デザイニング・ボイスユーザーインターフェース
――音声で対話するサービスのためのデザイン原則

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  • 2018年12月 発行
  • 304ページ
  • ISBN978-4-87311-858-1
  • 原書: Designing Voice User Interfaces
  • フォーマット 本 PDF

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ボイスユーザーインターフェース(VUI)とはその名の通り、音声によってコンピュータや端末をコントロールして情報のやりとりを行うインターフェースのことを指します。近年、続々とVUIで制御するスマートスピーカーが発売され、日本でも一般家庭に普及しはじめています。VUIは、スマートスピーカーのほか、自動車への搭載をはじめとして今後さまざまなデバイスに適用されていく見込みです。
本書は、音声による対話インターフェースであるVUIのデザインについて解説します。ユーザーの音声への確認やエラー時の対応などの基本的原則から、現在の音声認識テクノロジーや、より高度なユーザとの対話、さらにユーザーテスト、実際に製品をリリースする際に必要になる情報などを取り上げます。本書は、VUIデザインに関する本邦初の本格的な解説書として、音声UXのスキルとテクノロジーに関心のある多くのデザイナー、エンジニア、新規事業担当者にとって注目の一冊です。

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はじめに
    この本を書いた理由
    中国語の部屋とチューリングテスト
    本書の対象読者
    本書の構成
    問い合わせ先
    謝辞

1章 イントロダクション
    1.1 VUI の歴史
        1.1.1 VUI 第2 の時代
        1.1.2 なぜVUI なのか?
    1.2 会話型ユーザーインターフェース
        1.2.1 Alexa をインタビューする
    1.3 VUI デザイナーとは何か?
    1.4 チャットボット
    1.5 結論

2章 VUIデザイン原理の基本
    2.1 モバイルデバイス向けVUI デザインとIVR システム向けVUI デザイン
    2.2 会話型デザイン
    2.3 ユーザーに期待している行動を促す
    2.4 デザインツール
        2.4.1 対話サンプル
        2.4.2 ビジュアル・モックアップ
        2.4.3 フロー
        2.4.4 プロトタイピングツール
    2.5 確認
        2.5.1 【方法1】3 段階の信頼度
        2.5.2 【方法2】暗黙の確認
        2.5.3 【方法3】沈黙による確認
        2.5.4 【方法4】汎用的確認
        2.5.5 【方法5】ビジュアルな確認
    2.6 コマンド制御型 vs 会話型
        2.6.1 コマンド制御方式
        2.6.2 会話方式
    2.7 会話マーカー
    2.8 エラーハンドリング
        2.8.1 音声が検出されなかった
        2.8.2 音声は検出されたが何も認識できなかった
        2.8.3 認識されたが処理できなかった
        2.8.4 認識したが誤っていた
        2.8.5 プロンプトをエスカレーションする
    2.9 ユーザーを責めるな
    2.10 ユーザーの習熟度
    2.11 コンテキストを維持する
    2.12 ヘルプおよびその他のユニバーサルコマンド
    2.13 遅延
    2.14 曖昧さの回避
    2.15 デザイン・ドキュメント
        2.15.1 プロンプト
        2.15.2 文法、キーフレーズ
    2.16 アクセシビリティー
        2.16.1 インタラクションは時間効率をよくすべきだ
        2.16.2 手短に
        2.16.3 早く話す!
        2.16.4 いつでも割り込める
        2.16.5 コンテキストを提示する
        2.16.6 ユーザーが迷子にならないために
        2.16.7 音声合成のパーソナル化
        その他のタイプのアクセシビリティー
    2.17 結論

3章 ペルソナとビジュアルVUI
    3.1 ペルソナ
    3.2 VUI は姿を見せるべきか?
    3.3 アバターを使ううえでやってはいけないこと
    3.4 アバター(またはビデオ)を使ううえですべきこと
        3.4.1 ストーリーテリング
        3.4.2 チームワーク
        3.4.3 ビデオゲーム
    3.5 VUI でいつビデオを使うべきか
    3.6 ビジュアルVUI のベストプラクティス
        3.6.1 ユーザーは自分の顔を見るべきか?
        3.6.2 GUI の扱い
        3.6.3 エラーハンドリング
        3.6.4 ターンの交代とバージイン
        3.6.5 ユーザーとのエンゲージメントと認識のイリュージョン
    3.7 アバターを使わないビジュアルフィードバック
    3.8 声を選ぶ
    3.9 アバターの利点
    3.10 アバターの欠点
        3.10.1 不気味の谷
    3.11 結論

