オプティマイジングWebサイト

―SEO・サーバ・クライアントの最適化技術

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TOPICS
Web , HTML/CSS
発行年月日
PRINT LENGTH
424
ISBN
978-4-87311-431-6
原書
Website Optimization, 1st Edition
FORMAT
PDF
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3,960円
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Webサイト最適化技術を総合的に解説した手引書。検索にヒットしやすく操作性がシンプルで潜在顧客を購入者へと変える魅力的なWebサイトの作成方法を「SEO的なオンラインマーケティング」と「Webサイトのパフォーマンスチューニング(バックエンド/フロントエンド)」という2つの側面から解説します。検索順位を上げてアクセス数を増やし、コンバージョンレートやリードを高め、ユーザーを逃さなぬようサイトをスピードアップし、ツールを使ってサイトの改善効果を測定するなど、サイトのパフォーマンスを改善するためのさまざまなテクニックを紹介します。

目次

監訳者まえがき
賞賛の声
推薦の言葉
まえがき
I部 検索エンジンマーケティングのための最適化
    I.1 検索行動
        I.1.1 検索結果ページの閲覧に関する統計
        I.1.2 クリックパターン:上位ほどクリックされる
        I.1.3 文章を簡潔にする
    I.2 最適化を始めましょう
1章 検索エンジン最適化の正攻法
    1.1 SEOから得られる利益
    1.2 SEOの中心となる技術
        1.2.1 一般的なSEOの障害
    1.3 検索エンジンで上位にランキングされるための10個のステップ
        1.3.1 ベストプラクティス
        1.3.2 ステップ1:キーワードフレーズを決定する
        1.3.3 ステップ2:ポピュラリティに従ってソートする
        1.3.4 ステップ3:キーワードフレーズの洗練と再ソート
        1.3.5 ステップ4:上位の2・3個のフレーズを使ってタイトルを記述する
        1.3.6 ステップ5:descriptionメタタグを記述する
        1.3.7 ステップ6:keywordsメタタグを記述する
        1.3.8 ステップ7:検索に適した見出しを作成する
        1.3.9 ステップ8:キーワードを戦術的に追加する
        1.3.10 ステップ9:キーワードに焦点を合わせた、価値のあるコンテンツを作成する
        1.3.11 ステップ10:オンラインプロモーションによってインバウンドリンクを構築する
    1.4 まとめ
2章 SEOケーススタディ:PhillyDentistry.com
    2.1 最適化前
        2.1.1 インデックス化が可能なキーワードがほとんどない
    2.2 1回目の最適化:2004年中盤
        2.2.1 検索エンジン最適化
        2.2.2 コンバージョンレート最適化
        2.2.3 結果
    2.3 2回目の最適化:2007年暮れ
        2.3.1 キーワードに仕事をさせる
        2.3.2 結果
    2.4 まとめ
3章 ペイパークリック広告の最適化
    3.1 ペイパークリック広告の基礎と定義
        3.1.1 PPC広告の作業サイクル
        3.1.2 ペイパークリック広告の最適化でよくある問題
    3.2 Google、Yahoo!、Microsoftなどが提供するペイパークリック広告
        3.2.1 一括編集における違い:スプレッドシートのアップロード対AdWords Editor
        3.2.2 ジオターゲティングにおける違い
        3.2.3 最低入札価格と品質スコアにおける違い
        3.2.4 AdWords、adCenter、YSMの違いのまとめ
    3.3 目標設定、測定、アクセス解析、そして最適化
        3.3.1 投資収益率(ROI)の計算
        3.3.2 目標と数値
        3.3.3 トラッキングとメトリクス
        3.3.4 ループの構築
        3.3.5 メトリクスを使用して予算を設定する
        3.3.6 ROIと利益
        3.3.7 PPC広告のROIと目標に関するまとめ
    3.4 キーワードの発見・選択・解析
        3.4.1 キーワード研究
        3.4.2 適切なキーワードとロングテールの俗説
    3.5 広告グループの構築と最適化
        3.5.1 グループ化のためのガイドライン
        3.5.2 テーマを絞った広告グループの例
        3.5.3 キャンペーン開始後の広告グループの最適化
    3.6 最適なペイパークリック広告の作成
        3.6.1 広告パフォーマンスの測定
        3.6.2 広告コピーの最適化
        3.6.3 広告へのキーワード挿入機能
        3.6.4 ペイパークリック広告最適化のまとめ
    3.7 ランディングページの最適化
        3.7.1 AdWordsのためのランディングページ
        3.7.2 訪問者のためのランディングページ
        3.7.3 ランディングページのテスト
    3.8 入札の最適化
        3.8.1 新規アカウントに対するペナルティ
        3.8.2 初期入札戦略
        3.8.3 入札ギャップ
        3.8.4 入札価格の調整
        3.8.5 自動入札
        3.8.6 全体像
        3.8.7 ブランド確立
        3.8.8 入札価格最適化の実例:E-Grooming Book
    3.9 その他の最適化
        3.9.1 コンテンツネットワーク
        3.9.3 商標に関する問題
    3.10 まとめ
4章 ペイパークリック広告最適化事例:BodyGlove.com
    4.1 Body Glove社のサイト最適化
        4.1.1 市場分析
        4.1.2 キャンペーンの作成と開始
        4.1.3 最初の結果と改善
        4.1.4 劇的な結果
    4.2 まとめ
5章 コンバージョンレート最適化
    5.1 コンパージョンレート最適化の利点
    5.2 コンバージョンレート最適化の事例
        5.2.1 情報源の信頼性:本能的反応を利用する
        5.2.2 説得の心理学
    5.3 コンバージョンレート最大化のための10の対策
        5.3.1 要素1:信頼性に基づく、プロによるデザインを使用する
        5.3.2 要素2:Webサイトのナビゲーションを簡単なものにする
        5.3.3 要素3:ロゴの信頼性を最適化する
        5.3.4 要素4:印象的なスローガンを記述する
        5.3.5 要素5:メリット指向の見出しを使用する
        5.3.6 要素6:重要なコンテンツを最適な場所に配置する
        5.3.7 要素7:魅力的なオファーとコール・トゥ・アクションを含める
        5.3.8 要素8:説得力のあるメリット指向のコンテンツを配置する
        5.3.9 要素9:製品やサービスの説明に役立つ画像−「ヒーローショット」−を使用する

