本書は、O'Reilly Media, Inc.発行『Programming C#, 3rd Edition』の翻訳版です。本書は、原書の前半部分を収録し、C#と.NET Frameworkの関係をはじめ、C#の基本構文、クラスとオブジェクト、継承とポリモーフィズム、オペレータオーバーロード、構造体、インターフェイス、配列とインデクサ、コレクション、文字列操作と正規表現、例外、デリゲートとイベントなどを解説しています。
プログラミングC# 言語解説 第3版
Jesse Liberty 著、首藤 一幸, 鈴木 幸敏, 株式会社情報技研 訳
- TOPICS
- C#
- 発行年月日
- 2004年03月
- PRINT LENGTH
- 360
- ISBN
- 4-87311-179-X
- 原書
- Programming C#, 3rd Edition
- FORMAT
目次
まえがき 1章 C#と.NET Framework 1.1 .NETプラットフォーム 1.2 .NET Framework 1.3 コンパイルとMSIL 1.4 C#言語 2章 Hello World 2.1 クラス、オブジェクト、型 2.1.1 メソッド 2.1.2 コメント 2.1.3 コンソールアプリケーション 2.1.4 名前空間 2.1.5 ドット演算子(.) 2.1.6 usingキーワード 2.1.7 アルファベットの大文字と小文字 2.1.8 staticキーワード 2.2 “Hello World”の開発 2.2.1 “Hello World”の編集 2.2.2 “Hello World”のコンパイルと実行 2.3 Visual Studio .NETデバッガの使用 3章 C#言語の基礎 3.1 型 3.1.1 組み込みの型 3.2 変数と定数 3.2.1 確実な代入 3.2.2 定数 3.2.3 列挙 3.2.4 文字列 3.2.5 識別子 3.3 式 3.4 空白文字 3.5 文 3.5.1 無条件分岐 3.5.2 条件分岐 3.5.3 繰り返し文 3.6 演算子 3.6.1 代入演算子(=) 3.6.2 算術演算子 3.6.3 インクリメント、デクリメント演算子 3.6.4 関係演算子 3.6.5 条件式に用いる論理演算子 3.6.6 演算子の優先順位 3.6.7 唯一の3項演算子 3.7 名前空間 3.8 プリプロセスディレクティブ 3.8.1 シンボルの定義 3.8.2 シンボルの未定義化 3.8.3 #if、#elif、#else、#endif 3.8.4 #region 4章 クラスとオブジェクト 4.1 クラスの定義 4.1.1 アクセス修飾子 4.1.2 メソッドの引数 4.2 オブジェクトの作成 4.2.1 コンストラクタ 4.2.2 初期化子 4.2.3 コピーコンストラクタ 4.2.4 ICloneableインターフェイス 4.2.5 thisキーワード 4.3 staticメンバの使用 4.3.1 staticメソッドの呼び出し 4.3.2 staticコンストラクタの使用 4.3.3 privateコンストラクタの使用 4.3.4 staticフィールドの使用 4.4 オブジェクトの破壊 4.4.1 C#のデストラクタ 4.4.2 デストラクタかDisposeか 4.4.3 Closeメソッド 4.4.4 using文 4.5 引数の受け渡し 4.5.1 参照渡し 4.5.2 確実な代入を保証するout引数 4.6 メソッドとコンストラクタのオーバーロード 4.7 プロパティによるデータのカプセル化 4.7.1 getアクセサ 4.7.2 setアクセサ 4.8 readonlyフィールド 5章 継承とポリモーフィズム 5.1 特化と汎化 5.2 継承 5.2.1 継承の実装方法 5.2.2 基本クラスのコンストラクタの呼び出し 5.2.3 基本クラスのメソッドの呼び出し 5.2.4 アクセス制御 5.3 ポリモーフィズム 5.3.1 ポリモーフィックな型の作成 5.3.2 ポリモーフィックなメソッドの作成 5.3.3 newとオーバーライドによるバージョン管理 5.4 抽象クラス 5.4.1 abstractの限界 