オライリーグッズのできるまで(その1)

oreilly_jp
2009/02/03 13:41
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オライリーと言えば、動物のイラストを使った表紙で皆さんに覚えていただいておりますが、動物のイラストを用いたいろいろな販促用グッズも、皆さんのご記憶に残っているのではないでしょうか。

今回はこのオライリーグッズが、どのようにして出来上がっているのかをご紹介したいと思います。

その前に:海外製のグッズ

グッズの製作工程に入る前に、オライリー・ジャパンで販促に使っているグッズには、アメリカなど海外で制作したグッズと、オライリー・ジャパンでオリジナルに制作したグッズの2種類が存在する、ということをお知らせしておきます。例えば米国で制作されたグッズには、「ロゴ入りボトル」や「フリスビー」などがあります。また、中国のオライリーで制作したグッズには、「アニマル柄ノート」などがあります。

これらのグッズは、海外のオライリーで企画、制作されたものを、オライリー・ジャパンの販促物として利用しています。ただ最近は、米国でグッズが制作されることは少なくなっています。ちょっとさびしいですね。

企画を立てる

グッズ制作の第1歩は企画を立てることです。グッズの種類にはTシャツ、トートバッグといった定番ものから、ノートやボールペンなど、その時に応じて作られるものまでさまざまなものがあります。

どんなものを作るか考えるとき、一番大切にしているのが「読者の皆さんが貰ってうれしいのか」という点です。普段持ち歩いたり、身に付けたくなる、机の上に置いておきたくなる、周りの人に自慢したくなるようなもの、そんな物であることを想像しながらアイデアを出します。

また、どの書籍のグッズを作るのかについても検討します。制作するグッズはオライリーの販促物なので、これから刊行される書籍の予定や、オライリーとして力を入れたい書籍などを考慮します。特定のジャンルに偏りすぎないようにすることも大切です。

マーケティングチームの会議で、実際にどの書籍の表紙を採用するかを話し合います。「会議で話し合って採用」というと仰々しいものを想像されるかもしれませんが、実際には「リャマとキリン...」というように動物名を使って話し合いをするので、はた目には、ほのぼのとした印象です(もちろん、本人たちは至って真剣です:))。

制作コストを抑えるために、ある程度の数をまとめて発注することが多く、どの書籍のグッズを幾つづつ作るのかも考えます。たくさん作った方が1つあたりのコストは下げられるのですが、作りすぎると総額が大きくなりますし、置き場所に困ってしまいます。

試作品を作る(その1)

Tシャツのように作り慣れているものでは省略しますが、初めて作るグッズの場合、同じようなグッズの見本を探してきたり、社内で簡単なプロトタイプを製作することがあります。

昨年秋のブックフェアで制作した「アニマル書籍型ふせん」では、原寸大の見本を製作しました。カラープリンタで印刷したカバーを実際の形に折り曲げてふせん紙を挟み、どのように見えるのか、手にもった感触はどうか、などを検討しました。キーホルダーを制作した際には、プラスチック板に表紙の画像を縮小したプリントアウトを挟み、実際の雰囲気を試しています。

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この段階では、それまでのアイデアが「欲しい」と言えるものになるのかを検討します。実際に作ってみたら、あまり欲しいものにならなかった。というのでは困ってしまいますから、完成した形が想像できるようにするわけです。実際に目に見える形にした方が分かりやすいのは、システム開発などと一緒ですね。

おおよその企画が出来上がったら、社内の承認を得ます。コスト面のチェックや、時には「この動物が入ってないじゃないか」というようなツッコミが入ったりします。

Bookfair

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