Web開発者のためのRSS & Atomフィード

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TOPICS
Web , Perl
発行年月日
PRINT LENGTH
328
ISBN
4-87311-250-8
原書
Developing Feeds with RSS and Atom
FORMAT
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3,080円
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Webサイトコンテンツのデスクトップへの配信、インターネット上で結合されたアプリケーションの強化、そしてセマンティックWebの構築に至るまで、RSSとAtomは著しく発展しているインターネットテクノロジです。本書は、RSSとAtomという最も広く受け入れられている2つのコンテンツシンジケーション(配信)テクノロジについての解説書です。RSSとAtomに特有の概念について詳細に解説し、さらにフィードの読み取り方と作成方法、フィードを活用したアプリケーションの構築方法などの実践的なテーマについて議論を展開しています。フィードの提供者となるWebコンテンツ開発者やWebサイト作成者から、フィードを使用するアプリケーション開発者まで、フィードを活用・開発する人のための必読書です。

目次

まえがき

1章 はじめに
    1.1 RSSとAtomとはどういうものなのか
    1.2 RSSとAtomの簡単な歴史
        1.2.1 HotSauce:MCFとRDF
        1.2.2 CDF(Channel Definition Format)
        1.2.3 最初のRSSの登場
        1.2.4 標準の進化
        1.2.5 最初の分裂
        1.2.6 2度目の分裂
        1.2.7 Pie、Echo、Necho、Atom
        1.2.8 現在の状況
    1.3 なぜコンテンツをシンジケートするのか
    1.4 法律的な示唆
        1.4.1 サイトがスクリーンスクレーピングされてしまったら

2章 フィードの使用
    2.1 Webベースアプリケーション
        2.1.1 Bloglines
        2.1.2 Kinja
        2.1.3 Rocketinfo RSS Reader
    2.2 デスクトップアプリケーション
        2.2.1 NetNewsWire
        2.2.2 FeedDemon
        2.2.3 NewsMonster
    2.3 その他の巧妙なテクニック
        2.3.1 モバイルデバイス
        2.3.2 電子メールクライアント
        2.3.3 フィードベースの検索エンジン
    2.4 読みたいフィードを見つける

3章 プログラミングなしのフィード作成
    3.1 電子メールを利用したフィード作成
    3.2 検索エンジンを利用したフィード作成
        3.2.1 Google
        3.2.2 Google News
        3.2.3 Yahoo!
    3.3 オンラインストアを利用したフィード作成

4章 RSS 2.0
    4.1 最新の標準にする
    4.2 RSS 2.0の基本構造
        4.2.1 channelの必須の子要素
        4.2.2 channelのオプションの子要素
        4.2.3 item要素
        4.2.4 最も簡単なRSS 2.0フィード
    4.3 blogツールを使用したRSS 2.0の作成
    4.4 モジュールについて
        4.4.1 blogChannelモジュール
        4.4.2 Creative Commonsモジュール
        4.4.3 Simple Semantic Resolutionモジュール
        4.4.4 Trackbackモジュール
        4.4.5 ICBMモジュール
        4.4.6 Yahoo!のMedia RSS Module
    4.5 RSS 2.0フィードの作成
        4.5.1 PerlのXML::RSSを使用したRSS 2.0の作成
        4.5.2 PHPを使用したRSS 2.0の作成
        4.5.3 Rubyを使用したRSS 2.0の作成
        4.5.4 RSS 2.0の提供

5章 RSS 1.0
    5.1 RSS 2.0のメタデータ
        5.1.1 RSSでのURIの使用
    5.2 RDF
        5.2.1 リソース、プロパティタイプ、そしてプロパティ
        5.2.2 ノードとアーク
        5.2.3 RDFのRSSへの適用
    5.3 XMLによるRDFの記述
        5.3.1 ルート要素
        5.3.2 <要素 rdf:about=「要素のURI」>
        5.3.3 <要素 rdf:resource=「URI」/>
        5.3.4 RDFコンテナ
    5.4 RSS 1.0について
        5.4.1 RSS 1.0文書の検証
    5.5 詳細な仕様
        5.5.1 基本構造
        5.5.2 ルート要素
        5.5.3 <channel rdf:about=""> (a Subelement of rdf:RDF)
        5.5.4 <image rdf:resource=""> (rdf:RDFの子要素)
        5.5.5 <textinput rdf:about=""> (rdf:RDFの子要素)
        5.5.6 <item rdf:about=""> (rdf:RDFの子要素)
        5.5.7 最も簡単なRSS 1.0フィード
    5.6 RSS 1.0フィードの作成
        5.6.1 Perlを使用したRSS 1.0の作成
        5.6.2 PHPを使用したRSS 1.0の作成

6章 RSS 1.0モジュール
    6.1 モジュールのステータス
    6.2 一般的なアプリケーションでのモジュールのサポート
        mod_admin
        mod_aggregation
        mod_annotation
        mod_audio
        mod_changedpage
        mod_company
        mod_content
        mod_dublincore
        mod_DCTerms
        mod_event
        mod_rss091
        mod_servicestatus
        mod_slash
        mod_streaming
        mod_syndication
        mod_taxonomy
        mod_threading
        mod_wiki
        mod_prism
    6.3 他のRSS 1.0モジュール

