入門 Webマッピング
――自分で作るオリジナルのデジタル地図

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  • 2006年05月 発行
  • 380ページ
  • ISBN4-87311-282-6
  • フォーマット Print PDF
  • 原書: Web Mapping Illustrated

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本書はWebベースのマッピングテクノロジ(Webマッピング)で、インタラクティブな地図サイトを自作するためのガイドです。マップデータの取得・解析・変換・編集、Webサービスとの連携、データベースの管理など、Webマッピング基礎から応用までをオープンソースのGIS(地理情報システム)ツールを使って 丁寧に解説します。サンプルコードが豊富で、手順を図でわかりやすく解説した本書を読めば、マッピングテクノロジを理解し、手軽に自分独自のデジタル地図をWebで配信できるようになります。マッピングエンジン:MapServer、データの変換:GDALとOGR、データの表示と閲覧:OpenEV、データの保管と管理:PostGISを使用。オープンソースのGISツールで気軽にマッピングテクノロジを学びたい人必携の一冊です。

訳者まえがき	v
まえがき		vii
はじめに		ix

1章	デジタルマッピングの手引き
	1.1	デジタルマップが持つ力
	1.2	マップ制作の難しさ
		1.2.1	個人の作るマップ
		1.2.2	技術上の障壁
	1.3	Webマッピングの種類
		1.3.1	Webマップユーザ
		1.3.2	Webマッピングコンポーネントを使ったWebサイト

2章	デジタルマッピングの作業とツール
	2.1	一般的なマッピング作業
	2.2	一般的な落とし穴、行き詰まり、苛立ち
		2.2.1	良好なソースデータの入手
		2.2.2	デジタルツールへの依存
		2.2.3	データフォーマットの理解
		2.2.4	正しいツールの使用
	2.3	プロジェクトの作業タイプの確認
		2.3.1	表示とマッピング
		2.3.2	分析
		2.3.3	制作と操作
		2.3.4	変換
		2.3.5	共有

3章	マップの変換と表示
	3.1	ラスタとベクトル
	3.2	OpenEV
	3.3	MapServer
		3.3.1	データアクセスとパフォーマンス
		3.3.2	ポータビリティ
	3.4	GDAL(地理空間データ抽象化ライブラリ)
		3.4.1	GDALがサポートしているラスタフォーマット
		3.4.2	プログラミングライブラリ
		3.4.3	GDALユーティリティ
	3.5	OGRシンプルフィーチャライブラリ
		3.5.1	OGRがサポートしているベクトルフォーマット
		3.5.2	OGRのユーティリティと例
	3.6	PostGIS
		3.6.1	SQLを用いたGIS分析
	3.7	アプリケーションのまとめ

4章	MapServerのインストール
	4.1	アプリケーションの動作の仕組み
	4.2	主要コンポーネントの説明
		4.2.1	MapServer実行ファイル
		4.2.2	MapServerのマップファイル
		4.2.3	データソース
		4.2.4	出力マップ画像
	4.3	MapServerのインストール
		4.3.1	プラットフォーム
		4.3.2	MapServerバイナリの取得
		4.3.3	MapServerソースコードのコンパイル
	4.4	ヘルプの入手

5章	マップデータの取得
	5.1	データニーズの査定
		5.1.1	ベクトルマップかラスタマップか
		5.1.2	どんなベクトルデータが必要か
		5.1.3	どんなラスタデータが必要か
		5.1.4	どの縮尺のマップが必要か
		5.1.5	3次元は必要か
	5.2	必要なデータの取得
		5.2.1	出来合いのマップの探し方
		5.2.2	衛星画像や陰影表面図の探し方
		5.2.3	マップデータの探し方