        5.3.10 要素10:双方向性(インタラクション)によってユーザーを引きつける
    5.4 コンバージョンレート最適化の企画
        5.4.1 発見
        5.4.2 計画
        5.4.3 最適化
        5.4.4 すべてをテストする
    5.5 まとめ
II部 Webパフォーマンスの最適化
    II.1 Webサイトのパフォーマンスに関する心理
        II.1.1 ダウンロード時間の遅さによる影響
        II.1.2 速度とフロー
    II.2 短時間の第一印象
    II.3 Webページの複雑化
        II.3.1 オブジェクトオーバーヘッドがWebページの遅延を左右する
        II.3.2 応答時間に関するガイドライン
    II.4 まとめと次のステップ
6章 Webページ最適化
    6.1 Webページの共通の問題
        6.1.1 大量のオブジェクトを排除する
        6.1.2 テーブルのもつれを解く
        6.1.3 太りすぎのグラフィックを最適化する
        6.1.4 マルチメディアの増加
    6.2 Webページ表示速度の最適化方法
        6.2.1 意味的なマークアップへの転換
        6.2.2 ステップ1:HTTPリクエストの数を最小限に抑える
        6.2.3 ステップ2:画像のサイズを変更し、最適化する
        6.2.4 ステップ3:マルチメディアを最適化する
        6.2.5 ステップ4:JavaScriptをCSSに変換する
        6.2.6 ステップ5:サーバサイドのスニッフィングを使用する
        6.2.7 ステップ6:JavaScriptの実行速度とファイルサイズを最適化する
        6.2.8 ステップ7:テーブルレイアウトをCSSのレイアウトに変換する
        6.2.9 ステップ8:レイアウトはHTMLで記述せずCSSを使う
        6.2.10 ステップ9:初期表示時間を最小限に抑える
        6.2.11 ステップ10:JavaScriptを賢くロードする
    6.3 まとめ
7章 CSS最適化
    7.1 CSSアーキテクチャに基づく構築
        7.1.1 リセットスタイルシートを使用する
    7.2 CSS最適化のための10の対策
        7.2.1 対策1:インラインスタイルをタイプセレクタに置き換える
        7.2.2 対策2:子孫セレクタを使用する
        7.2.3 対策3:共通の宣言を使用して、セレクタをグループ化する
        7.2.4 対策4:共通のセレクタを使用して、宣言をグループ化する
        7.2.5 対策5:共通のスタイルを共有クラスに統合する
        7.2.6 対策6:宣言の重複を排除するために、継承を使用する
        7.2.7 対策7:CSSの簡略表記を使用する
        7.2.8 対策8:長いクラス名やID名を短縮する
        7.2.9 対策9:CSS2およびCSS3.xのテクニックを利用する
        7.2.10 対策10:JavaScriptの動作をCSSのテクニックに置き換える
    7.3 まとめ
8章 Ajax最適化
    8.1 Ajaxを利用するうえで共通する問題
    8.2 Ajax:JavaScriptを用いた通信を改善
    8.3 Ajaxの適切な利用
    8.4 Ajaxで問題を解決
        8.4.1 同期通信と非同期通信
        8.4.2 説明のための実例
    8.5 Ajaxライブラリの使用
        8.5.1 Ajaxライブラリの評価
    8.6 JavaScriptの最適化
        8.6.1 JavaScriptコメントを取り除く
        8.6.2 空白文字を注意深く減らす
        8.6.3 JavaScriptの省略記法を使用する
        8.6.4 文字列定数マクロを使用する
