリングをはじめよう

―アート、サイエンス、テクノロジーの交差点で作って遊ぶ

[cover photo]
TOPICS
Make/Electronics/DIY
発行年月日
PRINT LENGTH
228
ISBN
978-4-87311-726-3
原書
The Art of Tinkering
FORMAT
Print
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3,080円

「ティンカリング」とは、家財道具を修理してまわった流しの修理屋(ティンカー)を語源に持つ言葉で、さまざまな素材や道具、機械を「いじくりまわす」こと。デザインセンスや問題解決の力を高めることができる手法として近年注目されています。本書は、体験型科学博物館として知られる「エクスプロラトリアム」のメンバーと、そこに集うMakerがティンカリングした22点の作品について、その背景、使われている手法、初心者向けの簡単な作り方を解説した書籍。それぞれの作品は、凧を使った空撮、光で空中に描くアート、塩をたっぷり入れた粘土で作る電子回路、フェルトで作る機械、そして少しブラックなオートマタ、ウェアラブルな電子回路など、自分でも作ってみたい!と思うものばかり。作ることが好きな人なら誰でも楽しめる書籍です。

目次

まえがき
    デール・ダハティ|Dale Dougherty
イントロダクション
    リア・ビクリー|Leah Buechley
はじめに
    ロブ・センパー|Rob Semper
カレンとマイクよりひと言
ティンカリングの理念
ティンカリングの道具
ティンカリングスタジオチーム
世界のティンカリング

空の履歴
    ケン・マーフィー|Ken Murphy

高みからの眺め
    クリス・ベントン|Cris Benton

生理的フォトグラム
    レイ・アン・ラングウェル|Leigh Anne Langwell

ストロボアドベンチャー
    ニコール・キャトレット|Nicole Catrett

光のインスタレーション
    バリー・アンダーウッド|Barry Underwood

やわらか回路
    アンマリー・トーマス|AnnMarie Thomas

飛び出すエレクトロニクス
    ジー・キー|Jie Qi

素敵なウェアラブル
    グレース・キム|Grace Kim

フェルトになったテクノロジー
    モクシー・リーバーマン|Moxie Lieberman

5つ以内の言葉で
    ポール・ノーサ|Paul Nosa

針金細工
    アーサー・ガンソン|Arthur Ganson

ペットか食うか
    ティム・ハンキン|Tim Hunkin

アニマトロニックな生き物たち
    アーシア・ウォード|Asia Ward

カードボールガール
    ダックス・トランカフィー|Dax Tran-Caffee

不条理主義者のオートマタ
    ポール・スプーナー|Paul Spooner

親密さの保存
    バーニー・ルーベル|Bernie Lubell

オーシャン・エッジ・デバイス
    ウォルター・キタンドゥー|Walter Kitundu

1日ひとつの楽器
    ランジット・バートネガー|Ranjit Bhatnagar

テクノ生命体
    ホワン・シーチェ|榲世傑

融合したファッション
    カレン・ウィルキンソン|Karen Wilkinson

段ボール・スーパートラック
    カードボード・インスティテュート・オブ・テクノロジー|Cardboard Institute of Technology

湾岸を転がれ
    スコット・ウィーバー|Scott Weaver

テーピガミ
    ダニー・スケイブル|Danny Scheible

索引
写真クレジット/
    エクスプロラトリウムについて
著者謝辞
訳者あとがき
著者について/訳者について