6章	マップデータの解析
	6.1	デモ用データのダウンロード
	6.2	データ管理ツール(GDALとFWTools)のインストール
	6.3	データの検証
		6.3.1	データの概要の確認
		6.3.2	データの持つ詳細な位置情報の確認
		6.3.3	衛星画像の情報の確認
	6.4	その他のツールを用いたデータ処理
		6.4.1	GNUプラットフォーム以外でのツールのセットアップ
		6.4.2	ogrinfoを使用したシェープファイルのデータの一覧の表示
		6.4.3	grepを使用した特定の属性情報の表示
		6.4.4	wcを使用した属性のカウント
		6.4.5	sedを使用した特定のパターンの検索
		6.4.6	sedを使用した表示内容の加工
		6.4.7	sedを使用した行の削除やトリミング
		6.4.8	sortを使用したソートされた一覧の作成
		6.4.9	uniqを使用した重複する行の抽出
		6.4.10	その他の強力なテキスト処理ツール

7章	マップデータの変換
	7.1	マップデータの変換
	7.2	ベクトルデータの変換
		7.2.1	GML(Geography Markup Language)
		7.2.2	シェープファイルからGMLへの変換
		7.2.3	地物の一部を使った新しいファイルの作成
		7.2.4	1つの空港を取り出して新しいシェープファイルを作成
		7.2.5	シェープファイルから他のファイル形式への変換
		7.2.6	PostgreSQLデータベースへの変換
	7.3	ラスタデータから他のフォーマットへの変換
		7.3.1	画像から別のフォーマットへの変換
		7.3.2	gdal_translateによるJPEG形式のプレビュー用の衛星画像の作成
		7.3.3	必要範囲の切り取りと小サイズのJPEG衛星画像の作成

8章	デスクトップソフトを利用したマップデータの視覚化
	8.1	視覚化とマッピングのソフトウェア
		8.1.1	その他のオープンソースのマッピングソフトウェア
		8.1.2	無料で利用できるその他のソフトウェア
		8.1.3	他の商用ソフトウェア
	8.2	OpenEVの利用
		8.2.1	OpenEVのインストール
		8.2.2	OpenEVへのサンプルマップデータのロード
		8.2.3	空港のシェープファイルの読み込み
		8.2.4	レイヤ(Layers)ウインドウの操作
		8.2.5	一般レイヤ設定の変更
		8.2.6	レイヤの描画スタイルの変更
		8.2.7	データレイヤの追加
	8.3	OpenEVの基本
		8.3.1	拡大縮小
		8.3.2	パンニング
		8.3.3	色による分類
		8.3.4	ラスタデータの読み込み
		8.3.5	異なるレイヤと合わせるための投影法の変換
		8.3.6	3Dビューの作成

9章	目的に沿ったマップデータの作成と編集
	9.1	マップの計画
		9.1.1	おおまかな縮尺と範囲の決定
		9.1.2	ベースマップに必要な内容の特定
		9.1.3	情報源は何か
	9.2	データの前処理
		9.2.1	対象エリアの切り出し
		9.2.2	マップ作成の開始

10章	静的なマップの作成
	10.1	MapServer ユーティリティ
	10.2	コマンドラインユーティリティの使用例
		10.2.1	マップデータの取得
		10.2.2	基本的なマップファイルの作成
		10.2.3	マップファイルの基本的な記述方法
		10.2.4	最初のマップ画像の作成
		10.2.5	マップのラベル表示
		10.2.6	特定の国の表示範囲の設定
		10.2.7	マップの色付け
		10.2.8	演算子の使い方
		10.2.9	マップの凡例の追加
		10.2.10	スケールバーの追加
		10.2.11	マップファイルのまとめ
	10.3	出力画像フォーマットの指定

11章	インタラクティブなマップのWebへの配信
	11.1	MapServerの準備とテスト
		11.1.1	MapServer for Windows(MS4W)
		11.1.2	Linux環境下のApacheとMapServer
		11.1.3	Apacheの設定
		11.1.4	テストとトラブルシューティング
		11.1.5	デモアプリケーションを使ったMapServer環境のテスト
	11.2	特定地域を対象にしたカスタムアプリケーションの作成
		11.2.1	マップの初期表示範囲の変更
		11.2.2	マップの投影法の変更
		11.2.3	表示範囲の調整を目的とする画像サイズの変更
		11.2.4	Webページへのズームと中心点の再設定ツールの追加
		11.2.5	選択可能なレイヤリストの追加
		11.2.6	アプリケーションへの凡例の追加
		11.2.7	アプリケーションへのスケールバーの追加
		11.2.8	全体図/参照図のアプリケーションへの追加
	11.3	学習に終わりはない