5.4.2 シールクラス 5.5 すべてのクラスの根:Object 5.6 ボクシングとアンボクシング 5.6.1 ボクシングは暗黙のうちに 5.6.2 アンボクシングは明示的に 5.7 入れ子になったクラス 6章 オペレータオーバーロード 6.1 operatorキーワード 6.2 他.NET言語への配慮 6.3 オーバーロードすべき場合 6.4 対となる比較演算子 6.5 ==演算子 6.6 変換演算子 7章 構造体 7.1 構造体の定義 7.2 構造体の作成 7.2.1 値型 7.2.2 引数なしコンストラクタの呼び出し 7.2.3 newを用いない構造体の作成 8章 インターフェイス 8.1 インターフェイスの実装 8.1.1 複数のインターフェイスの実装 8.1.2 インターフェイスの拡張 8.1.3 インターフェイスの結合 8.2 インターフェイスの型を通したアクセス 8.2.1 インターフェイスの型へのキャスト 8.2.2 is演算子 8.2.3 as演算子 8.2.4 is演算子かas演算子か 8.2.5 インターフェイスか抽象クラスか 8.3 インターフェイスが規定するメソッドのオーバーライド 8.4 実装するインターフェイスメンバの明示 8.4.1 インターフェイスメンバの選択的な公開 8.4.2 メンバの隠蔽 8.4.3 インターフェイスを通した値型へのアクセス 9章 配列、インデクサ、コレクション 9.1 配列 9.1.1 配列の宣言 9.1.2 要素の既定値 9.1.3 配列の要素へのアクセス 9.2 foreach文 9.2.1 配列の各要素の初期化 9.2.2 paramsキーワード 9.2.3 多次元配列 9.2.4 配列の型変換 9.2.5 Arrayクラス 9.3 インデクサ 9.3.1 インデクサと代入 9.3.2 整数以外を添字とするインデクサ 9.4 コレクションのためのインターフェイス 9.4.1 IEnumerableインターフェイス 9.4.2 ICollectionインターフェイス 9.4.3 IComparer、IComparableインターフェイス 9.5 ArrayListクラス 9.5.1 IComparableインターフェイスの実装 9.5.2 IComparerインターフェイスの実装 9.6 Queueクラス 9.7 Stackクラス 9.8 ディクショナリ 9.8.1 Hashtableクラス 9.8.2 IDictionaryインターフェイス 9.8.3 キーと値それぞれのコレクション 9.8.4 IDictionaryEnumeratorインターフェイス 10章 文字列と正規表現 10.1 文字列 10.1.1 文字列の作成 10.1.2 ToStringメソッド 10.1.3 文字列の操作 10.1.4 部分文字列の取得 10.1.5 文字列の分割 10.1.6 StringBuilderクラス 10.2 正規表現 10.2.1 正規表現を使う:Regexクラス 10.2.2 MatchCollectionクラス 10.2.3 グループ 10.2.4 CaptureCollectionクラス 11章 例外 11.1 例外の発生と捕捉 11.1.1 throw文 11.1.2 catch節 11.1.3 finally節 11.2 例外オブジェクト 11.3 独自の例外 11.4 例外の再スロー 12章 デリゲートとイベント 12.1 デリゲート 12.1.1 デリゲートを使ったメソッドの実行時指定 12.1.2 デリゲートとインスタンスメソッド 12.1.3 デリゲートを保持するstatic変数 12.1.4 デリゲートを提供するプロパティ 12.1.5 デリゲートの配列を使った実行順序の動的指定 12.2 マルチキャスト 12.3 イベント 12.3.1 publishとsubscribe 12.3.2 イベントとデリゲート 12.3.3 デリゲートをそのままイベントに用いることの問題 12.3.4 eventキーワード 12.4 マルチキャストデリゲートの各メソッドからの返り値 12.4.1 デリゲートの非同期呼び出し 12.4.2 コールバック 付録 C#のキーワード 索引