広く使われているDNSサーバソフトウェアBINDを、IPv6ネットワーク上で利用するための設定方法などについて、『DNS & BIND』の著者、Cricket Liuがコンパクトにまとめた書籍です。正引き、逆引きを扱うためにDNSがどう拡張されたのか。またIPv6ネットワーク上でBINDネームサーバーを動作させるための設定方法、IPv6の正引きと逆引きに関する問題のトラブルシューティングについても解説。さらに、DNSベースの移行技術であるDNS64についても説明されています。なお本書はEbookのみの販売となります。
DNS & BIND on IPv6
―次世代インターネットのDNS
Cricket Liu 著、水原 文、株式会社トップスタジオ 訳
- TOPICS
- Web , System/Network
- 発行年月日
- 2012年08月
- ISBN
- 978-4-87311-562-7
- 原書
- DNS & BIND on IPv6
- FORMAT
目次
まえがき
本書の対象読者
本書の想定
本書の内容
本書で使用されている表記規則
サンプルコードの使用について
本書に関するお問い合わせ
謝辞
1章 DNSとIPv6
背景
IPv6とDNS
IPv6アドレスの基本
IPv6の正引きと逆引き
AAAAとip6.arpa
AAAAレコードを正引きゾーンへ追加する
IPv6の逆引きゾーン
委任と逆引きゾーン
組み込まれた空の逆引きゾーン
2章 IPv6ネットワーク上のBIND
クエリをリスンする
クエリの送出
クエリポートのランダム化について
特定のプロトコルの使用を強制する
IPv6のマスターとスレーブ
その他のIPv6ゾーン転送設定
IPv6のネットワークとアドレスをACLに指定する
IPv6ネームサーバーの登録
IPv6ネームサーバーへ委任を行う
IPv6ネームサーバーのserverステートメント
特別な注意点
rndcとIPv6
3章 リゾルバの設定
Mac OS X
Windows
動的なリゾルバの設定
4章 DNS64
権威ネームサーバーとDNS64
DNS64とDNSSECのインタラクション
DNS64と逆引き
5章 トラブルシューティング
nslookup
dig