CVS(バージョン管理システム)は複数の開発者が共同作業を行うときに便利なツールです。CVSを使えば、複数のユーザが共有のディレクトリを使って同時に同じファイルを動かすことができるので、グループプロジェクトには必須のツールです。本書はCVS管理者とユーザに役立つクイックリファレンスです。コンパクトなサイズながらバージョン管理の基礎概念、インストール法なども解説しています。CVSを効率的に使いこなしたい人、必携のリファレンスです。
CVSデスクトップリファレンス
Gregor N. Purdy 著、でびあんぐる 監訳、田和 勝 訳
- TOPICS
- System/Network , Linux
- 発行年月日
- 2001年02月
- PRINT LENGTH
- 92
- ISBN
- 4-87311-035-1
- 原書
- CVS Pocket Reference
- FORMAT
目次
1章 はじめに 1.1 表記法 1.2 詳しい情報 1.3 バージョン管理とCVS ロック対マージ 衝突とマージ タグ付け ブランチ 1.4 CVSのコマンド形式 1.5 よく使われるグローバルオプション 1.6 陥りやすい罠 2章 CVSのインストール 2.1 CVSの取得 2.2 CVSの展開 2.3 CVSのコンパイル 2.4 CVSのインストール 3章 管理者向けリファレンス 3.1 リポジトリの作成 複数のリポジトリ パスワードサーバの設定 3.2 セキュリティ上の問題 3.3 リポジトリの構造 CVSROOTディレクトリ checkoutlistファイル commitinfoファイル configファイル cvsignoreファイル cvswrappersファイル historyファイル loginfoファイル modulesファイル notifyファイル passwdファイル rcsinfoファイル readersファイル taginfoファイル usersファイル verifymsgファイル writersファイル 3.4 リポジトリをハックする プロジェクトの再構築 一括インポート 3.5 インポート コードスナップショットのインポート RCSからのインポート SCCSからのインポート PVCSからのインポート 3.6 暫定的な共有作業用コピーを使用する 3.7 グローバルサーバオプション 3.8 管理者コマンド 4章 ユーザ向けリファレンス 4.1 リポジトリロケータ 4.2 CVSの構成 4.3 作業用コピーの作成 4.4 作業用コピーの構造 .cvsignoreファイル .cvswrappersファイル CVSディレクトリ 4.5 クライアントのグローバルオプション 4.6 共通クライアントオプション 日付フォーマット キーワード置換 4.7 ユーザコマンド 5章 CVSユーティリティ 5.1 Emacs CVS Mode 5.2 Perl 5.3 CVSクライアント 5.4 Webインタフェース 索 引