詳説 ビジネスプロセスモデリング

―SOAベストプラクティス

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TOPICS
Programming , Database , Java
発行年月日
PRINT LENGTH
328
ISBN
4-87311-290-7
原書
Essential Business Process Modeling
FORMAT
PDF
Print
3,520円
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システム開発のインフラとしてサービス指向アーキテクチャ(SOA)が普及してきた現在、ビジネス分析の手法として注目を浴びている手法がビジネスプロセ スモデリングです。 本書では、SOAで中核となる厳格なプロセスをコード化するための標準的な方法を示し、またBPM固有の設計パターンとベストプラクティスを理論とともに説明します。実際の製品を使った適用例も掲載しているので、実践的な習得が可能。BPMを中心としたソリューションを構築しようとしてるソフトウェアアーキテクト、開発者必携の一冊です。

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目次

監訳者まえがき
はじめに

第1部	概念
1章	ビジネスプロセスモデリング入門
	1.1	BPMのメリット
	1.2	BPMの適格検査:プロセス指向アーキテクチャ
	1.3	BPMの泥沼
		1.3.1	標準
		1.3.2	BPMの理論
	1.4	ワークフロー
	1.5	ロードマップ
	1.6	まとめ
	1.7	参考文献

2章	よいBPMアーキテクチャのための処方箋
	2.1	ソリューションの設計
		2.1.1	問題の理解
		2.1.2	グローバルな契約に導かれるローカルな視点
		2.1.3	アプリケーションサーバ上での実行
	2.2	設計のコンポーネント
		2.2.1	表記法とグラフィカルなツール
		2.2.2	ランタイムエンジン
		2.2.3	人との相互作用
		2.2.4	システムとの相互作用
		2.2.5	管理と監視
		2.2.6	コレオグラフィのローカルビュー:WS-CDLツールキット
	2.3	標準
	2.4	まとめ
	2.5	参考文献

3章	プロセス理論の概要
	3.1	系図
	3.2	π計算
		3.2.1	π計算の概要
		3.2.2	π計算とBPM
	3.3	ペトリネット
		3.3.1	ペトリネットの概要
		3.3.2	ペトリネットとBPMのパターン
	3.4	ステートマシンとアクティビティ図
		3.4.1	ステートマシンとアクティビティ図の概要
		3.4.2	アクティビティ図の二面性:フローチャートとステートマシン
		3.4.3	状態やアクティビティと標準
		3.4.4	イベント駆動プロセスチェーン
	3.5	まとめ
	3.6	参考文献

4章	プロセス設計のパターン
	4.1	設計パターンとGoF
	4.2	プロセスパターンとP4
	4.3	YAWL(Yet Another Workflow Language)
	4.4	その他のパターン
		4.4.1	通信に関するパターン
		4.4.2	人のワークフロー
	4.5	プロセスのコーディング規約
	4.6	まとめ
	4.7	参考文献

第2部	標準
5章	BPEL(Business Process Execution Language)
	5.1	プロセスの詳細
	5.2	BPELの例
	5.3	BPELの概要
		5.3.1	基本的なプロセス構造:開始、終了、アクティビティ、直列
		5.3.2	変数と代入
		5.3.3	例外処理と補償
		5.3.4	スプリットとジョイン
		5.3.3	ループ
		5.3.4	参加者の変更
		5.3.5	トランザクション
		5.3.6	拡張
	5.4	BPELJ
		5.4.1	BPELJの一端
		5.4.2	BPELJのソースコード
		5.4.3	その他の言語実装
	5.5	BPELとパターン
	5.6	まとめ
	5.7	参考文献

6章	BPMI標準:BPMNとBPML
	6.1	BPMN
		6.1.1	BPMNの例
		6.1.2	BPMNの概要
		6.1.3	BPELへのマッピング
		6.1.4	BPMNとパターン
	6.2	BPML
		6.2.1	BPMLの例
		6.2.2	BPMLの概要
		6.2.3	BPMLとパターン
	6.3	まとめ
	6.4	参考文献

7章	WfMC(Workflow Management Coalition)
	7.1	参照モデル
	7.2	XPDL
		7.2.1	XPDLのモデル
		7.2.2	XPDLの例
		7.2.3	XPDLの要素
		7.2.4	XPDLとパターン
	7.3	WAPI
		7.3.1	WAPIの機能分類
		7.3.2	WAPIの例:全タスクの完了
	7.4	WfXML
		7.4.1	WfXMLの仕様
		7.4.2	WfXMLの例
	7.5	まとめ
	7.6	参考文献

8章	W3C(World Wide Web Consortium):コレオグラフィ
	8.1	W3Cについて
	8.2	コレオグラフィとオーケストレーション
	8.3	WS-CDL
		8.3.1	WS-CDLの概要
		8.3.2	WS-CDLの例
		8.3.3	WS-CDLの長所
		8.3.4	WS-CDLの将来
	8.4	WSCI
		8.4.1	WSCIアプリケーションの詳細
		8.4.2	WSCIインターフェース
		8.4.3	WSCIグローバルモデル
		8.4.4	WSCIの短所
		8.4.5	WSCIの将来
	8.5	WSCL
		8.5.1	WSCLアプリケーションの記述
		8.5.2	WSCLの短所
		8.5.3	WSCLの将来
	8.6	まとめ
	8.7	参考文献

9章	その他のBPMモデル
	9.1	OMG:モデル駆動のBPM
		9.1.1	MDA(モデル駆動型アーキテクチャ)
		9.1.2	BPMとMDA
	9.2	ebXMLのBPSS: コラボレーション
	9.3	MicrosoftのXLANG: BPELの前身
	9.4	IBMのWSFL: BPELの前身
	9.5	XLANGとWSFLがBPELに与えた影響
	9.6	まとめ
	9.7	参考文献

第3部	適用例
10章	保険請求処理における人のワークフロー
	10.1	Oracle BPEL Process Manager
	10.2	環境設定
	10.3	サンプルの開発
		10.3.1	プロジェクトの作成とWSDLの定義
		10.3.2	変数、パートナーリンク、相関の作成
		10.3.3	フローと手動タスクの追加
		10.3.4	コードの完成
		10.3.5	キャンセル処理実行アプリケーション
	10.4	サンプルのテスト
		10.4.1	テストケース1:エスカレーション後の承認
		10.4.2	テストケース2:キャンセル
	10.5	まとめ
	10.6	参考文献

11章	エンタープライズメッセージブローカー
	11.1	メッセージブローカーとは
		11.1.1	BPMとメッセージブローカー
	11.2	福利厚生用メッセージブローカー
		11.2.1	BPMNによるプロセスモデル
		11.2.2	BPELプロセス
	11.3	まとめ

BPMの主要な略語
索引