本書『デザイニング・ウェブインターフェース』はウェブのインタラクションをよりリッチにするためのパターン、ベストプラクティスをまとめた書籍です。ドラッグアンドドロップ、オーバーレイ、展開/折りたたみ、アニメーション、ライブプレビューなど、75以上の重要なパターンが「直接的なインターフェースを作ろう」から「すばやく反応しよう」まで、6つの原則のもとに整理され、操作の概要、利用すべき状況、そしてアンチパターンまで、丁寧に解説されています。すべての解説例が、Yahoo!、Google(Gmail、Google Maps)、Flickrなど実際のサイトを例にしていることも大きな特徴です。エンジニア、デザイナー、マーケティング担当者などウェブに関わるすべての人が共通の基盤を築くために欠かせない一冊となることでしょう。本文オールカラー。
デザイニング・ウェブインターフェース
―リッチなウェブアプリケーションを実現する原則とパターン
Bill Scott、Theresa Neil 著、浅野 紀予 監訳、高橋 信夫 訳
- TOPICS
- Web , Design
- 発行年月日
- 2009年12月
- PRINT LENGTH
- 332
- ISBN
- 978-4-87311-434-7
- 原書
- Designing Web Interfaces, First Edition
- FORMAT
目次
目次 序文 はじめに 第1原則 直接的なインターフェースを作ろう 1章 ページ内編集 単一フィールドのインライン編集 複数フィールドのインライン編集 オーバーレイ編集 テーブル編集 グループ編集 モジュール設定変更 適切な編集パターンを選ぶためのガイドライン 2章 ドラッグアンドドロップ 気になる瞬間 ドラッグアンドドロップの目的 モジュールのドラッグアンドドロップ リストのドラッグアンドドロップ オブジェクトのドラッグアンドドロップ アクションのドラッグアンドドロップ コレクションのドラッグアンドドロップ ドラッグアンドドロップの課題 3章 直接的な選択 トグル型選択 コレクション型選択 オブジェクト型選択 ハイブリッド型選択 第2原則 軽快さを心がけよう 4章 コンテキスト連動型ツール コンテキストに応じたインタラクション フィッツの法則 コンテキスト連動型ツール 常時表示型ツール ロールオーバー表示型ツール トグル表示型ツール 段階的表示型ツール サブメニュー 第3原則 1ページで完結させよう 5章 オーバーレイ ダイアログ用オーバーレイ 詳細表示用オーバーレイ 入力用オーバーレイ 6章 インレイ ダイアログ用インレイ リスト用インレイ 詳細表示用インレイ タブ インレイとオーバーレイ、どちらにすべきか? 7章 バーチャルページ バーチャルスクロール インラインページング スクロール型ページング:カルーセル バーチャルパンニング ズーム型ユーザーインターフェース ページングとスクロールの使い分け方 8章 プロセスフロー Google Bloggerの事例 魔法の定理 インタラクティブページ型プロセス インラインアシスタント型プロセス ダイアログオーバーレイ型プロセス コンフィギュレータ型プロセス 非インタラクティブページ型プロセス 第4原則 インビテーションを仕掛けよう 9章 静的インビテーション アクション喚起型インビテーション ツアー型インビテーション 10章 動的インビテーション ロールオーバー型インビテーション アフォーダンス型インビテーション ドラッグアンドドロップ型インビテーション 推定型インビテーション 「もっと見る」型インビテーション インビテーションの利点 第5原則 トランジションを利用しよう 11章 トランジションのパターン 明度/濃度の増減 展開/折りたたみ 回復型フェード アニメーション スポットライト 12章 トランジションの目的 エンゲージメント コミュニケーション 第6原則 すばやく反応しよう 13章 情報探索のパターン オートコンプリート ライブサジェスト ライブサーチ 絞り込み検索 14章 フィードバックのパターン ライブプレビュー 段階的開示 進行状況表示 自動リロード エピローグ リッチなインタラクションを実現する原則とパターン 原則 最新情報をチェックするには 監訳者あとがき 訳者あとがき 索引