IMAP

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TOPICS
Web , System/Network , Linux
発行年月日
PRINT LENGTH
464
ISBN
4-87311-043-2
原書
Managing IMAP
FORMAT
Print
4,400円
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電子メールの普及とともに、携帯端末等でメールを確認したいと考える利用者が増えています。IMAPはそうした需要に応えるために不可欠な通信手順です。2つの主要なオープンソースサーバの特性や設定、管理のノウハウ、セキュリティ対策などをサンプルとともに解説しました。メールサーバ管理に役立つツールも紹介しています。

目次

本書によせて
監訳者まえがき
まえがき

I部 IMAPの基礎

1章 インターネットメールモデル
        1.1 インターネットメールモデルとは
        1.2 インターネットメールモデルにしたがうべき理由
        1.3 例

2章 IMAPの概要
        2.1 IMAPの紹介
        2.2 IMAPの3つの対話モデル
        2.3 IMAPを選ぶ理由
        2.4 IMAPとPOPの比較
        2.5 IMAPの現在と未来
        2.6 オープンソースのサーバ実装
        2.7 IMAP関連の標準とドキュメント

3章 IMAPセッション
        3.1 IMAPセッションの概念
        3.2 IMAPの構成要素
        3.3 IMAPセッションの具体例 


II部 IMAPメールユーザエージェント(MUA)

4章 IMAPクライアント
        4.1 クライアントの機能
        4.2 PINEとPC PINE
        4.3 Star Mail
        4.4 Netscape Messenger
        4.5 Outlook Express
        4.6 Mulberry
        4.7 Eudora
        4.8 その他のクライアント

5章 WebベースのIMAPクライアント
        5.1 WebベースIMAPクライアントの概要
        5.2 WebベースIMAPクライアントを使用する理由
        5.3 Web IMAPクライアント
        5.4 IMP
        5.5 Mailspinner
        5.6 SilkyMail
        5.7 EMU 3
        5.8 WING


III部 Cyrus IMAPサーバ

6章 Cyrus IMAPサーバの概要
        6.1 Cyrusの歴史
        6.2 Cyrusの概念と機能
        6.3 Cyrusのサーバ設定
        6.4 Cyrusの将来
        6.5 Cyrusの長所と短所
        6.6 Cyrusに適した環境

7章 Cyrus IMAPサーバのインストール
        7.1 ソフトウェア要件
        7.2 ハードウェアに関する注意事項
        7.3 ソフトウェアの入手
        7.4 サポートされるプラットフォーム
        7.5 Cyrusのインストール
        7.6 以前のバージョンのCyrus IMAPからのアップグレード
        7.7 Cyrusのコンポーネントとその目的
        7.8 一般的な問題
        7.9 重大なバグ

8章 Cyrusサーバの設定
        8.1 IMAPの設定ファイルとディレクトリ
        8.2 認証機構の設定
        8.3 syslogの設定
        8.4 MTAの設定
        8.5 Cyrusの起動と実行
        8.6 サーバのテスト

9章 Cyrusシステムの管理
        9.1 cyradmによるCyrusシステムの管理
        9.2 一般的なタスク
        9.3 cyradmによるバッチアカウントの保守
        9.4 共有フォルダと掲示板
        9.5 メールストアのパーティション化
        9.6 クォータの保守
        9.7 災害からの復旧
        9.8 バークレー(Unix)メールボックス形式からCyrusへの移行
        9.9 ブラックボックスでのメール転送とフィルタリング
        9.10 Usenetの統合
        9.11 トラブルシューティング
        9.12 SSLサポートの追加


IV部 UW IMAPサーバ

10章 UW IMAPサーバの概要
        10.1 UW IMAPの紹介
        10.2 UWの長所
        10.3 UWの限界
        10.4 UW IMAPの概念
        10.5 UW IMAPに適した環境

11章 UW IMAPのインストール
        11.1 UW IMAPの入手
        11.2 UW IMAPのコンポーネント
        11.3 インストール方法
        11.4 問題解決のための情報源

12章 UWシステムの管理
        12.1 一般的な問題
        12.2 認証
        12.3 セキュリティ
        12.4 UW IMAPユーティリティ


V部 その他のトピック

13章 IMAPのセキュリティ確保
        13.1 セキュリティに関する情報源
        13.2 セキュリティのヒント
        13.3 監視
        13.4 まとめ

14章 専用サーバの実行
        14.1 専用サーバとは
        14.2 アカウントの保守
        14.3 ミッションの制限
        14.4 究極の専用サーバ

15章 サーバサイドメールフィルタリング
        15.1 サーバでフィルタリングする理由
        15.2 procmail
        15.3 Sieve
        15.4 フィルタの問題点

16章 サーバパフォーマンスのチューニング
        16.1 プラットフォーム
        16.2 I/Oサブシステムのチューニング
        16.3 メモリのチューニング
        16.4 カーネルとネットワークドライバのチューニング
        16.5 規模拡大すべきかどうかの判断
        16.6 imapdの実行:inetdとスタンドアロン
        16.7 グラフ化ツール

17章 設定の集中管理
        17.1 クライアント設定をサーバに保管する理由
        17.2 IMSP、ACAPとLDAPの比較
        17.3 IMSP
        17.4 ACAP

18章 IMAPツール
        18.1 IMAP管理ツール
        18.2 認証ツール
        18.3 監視とテスト用のツール
        18.4 IMAPのクラスタ化
        18.5 IMAP API


VI部 付 録

付録A バークレーメール形式からCyrusに変換するためのツール
        A.1 bsd2cyrus
        A.2 createfolders
        A.3 inboxfer
        A.4 folderxfer
        A.5 batchreconstruct
付録B IMAPへのSSLサポートの追加
        B.1 ソフトウェアの入手
        B.2 全体の組み立て
付録C IMAPコマンド
        C.1 すべての状態で有効なコマンド
        C.2 未認証状態で有効なコマンド
        C.3 認証状態で有効なコマンド
        C.4 選択済み状態で有効なコマンド
付録D 国内のメーラのIMAP対応状況
A索 引