Web 2.0はなぜ単なるバズワードではなく、単なる一過性の流行でもないのか。本書は、その理由を明らかにします。著者Amy Shuenは、Google、Flickr、Facebookをはじめとする大小企業の検証を通じて、Web 2.0戦略でビジネスに競争優位をもたらす方法を提示します。Web 2.0の提唱者であるTim O'Reillyも「本書は、プラットフォームとしてのウェブがビジネスにもたらす意味を平易な言葉で説明し、私の主張を真に正しく評価した初めての本だ」(「はじめに」より)と語る書籍です。Web 2.0のビジネスストラテジーを理解・応用したいすべての企業にとって、本書は最良の出発点となるでしょう。
Web 2.0ストラテジー
―ウェブがビジネスにもたらす意味
Amy Shuen 著、上原 裕美子 訳
- TOPICS
- Web
- 発行年月日
- 2008年11月
- PRINT LENGTH
- 244
- ISBN
- 978-4-87311-350-0
- 原書
- Web 2.0: A Strategy Guide
- FORMAT
目次
序文 はじめに 1章 ユーザが価値を創る Flickrと集合的ユーザ価値(Collective User Value) インタラクションを通じてユーザ価値を創出したFlickrの6つの方法 なぜ共有が利益になるのか Flickrのコスト要因 企業価値の計算 検証:Netflixが抱えた異なる課題 応用へのヒント チェックリスト 2章 ネットワークが効果を増幅する ウェブ対応のオンラインネットワーク効果 市場のn面性 Googleが実現したネットワーク効果の結合 プラスのフィードバックのアップダウン 応用へのヒント チェックリスト 3章 人が繋がりを築く 社会的役割:オンラインとオフライン