4章 音声認識技術
    4.1 音声認識エンジンの選択
    4.2 バージイン
        4.2.1 タイムアウト
        4.2.2 終端検出のタイムアウト
        4.2.3 無音タイムアウト
        4.2.4 話が長すぎる
    4.3 N-Best リスト
    4.4 音声認識の課題
        4.4.1 ノイズ
        4.4.2 複数話者
        4.4.3 子供
        4.4.4 名前とスペリングと英数字
    4.5 データプライバシー
    4.6 結論

5章 高度なVUIデザイン
    5.1 音声入力に応じた分岐
        5.1.1 制約のある応答
        5.1.2 オープンスピーチ
        5.1.3 入力のカテゴリー分け
        5.1.4 ワイルドカードと論理的表現
    5.2 曖昧さ
        5.2.1 情報不足
        5.2.2 ひとつの情報しか想定していないときにふたつ以上の情報
    5.3 否定の扱い
    5.4 意図と目的を捉える
    5.5 ダイアログマネジメント
    5.6 ユーザーを宙ぶらりんにしない
    5.7 VUI は認識したことを表示すべきか?
    5.8 感情分析と感情検出
    5.9 音声合成 vs 事前録音
    5.10 話者認証
    5.11 ウェイクワード
    5.12 コンテキスト
    5.13 高度なマルチモーダル
    5.14 データセットを一から構築する
    5.15 高度な自然言語理解
    5.16 結論

6章 VUIのユーザーテスト
    6.1 VUI 固有の注意点
    6.2 ユーザーとユースケースの背景調査
    6.3 実際のユーザーと一緒にテストを計画する
    6.4 初期段階でのユーザーテスト
    6.5 ユーザビリティーテスト
    6.6 測定基準
    6.7 次のステップ
    6.8 車載、デバイス、ロボットのVUIシステムをテストする
    6.9 結論

7章 VUI 完成後にすべきこと
    7.1 リリース前のテスト
    7.2 性能を測定する
    7.3 ログを残す
    7.4 文字起こし
    7.5 段階的リリース
    7.6 アンケート
    7.7 分析
    7.8 ツール
    7.9 結論

8章 音声対応デバイスと自動車
    8.1 デバイス
        画面のないデバイスのためのデザイン
    8.2 自動車と自動運転車
    8.3 結論

エピローグ
付録 本書で取り上げた製品

日本版特別寄稿1 サービスから考えるVUIのデザイン
執筆:吉橋昭夫(多摩美術大学情報デザイン学科准教授)、川本大功
    1.1 VUI とサービス
        1.1.1 サービスの中でのVUI の位置付け
    1.2 VUI デザイン
        1.2.1 会話のゴール/ユーザーの意図
        1.2.2 VUI のキャラクターのデザイン
        1.2.3 会話の始め方と終わり方、そして中断
        1.2.4 ユーザーに学んでもらう仕掛け
    1.3 まとめ

日本版特別寄稿2 コミュニケーションロボットから学ぶVUI/UX
執筆:北構武憲(ロボットスタート株式会社取締役副社長)
    2.1 スマートスピーカーの登場
    2.2 VUI/UXにおけるコミュニケーションロボットという流れ
        インタビュー:渡部知香氏 株式会社ヘッドウォータースUX/UIデザイナー・ロボットアプリクリエーター
        インタビュー:春田英和氏 アビダルマ株式会社エンジニア

監訳者あとがき
索引

ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷版、刷り年月日をご確認の上、ご利用ください。


※2018年12月更新

■P.242 9-14行目
【誤】しまいがちだ。他の人に…(中略)…変更すべきだと気づいた。
【正】(削除)
 ※不要な文章が掲載されてしまっておりました。

■P.245 4行目
【誤】慶応義塾大学SFC研究所
【正】慶應義塾大学SFC研究所

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