        8.6.5 省略可能な構成体を省略し、不要なコードを削除する
        8.6.6 ユーザー定義変数と関数名を短くする
        8.6.7 組み込みオブジェクトの再マッピング
        8.6.8 局所的な関数をインライン化する
        8.6.9 デフォルト値を利用する
        8.6.10 1バイトの積み重ねが大事
        8.6.11 複数のスクリプトを束ねる
        8.6.12 コードの遅延読み込み
        8.6.13 自分のペースで進める
        8.6.14 ページの読み込み時間を監視する
        8.6.15 エラーを常に意識する
        8.6.16 自分自身で後片づけする
        8.6.17 ネイティブなメソッドを使用する
        8.6.18 実行時間を計測する
    8.7 HTTPリクエスト数の最小化
    8.8 データ形式の賢い選択
        8.8.1 Ajahの使用を検討する
    8.9 Ajaxとブラウザのキャッシュとの相性の解決
        8.9.1 方法1:サーバ側でno-cacheヘッダを出力する
        8.9.2 方法2:一意のURIを使ってリクエストを行う
        8.9.3 方法3:古い日付のIf-Modified-Sinceヘッダを使ってリクエストを行う
        8.9.4 独自のキャッシュを作成する
    8.10 ネットワークに対する頑健性の実現
        8.10.1 タイムアウト、リトライ、順序づけ
        8.10.2 サーバエラーとコンテンツエラーの解決
        8.10.3 注意深くポーリングする
    8.11 Ajaxによる影響の理解
        8.11.1 ロケーションハッシュテクニック
    8.12 まとめ
9章 Webパフォーマンス最適化
    9.1 サーバサイド最適化技術
        9.1.1 並列ダウンロードの最適化
        9.1.2 頻繁に使用するオブジェクトのキャッシング
        9.1.3 HTTP圧縮の使用
        9.1.4 コンテンツデリバリネットワーク(CDN)のメリット
        9.1.5 mod_rewriteによるURIリライト
    9.2 クライアントサイド最適化技術
        9.2.1 スクリプトの読み込みを遅らせる
        9.2.2 サイト外のファイルをサーバ上にキャッシュし、ローカルで読み込む
        9.2.3 JavaScriptの最適化と圧縮
        9.2.4 データURIを用いたインライン画像
    9.3 まとめ
10章 Webサイト最適化のメトリクス
    10.1 Webサイトの成否を示すメトリクス
        10.1.1 一般的なWebメトリクス
    10.2 Web解析ソフトウェア
        10.2.1 Webサーバログ解析
        10.2.2 JavaScriptページタギング
        10.2.3 混合型解析システム
        10.2.4 ユーザーエクスペリエンスのテストソフトウェア
    10.3 検索エンジンマーケティングのメトリクス
        10.3.1 検索マーケティング戦略
        10.3.2 メトリクスの分類
        10.3.3 ボリュームメトリクス
        10.3.4 コンテンツメトリクス:各構成要素の測定
        10.3.5 目的メトリクス
        10.3.6 手段のメトリクス
        10.3.7 成否を示すメトリクス = ゴールへの到達
    10.4 Webパフォーマンスのメトリクス
        10.4.1 スコアを記録する
        10.4.2 サンプルテストの設計
        10.4.3 いよいよ測定
        10.4.4 サイトを高速化する
        10.4.5 数値の報告
        10.4.6 商用モニタリングツール
        10.4.7 見落とされがちなWebパフォーマンスの問題
    10.5 まとめ
索引