入門 Unix for Mac OS X 第4版

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TOPICS
Programming
発行年月日
PRINT LENGTH
336
ISBN
4-87311-274-5
原書
Learning Unix for Mac OS X Tiger
FORMAT
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2,750円
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Macユーザーにとっても敷居が高くないUnixコマンドの解説書。Mac OS XではじめてUnixに触れる人にとって必要な情報を簡潔にまとめました。Unixシステムでよく使われるコマンドおよびMac OS X独自のUnixコマンドを実例と練習問題つきで丁寧に解説します。本書を読み進めながら多くのUnixアプリケーションを探求してゆけば、Unixのコマンド行インタフェースを自然に使いこなせるようになるでしょう。

正誤表

ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷版、刷り年月日をご確認の上、ご利用ください。

正誤表 - 2006年5月掲載(2刷以降は修正済み)

P.xxiii、4.5.4節のタイトル
  • 【誤】4.5.4 viより簡単なエディタPico
  • 【正】4.5.4 viより簡単なPicoエディタ
P.49、下から11行目(2箇所)
  • 【誤】現在:「sudoを使う必要があります。sudoについては
  • 【正】sudoコマンドを使う必要があります。sudoコマンドについては
P.49、下から3行目
  • 【誤】詳しく知りたいなら、man cshを実行して
  • 【正】詳しく知りたいなら、man cshコマンドを実行して
P.75、図3-6のキャプション
  • 【誤】ls -alの出力結果
  • 【正】ls -alコマンドの出力結果
P.85、図3-9のキャプション
  • 【誤】df -iの出力結果
  • 【正】df -iコマンドの出力結果
P.105、下から5行目(脚注)
  • 【誤】Unixのコマンドはほとんど、この仕組みを利用しないので、
  • 【正】Unixのコマンドはほとんど、Mac OS X固有の仕組みを利用しないので、
P.111、下から2行目(脚注)
  • 【誤】ただし、Unixにも酷似したものが存在する
  • 【正】ただし、Unixにも酷似した仕組みが存在する
P.115、表4-2のキャプション
  • 【誤】lessが受け付ける代表的なコマンド
  • 【正】lessコマンドが受け付ける代表的な独自コマンド
P.129、上から8行目
  • 【誤】viが、そのことを表す情報を
  • 【正】viエディタが、そのことを表す情報を
P.131、4.5.4節のタイトル
  • 【誤】viより簡単なエディタPico
  • 【正】viより簡単なPicoエディタ
P.131、図4-4のキャプション
  • 【誤】viより簡単なエディタPico
  • 【正】viより簡単なPicoエディタ
P.170、表5-3(-name パターン)
  • 【誤】指定したパターンに合う名前を
  • 【正】指定した「パターン」に合う名前を
    ※「パターン」部分のフォントスタイルを左欄の「-name パターン」と統一
P.171、表5-3(-regex 正規表現)
  • 【誤】完全な正規表現を使用する
  • 【正】完全な「正規表現」を使用する
    ※「正規表現」部分のフォントスタイルを左欄の「-regex 正規表現」と統一
P.197、上から7行目
  • 【誤】コマンドなどが以上終了した
  • 【正】コマンドなどが異常終了した
P.205、128行目
  • 【誤】ページャであるmoreは、
  • 【正】ページャであるmoreコマンドは、
P.205、表6-2のキャプション
  • 【誤】覚えておくとよいlessのコマンド
  • 【正】覚えておくと便利なlessの独自コマンド
P.219、下から1行目(脚注)
  • 【誤】man psで表示されるオンラインマニュアルには、
  • 【正】man psコマンドで表示されるオンラインマニュアルには、
P.221、下から9行目
  • 【誤】「アクティビティモニタ」アプリケーション
  • 【正】「アクティビティモニタ(Activity Monitor)」アプリケーション
P.234、囲み記事の脚注、上から3行目
  • 【誤】別のアプリケーションで開ける形式であれば
  • 【正】別のアプリケーションで読める形式であれば
P.253、表8-1のキャプション
  • 【誤】代表的なFTPコマンド
  • 【正】ftpコマンドが受け付ける代表的な独自コマンド
P.276、図9-7のキャプション
  • 【誤】xtermプログラムを起動オプションを設定
  • 【正】xtermプログラムの起動オプションを設定
P.284、図10-1のキャプション
  • 【誤】自動的にPATHを修正する
  • 【正】自動的に環境変数PATHを修正する
P.292、図10-3のキャプション
  • 【誤】「FinkCommander」アプリケーションが選択されているパッケージについての情報を表示
  • 【正】「FinkCommander」アプリケーションが選択しているパッケージについての情報を表示

