Intel GalileoはArduino開発チームとIntel社のコラボレーションによって生まれたArduino互換のハードウェア開発ボードです。x86互換のQuark X1000を搭載し、USB、mini PCI Express、Ethernetも備えています。最大の特徴は、Arduinoの膨大な量のリソースを活用できる一方で、Linuxも動作すること。本書では、エレクトロニクス(電子工作)の経験があまりない読者を対象に、Arduinoの基本を解説し、さらにGalileoの特徴が活きるArduinoとLinuxとの連携へと解説を進めます。日本語版では、Galileo Gen2についても紹介と動作確認を行い、Gen2で動作が異なる場合には訳注を加えました。
Intel Galileoをはじめよう
Matt Richardson 著、がじぇぴん 訳
- TOPICS
- Make/Electronics/DIY , Linux
- 発行年月日
- 2014年10月
- PRINT LENGTH
- 216
- ISBN
- 978-4-87311-696-9
- 原書
- Getting Started with Intel Galileo
- FORMAT
目次
訳者まえがき はじめに 1. イントロダクション Galileoって何? 入力と出力 プログラム 通信 Galileoは他のデバイスとどう違うの? ハードウェアでスケッチする 2. ファーストステップ ボード見学ツアー 役に立つツールと部品 Galileoをコントロールするプログラムを書く 開発環境に慣れる ボードをつなぐ プログラムをアップロードする さらにその先へ 3. 出力 Lチカをもう一度考える:デジタル出力 setup関数とloop関数 ピン番号 回路と電気の流れ pinMode() digitalWrite() delay() プログラムの文法上の注意 デジタル出力のその先へ アナログ出力 analogWrite() プログラムの文法上の注意 その他の出力 シリアルデータ出力 AC電源を使った器具をリレーでコントロールする サーボをコントロールする Linuxを使ってみる 入出力ピンの読み書き さらにその先へ 4. 入力 スイッチ:デジタル入力 digitalRead() プログラムの文法上の注意 アナログ入力 可変抵抗 analogRead() プログラムの文法上の注意 可変抵抗 プログラムの文法上の注意 さらにその先へ 5. プログラムをより深く理解する データタイプ(型) int(整数)型 float(浮動小数点)型 long型 boolean(二値)型 char(文字)型 Stringオブジェクト millis() 他のループ方法 while文 do... while 文 for文 シリアル通信をより深く理解する Serial.available()とSerial.read() さらにその先へ 6. ネットにつなぐ Ethernetで接続する 無線LANで接続する ネット接続をLinuxコマンドでテストする system() GalileoのIPアドレスをsystem()関数で取得する サーバに接続する 次のMAKEが出版されるまで何日? ウェブページを提供する Pythonでウェブページを提供する さらにその先へ 付録A Arduinoリファレンス 付録B ブレッドボードの基礎知識 付録C 抵抗のカラーコード 付録D microSDカードにOSを書き込む 付録E Windowsでのインストール 付録F Linuxでのインストール 付録G Mac OS Xでのインストール 付録H シリアル接続でGalileoのコマンドプロンプトを使う 付録I 困ったときは?(日本語版付録) 付録J 日本でのパーツの入手方法(日本語版付録) 索引