『数学で犯罪を解決する』『数学する遺伝子』に代表される数学読み物のベストセラー作家、キース・デブリンと、実験数学の気鋭の研究者ジョナサン・ボールウェインが実験数学とは何かをやさしく解説します。数学者が頭をフル回転させて定理を証明する古典的な数学とは違い、実験数学ではコンピュータを道具として使って計算を行い、膨大なデータをもとに数式処理システムなどを利用して予想を立て、検証していく、つまり文字通り「実験」しながら、数学的発見を行うものです。この書籍では実験数学の魅力と可能性を紹介します。
数学を生み出す魔法のるつぼ
―実験数学への招待
Jonathan Borwein、Keith Devlin 著、伊知地 宏 訳
- TOPICS
- Math
- 発行年月日
- 2009年12月
- PRINT LENGTH
- 164
- ISBN
- 978-4-87311-436-1
- 原書
- The Computer As Crucible
- FORMAT
正誤表
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第1刷正誤表
数学を生み出す魔法のるつぼ 第1刷正誤表
2009年12月28日更新
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目次
目次 前書き 1章 実験数学とは何? 2章 πの10進表現で1000兆桁目の数字は何? 3章 この数は何? 4章 数学で最も重要な関数 5章 次の積分を解け 6章 思わぬ発見をする才能 7章 πの計算 8章 コンピュータは人より数学を知っている 9章 極限を取りなさい 10章 危険!コンピュータを使うときにはいつも警戒を 11章 書き残したこと 解答と反映 最後に 参考文献 索引