7章 Atomシンジケーションフォーマット
    7.1 Atomについて
        7.1.1 Atomフィードの構造
        7.1.2 再利用可能なコンストラクトの構文
    7.2 Atomエントリ文書の詳細
        7.2.1 Atomエントリの要素
        7.2.2 Atomフィード文書の詳細
        7.2.3 実際に動作する最も簡単なAtomフィード
    7.3 Atomフィードの作成
        7.3.1 Atomフィードの妥当性検証

8章 フィードのパースと使用
    8.1 重要な問題
        8.1.1 AtomからRSSへの変換
    8.2 JavaScript Display Parser
        8.2.1 RSS XPress
        8.2.2 その他のJavaScriptパーサ
    8.3 プログラミングのためのパース
        8.3.1 PHP:MagpieRSS
        8.3.2 Python:Universal Feed Parser
        8.3.3 Perl:XML::Simple
    8.4 正規表現の使用
    8.5 XSLTの使用
    8.6 Client-Side Inclusion
    8.7 Server-Side Inclusion
        8.7.1 Apache 1.3.x内でServer-Side Includeを有効にする
        8.7.2 Microsoft IIS内でServer-Side Includeを有効にする

9章 フィード使用の応用
    9.1 簡単なRSSフィードを作成したら
        9.1.1 リンクを公開する
        9.1.2 Autodiscoveryを有効にする
        9.1.3 フィードを正しく提供する
        9.1.4 アグリゲータへの登録
        9.1.5 メインページのメタデータ
        9.1.6 ヒット(要求)とクリックスルーのカウント
    9.2 PublishとSubscribe
        9.2.1 RSS 2.0におけるPublishとSubscribe
        9.2.2 RSS 1.0におけるPublishとSubscribe
    9.3 カスタムのPubSubの実行:LinkPimp PubSub
    9.4 LinkpimpClient.pl
        9.4.1 LinkpimpListener.pl

10章 フィードを自在に操る
    10.1 Apacheログファイル
        10.1.1 コードの検証
    10.2 TODOリストのRSSコーディング
        10.2.1 コードの検証
        10.2.2 全体のリスト
    10.3 デイリーのドゥーンズベリー
        10.3.1 コード検証
        10.3.2 全体のリスト
    10.4 Amazon.comウィッシュリストからRSSへの変換
        10.4.1 コードの検証
        10.4.2 全体のリスト
    10.5 FedEx貨物追跡サービス
        10.5.1 コードの検証
        10.5.2 全体のリスト
    10.6 SOAPによるGoogleからRSSへの変換
        10.6.1 コードの検証
        10.6.2 全体のリスト
    10.7 最新の更新ファイル
        10.7.1 コードの検証
        10.7.2 全体のリスト
    10.8 Perlモジュールのインストール
        10.8.1 コードの検証
        10.8.2 全体のリスト
    10.9 W3C ValidatorとRSS
        10.9.1 コードの検証
        10.9.2 全体のリスト
    10.10 ゲーム統計とExcel
    10.11 SMSによるフィード
    10.12 天気予報のポッドキャスティング
        10.12.1 使用方法
        10.12.2 コードについて
    10.13 Amazonを利用した独自のRSSフィードの生成
    10.14 Movable Typeによるクロスポスト
        10.14.1 コードの検証
        10.14.2 全体のリスト

11章 新しいモジュールの開発
    11.1 RSS 2.0とAtomにおける名前空間とモジュール
        11.1.1 RSS 1.0との違い
    11.2 ケーススタディ:mod_Book
        11.2.1 既存のデータ
        11.2.2 データの表現方法の存在の有無を知る
        11.2.3 新しい要素をRSS 2.0と連携させる
        11.2.4 新しい要素をRSS 1.0と連携させる
        11.2.5 モジュールの文書化
    11.3 デスクトップリーダーの拡張
    11.4 AmphetaDeskの導入
        11.4.1 AmphetaDeskのインストール
        11.4.2 index.html

付録A RSSに必要なXMLの知識
    A.1 XMLとは何か?
    A.2 XML文書の構造
        A.2.1 要素と属性
        A.2.2 名前構文
        A.2.3 整形式性
        A.2.4 コメント
        A.2.5 エンティティ参照
        A.2.6 文字参照
        A.2.7 文字エンコーディング
        A.2.8 妥当性
        A.2.9 DTDの構成
        A.2.10 XML名前空間
    A.3 XML処理用ツール
        A.3.1 パーサの選択
        A.3.2 XSLTプロセッサ

付録B 参考になるサイトとソフトウェア
    B.1 最上のリソース
    B.2 仕様書
    B.3 メーリングリスト
    B.4 Validator
    B.5 デスクトップリーダー

索引