ビッグデータへの注目が過熱する一方、そこに含まれる個人情報の取り扱いについて、さまざまな議論や問題が巻き起こっています。本書はビッグデータを取り扱う業務に携わる読者に向けて、ビッグデータを扱う際の倫理について考え、議論を行う枠組みについて、「アイデンティティ」「プライバシー」「オーナーシップ」「信用」という4つの軸とともに紹介します。「倫理」という、個別性が高く、明快な答えの見つけづらい問題について、読者自身や組織の中で実りのある議論をする一助となるでしょう。なお本書はEbookのみの販売となります。
ビッグデータの倫理
Kord Davis 著、笹井崇司、株式会社トップスタジオ 訳
- TOPICS
- Database
- 発行年月日
- 2013年02月
- ISBN
- 978-4-87311-600-6
- 原書
- Ethics of Big Data
- FORMAT
- EPUB
目次
まえがき 1章 ビッグデータのビッグインパクト なぜビッグデータなのか? ビッグデータは何を強制するのか? ビッグデータは倫理的に中立である 何をすべきかを尋ねてはいけない 重要な概念と用語 2章 価値と行動 価値を明確に表現する 価値を行動に変える 倫理的判断ポイント 3章 現在の業務 研究結果のまとめ 4章 価値と行動の整合をとる 手法とツール 整合をとるためのフレームワーク