正誤表 - 2006年7月掲載

P.4、TIME
  • 【誤】おおよそ3分の1秒
  • 【正】おおよそ31秒
P.73、下から1行目
  • 【誤】前ファイル
  • 【正】全ファイル
P.85、表3-1、コマンド
  • 【誤】cd/bin
  • 【正】cd /bin

  • 【誤】cd/; ls
  • 【正】cd /; ls

  • 【誤】ls/bin
  • 【正】ls /bin
P.96、下から2行目(脚注)
  • 【誤】そのファイルのコピーするを作ることが
  • 【正】そのファイルのコピーを作ることが
P.101、下から12行目
  • 【誤】 iPodが使っているディクス
  • 【正】 iPodが使っているディスク
P.105、下から2行目(脚注)
  • 【誤】として表示されることがあので
  • 【正】として表示されることがあるので
P.126、下から2行目(脚注)
  • 【誤】受け付けるたのち、
  • 【正】受け付けたのち、
P.143、下から2行目
  • 【誤】イルが残されてていることが
  • 【正】イルが残されていることが
P.147、下から15行目
  • 【誤】エイリアスを作りたい対象の上で「Command-クリック」し、
  • 【正】エイリアスを作りたい対象の上で「Control-クリック」し、
P.153、下から7行目
  • 【誤】tar -xvfz masters.thesis.tgz
  • 【正】tar -x -v -f masters.thesis.tgz -z
P.162、上から3行目
  • 【誤】まれいない場所で、
  • 【正】まれていない場所で、
P.162、上から8行目
  • 【誤】書くパターン
  • 【正】各パターン
P.176、上から16行目
  • 【誤】かなり悩んむこと
  • 【正】かなり悩むこと
P.178、1行目
  • 【誤】ここまでで説明きたように、
  • 【正】ここまで説明してきたように、
P.190、囲み記事
  • 【誤】set noclobber
  • 【正】set -o noclobber
P.220、上から16行目
  • 【誤】-Uオプションを付けると、
  • 【正】-Uオプションの引数にrootを指定すれば、
P.250、下から7行目
  • 【誤】-rオプションオプションを付けておけば、
  • 【正】-rオプションを付けておけば、
P.277、上から13行目
  • 【誤】ログラムを実行させておきならが、
  • 【正】ログラムを実行させておきながら、
P.288、下から14行目
  • 【誤】apt-getコマンドコマンド
  • 【正】apt-getコマンド
P.289、下から17行目
  • 【誤】http://finkcommander.sourgeforge.net/
  • 【正】http://finkcommander.sourceforge.net/

目次

訳者まえがき
まえがき

1章 Unixを使う理由
	1.1 Unixの威力
		1.1.1 名前の一括変更とファイルの一覧表示
		1.1.2 表示されないファイルの探索
	1.2 無数に存在する無料のアプリケーション
		1.2.1 Unixに含まれるコマンド
		1.2.2 WebからUnixソフトウェアを入手
	1.3 インターネット接続の威力
	1.4 簡単なUnix入門
	1.5 よく使うUnixコマンド

2章 ターミナルを使う
	2.1 ターミナルの起動
		2.1.1 Unixコマンド行の構文
		2.1.2 演習問題:コマンドの入力
		2.1.3 コマンドの種類
		2.1.4 ターミナルの環境設定を変更
		2.1.5 「ターミナル」アプリケーションが持つ機能
	2.2 「ターミナル」アプリケーションの作業環境の変更
		2.2.1 ウィンドウタイトルの設定
		2.2.2 AppleScriptの使用
		2.2.3 .termファイルの使用
	2.3 ターミナル内での作業
		2.3.1 シェルプロンプト
		2.3.2 コマンドの入力
		2.3.3 コマンドの再呼び出し
		2.3.4 ファイル名やディレクトリ名の補完機能
		2.3.5 コマンド行で一度に複数のコマンドを実行
		2.3.6 コマンドの編集
		2.3.7 作業の終了
		2.3.8 問題判別チェックリスト
	2.4 シェル環境の変更
		2.4.1 シェルの選択
		2.4.2 プロンプトの変更
	2.5 更なる設定変更
		2.5.1 シェルの設定変更
		2.5.2 エイリアスの作成
	2.6 応答しないターミナル

