エンタープライズアプリケーション開発に威力を発揮し、根強い人気を誇るEnterprise JavaBeans(EJB)について、基本から高度なテクニックまでを網羅した決定版の書籍です。2002年に翻訳・発刊され、高い評価を得ていた『Enterprise JavaBeans 第3版』より10年ぶり、待望の改訂です。
本書はEJB 3.1に対応した唯一の日本語の書籍であり、入門書として、またリファレンスとして、初心者から中上級者まで幅広いEJBユーザに活用してもらえる価値の高い一冊です。Webから読める付録では、インストール、構成、サンプルコードの実行方法を300ぺージにわたり詳しく説明しています。EJB 3.1、Java Persistence API 2.0対応。
この日本語版では、本文中で紹介しているサンプルコードなどを「第V部 例」としてまとめ、PDFファイルとして公開しています。第V部は200ページ以上におよぶ膨大な分量であり、読者の方の利便性を考慮し、電子版として公開させていただきました。
PDFファイルは「関連ファイル」のタブよりダウンロード可能ですのでご利用ください。
Enterprise JavaBeans 3.1 第6版
Andrew Lee Rubinger、Bill Burke 著、木下 哲也 訳、佐藤 直生 監訳
- TOPICS
- Java
- 発行年月日
- 2011年08月
- PRINT LENGTH
- 452
- ISBN
- 978-4-87311-508-5
- 原書
- Enterprise JavaBeans 3.1, Sixth Edition
- FORMAT
関連ファイル
目次
目次 はじめに I部 なぜEnterprise JavaBeansなのか? 1章 はじめに 1.1 問題領域 2章 コンポーネントタイプ 2.1 サーバサイドコンポーネントタイプ 2.2 エンティティBean 2.3 モデルがすべてではない 3章 コンテナサービス 3.1 依存性注入(DI) 3.2 同時実行性 3.3 インスタンスプーリング/キャッシング 3.4 トランザクション 3.5 セキュリティ 3.6 タイマ 3.7 ネーミングとオブジェクトストア 3.8 相互運用性 3.9 ライフサイクルコールバック 3.10 インターセプタ 3.11 プラットフォーム統合 3.12 まとめ 4章 最初のEJB開発 4.1 ステップ1:準備 4.2 ステップ2:EJBのコーディング 4.3 まとめ II部 サーバサイドコンポーネントモデル 5章 ステートレスセッションBean 5.1 XMLデプロイメント記述子 5.2 SessionContext 5.3 ステートレスセッションBeanのライフサイクル 5.4 例:EncryptionEJB 5.5 非同期メソッド 6章 ステートフルセッションBean 6.1 ステートフルBeanのライフサイクル 6.2 例:FileTransferEJB 7章 シングルトンセッションBean 7.1 同時実行性 7.2 ライフサイクル 7.3 例:RSSCacheEJB 8章 メッセージ駆動型Bean 8.1 JMSとメッセージ駆動型Bean 8.2 JMSベースのメッセージ駆動型Bean 8.3 メッセージ駆動型Beanのライフサイクル 8.4 コネクタベースのメッセージ駆動型Bean 8.5 メッセージリンク III部 EJBと永続化 9章 永続化:EntityManager 9.1 エンティティはPOJO 9.2 管理対象エンティティと非管理対象エンティティ 9.3 永続ユニットのパッケージング 9.4 EntityManagerの取得 9.5 EntityManagerとのやり取り 9.6 例:永続的な従業員名簿 10章 永続オブジェクトのマッピング 10.1 プログラミングモデル 10.2 基本的なリレーショナルマッピング 10.3 主キー 10.4 プロパティマッピング 10.5 @Embeddedオブジェクト 11章 エンティティの関係 11.1 7種類の関係 11.2 コレクションベースの関係のマッピング 11.3 デタッチされたエンティティとFetchType 11.4 カスケード 12章 エンティティの継承 12.1 クラス階層ごとに1つのテーブル 12.2 具象クラスごとに1つのテーブル 