本書は、ApacheのサーバサイドプログラミングをPerlで実現するmod_perlの初の本格的解説書です。mod_perlの入手、インストール方法に始まり、モジュールのデバッグやアクセス制御、データベース連携などの方法を、実例で解説しています。また、Perl CGIのパフォーマンスを向上させる手法やエラー処理、ログ機能の強化など、webサイトの管理に必要な手法が紹介されています。Apache APIを解説した下巻とともに、webプログラマの疑問に応える決定版です。
Apache拡張ガイド(上)
―サーバサイドプログラミング
Lincoln Stein, Doug MacEachern 著、田辺 茂也 監訳、田和 勝 訳
- TOPICS
- System/Network , Linux , Perl
- 発行年月日
- 2000年08月
- PRINT LENGTH
- 552
- ISBN
- 4-87311-018-1
- 原書
- Writing Apache Modules with Perl and C
- FORMAT
関連ファイル
目次
監訳者まえがき まえがき 1章 Apacheによるサーバサイドプログラミング 1.1 Webプログラミングの昔と今 1.2 Apacheプロジェクト 1.3 ApacheのC APIとPerl API 1.4 成功事例 2章 最初のモジュール 2.1 前準備 2.2 ディレクトリレイアウト 2.3 mod_perlのインストール 2.4 Perl APIを使用した“Hello World”モジュール 2.5 C APIを使用した“Hello World”モジュール 2.6 Apache::Registryを使用した即席モジュール 2.7 モジュールのトラブルシューティング 3章 ApacheモジュールのアーキテクチャとAPI 3.1 Apacheの仕組み 3.2 Apacheのライフサイクル 3.3 ハンドラAPI 3.4 Perl APIクラスとデータ構造体 4章 コンテンツハンドラ 4.1 ファイル処理ルーチンとしてのコンテンツハンドラ 4.2 仮想ドキュメント 4.3 リダイレクション 4.4 入力の処理 4.5 Apache::Registry 4.6 エラー処理 4.7 コンテンツハンドラのチェーン化 4.8 メソッドハンドラ 5章 状態の保存 5.1 適切な技を選択する 5.2 隠しフィールドに状態情報を保存する 5.3 cookieに状態情報を保持する 5.4 クライアント情報の保護 5.5 サーバ側に状態情報を保存する 5.6 SQLデータベースに状態情報を保存する 5.7 サーバ側で使えるその他の技術 6章 認証とアクセス許可 6.1 アクセス制御、認証、アクセス許可 6.2 mod_perlによるアクセス制御 6.3 認証ハンドラ 6.4 アクセス許可ハンドラ 6.5 cookieに基づくアクセス制御 6.6 SSLによる認証 7章 その他のリクエストフェーズ 7.1 子プロセスの初期化および終了フェーズ 7.2 リクエスト受信後(post_read_request)のフェーズ 7.3 URI変換フェーズ 7.4 ヘッダ解析フェーズ 7.5 タイプチェックフェーズのカスタマイズ 7.6 微調整(fixup)フェーズのカスタマイズ 7.7 ロギングフェーズ 7.8 登録されている後処理 7.9 プロクシリクエストの処理 7.10 PerlによるSSI 7.11 Apacheクラスのサブクラス化 8章 Apacheコンフィギュレーションプロセスのカスタマイズ 8.1 PerlSetVarディレクティブを使用した簡単なコンフィギュレーション 8.2 ApacheのコンフィギュレーションディレクティブAPI 8.3 PerlによるApacheのコンフィギュレーション 8.4 設定ファイルのドキュメント化 付録A コア以外の標準モジュール A.1 Apache::Registryクラス A.2 Apache::PerlRunクラス A.3 Apache::RegistryLoaderクラス A.4 Apache::Resourceクラス A.5 Apache::PerlSectionsクラス A.6 Apache::ReadConfigクラス A.7 Apache::StatINCクラス A.8 Apache::Includeクラス A.9 Apache::Statusクラス 付録B mod_perlのビルドとインストール B.1 標準インストール B.2 その他のコンフィギュレーションメソッド 索 引