3章 ファイルシステム探訪
	3.1 Mac OS Xのファイルシステム
		3.1.1 ホームディレクトリ
		3.1.2 作業ディレクトリ
		3.1.3 ディレクトリの木構造
		3.1.4 絶対パス名
		3.1.5 相対パス名
		3.1.6 親のディレクトリへの相対パス名
		3.1.7 作業ディレクトリの変更
		3.1.8 ディレクトリの木構造内のファイル
	3.2 ファイルとディレクトリの一覧
		3.2.1 とても強力なlsコマンド
		3.2.2 lsコマンドの練習
		3.2.3 -lオプションの使用
		3.2.4 ファイルのパーミッション(アクセス権)
		3.2.5 ファイルやディスクの容量計算
		3.2.6 dfコマンドによるディスクの空き容量
		3.2.7 演習問題:ファイルシステムの探索
	3.3 ファイルの保護と共有
		3.3.1 ファイルのパーミッション(アクセス権)
		3.3.2 chmodコマンドによるパーミッション(アクセス権)の設定
		3.3.3 グループとオーナーの変更
	3.4 パスワードの変更
	3.5 sudoコマンドによる管理者の権限
	3.6 外部ボリュームの利用

4章 ファイル管理
	4.1 ファイルとディレクトリの名前
	4.2 ファイルとディレクトリのワイルドカード
	4.3 ファイル内容の確認
		4.3.1 catコマンド
		4.3.2 lessコマンド
	4.4 grepコマンド
	4.5 ファイルの作成と編集
		4.5.1 テキストエディタとワードプロセッサ
		4.5.2 テキストエディタvi
		4.5.3 vi入門
		4.5.4 viより簡単なエディタPico
		4.5.5 より強力なテキストエディタ:Emacs
	4.6 ファイルの操作
		4.6.1 mkdirコマンドによるディレクトリの作成
		4.6.2 ファイルのコピー
		4.6.3 mvコマンドによるファイルの名称変更と移動
		4.6.4 ファイルやディレクトリの削除
		4.6.5 リンクを使った作業
		4.6.6 ファイルの圧縮とアーカイブ
		4.6.7 別のオペレーティングシステムにあるファイル

5章 ファイル検索と情報取得
	5.1 grepという変わった名前のコマンド
		5.1.1 代表的なgrepのオプション
		5.1.2 正規表現の使用
	5.2 locateコマンドでファイルを検索
		5.2.1 locateコマンド用データベースの構築
		5.2.2 locateコマンドの使用
	5.3 ファイルシステムの調査にfindコマンドを使う
		5.3.1 ファイル容量による一致
		5.3.2 パーミッションを指定してfindを使用
		5.3.3 最近変更されたファイルをfindで検索
		5.3.4 findの頼れる相棒:xargsコマンド
		5.3.5 findのさらに進んだ使い方
	5.4 Spotlightの輝き
		5.4.1 mdlsでSpotlight用メタデータを一覧表示する
		5.4.2 mdfindでファイルを検索
		5.4.3 Spotlightを役立てる

6章 入出力のリダイレクト機能
	6.1 標準入力と標準出力
		6.1.1 テキストをファイルに書き出す
	6.2 パイプとフィルタ
		6.2.1 wcコマンド
		6.2.2 trコマンド
		6.2.3 grepコマンド
		6.2.4 headコマンドとtailコマンド
		6.2.5 sortコマンド
		6.2.6 uniqコマンド
		6.2.7 ページャへのパイプ
	6.3 印刷
		6.3.1 Unix流のやり方
		6.3.2 AppleTalkでの印刷

7章 マルチタスク
	7.1 バックグラウンドでコマンドを実行
	7.2 プロセスの確認
		7.2.1 psコマンド
		7.2.2 topコマンド
	7.3 コマンドの実行中止
		7.3.1 killコマンド
		7.3.2 killallコマンド
	7.4 GUIを持ったアプリケーションの起動
		7.4.1 openコマンド
		7.4.2 openコマンドで役立つオプション指定
		7.4.3 openコマンドをもっと便利に

8章 Unixのネットワーク環境
	8.1 ネットワーク先からのログイン
		8.1.1 WebとFTPの利用
		8.1.2 他のUnixをネットワークで利用
	8.2 ファイル転送
		8.2.1 scpコマンドとrcpコマンド
		8.2.2 FTP(File Transfer Protocol)
		8.2.3 iDiskを使ったファイル転送
		8.2.4 [サーバへ接続]機能を利用する
		8.2.5 練習

9章 ウィンドウシステムとX11
	9.1 X11
		9.1.1 X11のインストール
		9.1.2 X11を使用
		9.1.3 X11の設定
	9.2 X11とインターネット
		9.2.1 X11でネットワーク接続
		9.2.2 プライベートネットワークを公開
		9.2.3 X11で他のコンピュータを利用

10章 finkシステムによるオープンソースソフトウェアの利用
	10.1 finkシステムのインストール
		10.1.1 利用可能なパッケージの一覧
		10.1.2 パッケージのインストール
	10.2 「FinkCommander」アプリケーションの使用

索引