12.3 サブクラスごとに1つのテーブル 12.4 混在戦略 12.5 エンティティでないベースクラス 13章 クエリ、クライテリアAPI、JPQL 13.1 クエリAPI 13.2 JPQL 13.3 ネイティブクエリ 13.4 名前付きクエリ 14章 エンティティコールバックとリスナ 14.1 コールバックイベント 14.2 エンティティクラスでのコールバック 14.3 エンティティリスナ IV部 コンテナサービス 15章 セキュリティ 15.1 認証とID 15.2 承認 15.3 例:安全な学校 16章 JNDI、ENC、注入 16.1 グローバルJNDI 16.2 JNDI ENC 16.3 参照と注入の型 17章 トランザクション 17.1 ACIDトランザクション 17.2 宣言的トランザクション管理 17.3 分離とデータベースロック 17.4 非トランザクション型EJB 17.5 明示的なトランザクション管理 17.6 例外とトランザクション 17.7 トランザクション型ステートフルセッションBean 17.8 対話型永続コンテキスト 18章 インターセプタ 18.1 メソッドのインターセプト 18.2 インターセプタと注入 18.3 ライフサイクルイベントのインターセプト 18.4 例外処理 18.5 インターセプタのライフサイクル 18.6 Beanクラスの@AroundInvokeメソッド 19章 タイマサービス 19.1 例:バッチクレジットカード処理システム 19.2 トランザクション 19.3 ステートレスセッションBeanタイマ 19.4 メッセージ駆動型Beanタイマ 20章 EJB 3.1:Webサービス標準 20.1 Webサービスの概要 20.2 XMLスキーマとXML名前空間 20.3 SOAP 1.1 20.4 WSDL 1.1 20.5 UDDI 2.0 20.6 標準から実装へ 21章 EJB 3.1とWebサービス 21.1 JAX-RPCを使ったWebサービスへのアクセス 21.2 JAX-RPCを使ったWebサービスの定義 21.3 JAX-WSの使用 21.4 その他のアノテーションとAPI 21.5 JAXB 21.6 結論 索引 (以下は本ページよりダウンロード可能なPDFに収録) V部 例 ソースからの構築 テストハーネス ShrinkWrap Arquillian 付録A FirstEJBの例 A.1 説明 A.2 オンライン上の関連情報 A.3 ソースリスト A.3.1 実装リソース 付録B ステートレスセッションEJB:暗号化の例 B.1 説明 B.2 オンライン上の関連情報 B.3 ソースリスト B.3.1 実装リソース B.3.2 テストリソース 付録C ステートフルセッションEJB:FTPクライアントの例 C.1 説明 C.2 オンライン上の関連情報 C.3 ソースリスト C.3.1 実装リソース C.3.3 テストリソース 付録D シングルトンセッションEJB:RSSキャッシュの例 D.1 説明 D.2 オンライン上の関連情報 D.3 ソースリスト D.3.1 実装リソース D.3.2 テストリソース 付録E メッセージ駆動型EJB:状態更新リスナの例 E.1 説明 E.2 オンライン上の関連情報 E.3 ソースリスト E.3.1 実装リソース E.3.2 テストリソース 付録F Java Persistence API:従業員名簿の例 F.1 説明 F.2 オンライン上の関連情報 F.3 ソースリスト F.3.1 実装リソース F.3.2 テストリソース 付録G セキュリティ:安全な学校の例 G.1 説明 G.2 オンライン上の関連情報 G.3 ソースリスト G.3.1 実装リソース G.3.2 テストリソース 付録H トランザクション:ブラックジャックゲームの例 H.1 説明 H.2 オンライン上の関連情報 H.3 ソースリスト H.3.1 実装リソース H.3.2 テストリソース 付録I インターセプタ:テレビチャンネルサービスの例 I.1 説明 I.2 オンライン上の関連情報 I.3 ソースリスト I.3.1 実装リソース I.3.2 テストリソース 付録J タイマサービス:クレジットカード処理の例 J.1 説明 J.2 オンライン上の関連情報 J.3 ソースリスト J.3.1 実装リソース