12章	Webサービスによるマップへのアクセス
	12.1	マッピングにおけるWebサービス
	12.2	マッピングのWebサービスで何を行うか
		12.2.1	Webサービスを使う理由
		12.2.2	内部ニーズと外部ニーズ
	12.3	WebサービスでのMapServerの利用
		12.3.1	Web Map Service(WMS)
		12.3.2	Web Feature Service(WFS)
	12.4	参照用のマップファイル

13章	空間データベースの管理
	13.1	PostGISの紹介
	13.2	空間データベース
		13.2.1	サーバベースのGIS
	13.3	PostGISのダウンロード
		13.3.1	Windows用のPostGIS
		13.3.2	Linux用のPostGIS
		13.3.3	Mac OS X用のPostGIS
	13.4	ソースコードからのコンパイル
	13.5	PostGISのセットアップ手順
		13.5.1	PostreSQLの起動
		13.5.2	pl/pgsql言語サポートの有効化
		13.5.3	postgis.sqlスクリプトの読み込み
		13.5.4	spatial_ref_sys.sqlスクリプトの読み込み
		13.5.5	PostGISの動作確認
	13.6	空間データベースの作成
	13.7	データベースへのデータの格納
		13.7.1	shp2pgsqlを使用したインポート
		13.7.2	ogr2ogrを使用したインポート
	13.8	空間データに対するクエリ
		13.8.1	空間インデックスの作成
		13.8.2	属性データへのインデックス
		13.8.3	空間近傍クエリの実行
	13.9	アプリケーションからのPostGIS空間データへのアクセス
		13.9.1	PostGISデータのシェープファイルとGMLへのエクスポート
		13.9.2	OpenEVでのPostGISの利用
		13.9.3	MapServerでのPostGISの利用
		13.9.4	他のアプリケーションからのPostGISの利用

14章	MapScriptによるMapServerプログラミング
	14.1	MapScriptの紹介
	14.2	MapScriptの入手
		14.2.1	ソースコードからのMapScriptのビルド
		14.2.2	MapScriptのバイナリの入手
		14.2.3	サポート情報
	14.3	MapScriptのオブジェクト
	14.4	MapScriptの例
		14.4.1	マップファイルの読み込みとマップの描画
		14.4.2	マップ設定の操作
		14.4.3	マップファイルの生成
	14.5	その他の情報源
	14.6	MapScriptでの処理の比較

付録A	地図投影法概説
A.1	太陽系第三の回転楕円体
A.1.1	地理座標系
A.1.2	地図投影法:回転楕円体の平面化
A.1.3	平面/投影座標系
A.2	MapServerでの地図投影法の使用
A.2.1	EPSGコード
A.3	主な地図投影法
A.3.1	正距円筒図法
A.3.2	正射図法
A.3.3	メルカトル図法
A.3.4	横メルカトル図法
A.3.5	アルベルス正積円錐図法
A.3.6	平射図法
A.3.7	ユニバーサル横メルカトル(UTM)図法
A.4	他のアプリケーションによる投影法の利用
A.5	参考資料

付録B	ベクトルデータアクセスに関するMapServerリファレンスガイド
B.1	ベクトルデータ
B.1.1	MapServerでのベクトルデータ処理
B.1.2	データフォーマットの種類
B.2	データフォーマットガイド

付録C	日本版読者に向けての追加情報
C.1 マップデータの入手
C.1.1 数値地図(空間データ基盤)
C.1.2 国土数値情報
C.1.3 街区レベル位置参照情報
C.1.4 その他のデータソース
C.2 測地系
C.2.1 旧日本測地系と世界測地系
C.2.2 測地系の変換
C.3 MapServerでの日本語利用の留意点
C.3.1 Labelオブジェクト中のENCODINGパラメータ
C.4 その他
C.4.1 国内で得られるオープンソースマッピングツールのノウハウやサービス
C.4.2 OSGEO財団の設立

索引		346

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