移植性に優れ、独立したプログラムを短期開発するツールとしても優れたPythonは、システム開発現場で広く使われるようにな ってきています。本書では、Pythonプログラミングの基礎を、日々のプログラミング作業でPythonをどのように利用できるかに重点を置いて解説しています。初心者・熟練者を問わず、 価値ある待望の一冊です。
姉妹書「Pythonプログラミング」
Python入門
Mark Lutz 著、飯坂 剛一 監訳、村山 敏夫 訳
- TOPICS
- 発行年月日
- 1998年02月
- PRINT LENGTH
- 516
- ISBN
- 4-90090-055-9
- 原書
- 原書:Programming Python
- FORMAT
目次
監訳者まえがき 本書の発刊によせて はじめに I部 Python入門 1章 Pythonとは 1.1「さあ、新しい世界へ...」 1.2 Pythonの生い立ち 1.3 何が素晴らしいのか 1.4 特徴 1.5 Pythonはどんな用途に向いているか 1.6 Pythonは何に向いていないか 2章 概略 2.1 「百聞は一見にしかず」 2.2 シェルツールプログラミング 2.3 グラフィックユーザインタフェース 2.4 データ構造ライブラリ 2.5 永続的情報 2.6 テキスト情報の処理 2.7 拡張言語プログラミング 2.8 その他の利用方法 2.9 結論 3章 始めてみよう 3.1 「実世界の生活シーン」より 3.2 環境のカスタマイズ 3.3 Pythonのインストール 3.4 どうしてもうまく作成できない場合 3.5 コマンドラインインタプリタの利用 3.6 Pythonコマンドラインの利用 3.7 現在サポートされているプラットフォーム 3.8 次のステップ 3.9 結論 II部 Pythonの基礎 4章 基本的なシェルツールの書き方 4.1 暗い嵐の夜のこと… 97 4.2 「にわか仕立て」のファイル詰め込みプログラム 4.3 プログラムの詳細 4.4 新しい言語概念 4.5 実行方法 5章 さまざまなテーマ 5.1 どのようにプログラムすればよいか 5.2 ファイルメソッド による詰め込み 5.3 出力ファイルを指定した詰め込み 5.4 カウンターループを使った詰め込み 5.5 ファイルを指定した詰め込みファイルの展開 5.6 1行ずつ展開する 5.7 ファイルメソッドを使用しないファイル展開 5.8 コードを短く 6章 関数インタフェースの追加 6.1 詰め込みプログラムを汎用的に 6.2 パート・:仲介人 6.3 パート・:強力な展開プログラム 6.5 関数によるシステムの構築 7章 簡単なユーザインタフェースの追加 7.1 「さあ、私のソフトウェアを 再利用 してください」 7.2 スクリプトの実行と関数の呼び出し 7.3 バッチモードによるインタフェースの実行 7.4 モジュールによるシステム構築 8章 テキストメニューの追加 8.1 「本日のメニュー:ファイル詰め込み、展開、新鮮なSpam」 8.2 辞書によるメニューの作成 8.3 リストによるメニューの作成 8.4 組み込みタイプ:オペレータ、メソッド、モジュール 8.5 Pythonの思想:名前空間は辞書である 8.6 辞書とキーワード引数 8.7 設計概念:モジュールはOOPをサポートするか 9章 クラスによるメニューの構築 9.1 「これがOOPに基づいたスクリプトですよ。何かご質問は?」 9.2 最初の試み:汎用メニュー関数 9.3 何のためにクラスを使用するか 9.4 OOPの実例:クラスで実装したメニュー 9.5 Pythonのクラス 9.6 メニューデータの形成 9.7 名前空間:クラスとインスタンス 9.8 クラスおよびインスタンスの名前空間辞書 9.9 設計概念:汎用関数の実装 10章 クラスの高度な利用 10.1 もっとベル、ホイッスル、そしてライトを 10.2 より簡単なユーザインタフェースからメニューを作成 10.3 簡単なユーザインタフェースのサブクラス:原点に戻るか 10.4 メニューインタフェースサブクラス:メソッドの登録 10.5 複数のクラスからの継承 10.6 例外処理について:例外リスト 10.7 メニューを拡張可能にする:多重定義演算子 10.8 まとめ:PythonとOOPの3つの概念 10.9 プログラム練習:ログとセキュリティの拡張 10.10 何が「おいしい」のか 10.11 結論 祝 基礎コース終了 III部 付録 付録A Pythonの将来 付録B ミニリファレンス 付録C Pythonチュートリアル 付録D Pythonと開発サイクル 参考文献 用語集 索引