エンタープライズサービスバス
――ESBとSOAによる次世代アプリケーション統合

[cover photo]
  • 2005年02月 発行
  • 288ページ
  • ISBN4-87311-220-6
  • 原書: Enterprise Service Bus
  • フォーマット

この商品は品切れ再入荷未定です

エンタープライズサービスバス(ESB)は標準ベースのサービス指向アーキテクチャ(SOA)を利用し、エンタープライズ全体のアプリケーション統合を可能にする技術です。本書では、ESBアーキテクチャの概論、XML、MOM、サービス呼び出しモデルなど、技術の基礎となる部分から、ESBにおけるJavaコンポーネント、ESBの統合パターンと設計ソリューション、ESBとWebサービスの進化など、高度なトピックまでを扱います。ESBのコンセプトとアーキテクチャを豊富な図で分かりやすく解説する本書は、エンタープライズアプリケーションの構築、統合、設計に取り組む技術者必携の一冊です。

本書に寄せて
はじめに
本書の構成
各章の概要
ESB統合パターンの表記規約
図解の表記法
本書で用いる表記
お問い合わせ先
謝辞

1章 ESB入門
	1.1 イベント駆動型エンタープライズにおけるSOA 
	1.2 広汎性ある統合への新たな手法 
	1.3 今日利用できるWebサービス向けSOA 
	1.4 従来の統合手法 
	1.5 ITニーズがもたらす要件 
	1.6 業界の影響 
		ESBを採用しているベンダ 
	1.7 ESBの特性 
		広汎性 
		標準ベースの統合 
		高度に分散した統合と選択配備 
		分散データ変換 
		レイヤードサービスの拡張 
		イベント駆動型SOA 
		プロセスフロー 
		セキュリティと信頼性 
		自律しつつ連携する環境 
		リモート設定および管理 
		ESBの「ネイティブ」データタイプとしてのXML 
		ビジネスデータのリアルタイムスループット 
		オペレーショナルアウェアネス 
		段階的な採用 
	1.8 業界によるESBの採用 
		金融 
		保険 
		製造 
		小売 
		通信 
		エネルギ・公益事業 
		食品流通ネットワーク 
		政府機関 
		まとめ 
2章 統合の状況
	2.1 統合を促すビジネス要因 
		IT支出の動向 
		優先順位が高い統合 
		規制遵守 
		STP 
		RFID 
	2.2 エンタープライズ統合の現状 
		エンタープライズの不十分な接続状況 
		アクシデンタルアーキテクチャ 
		ETL、バッチ転送、FTP 
		統合ブローカ 
	2.3 EAIとSOAから得たベストプラクティスの活用 
		XMLの採用 
		Webサービスの採用とSOAの実装 
	2.4 ESBへのリファクタリング 
		個別プロジェクトレベルでのESB導入 
		広域分散エンタープライズへのESBの波及 
		リーブ&レイヤ――既存EAIブローカとの接続 
		パートナの統合 
		まとめ 
3章 必要は発明の母
	3.1 ESBの進化 

	3.2 グローバル製造におけるESB 
		試験運用 
	3.3 拡張エンタープライズにおけるエッジの発見 
		電子商取引トレーディングハブ 
		拡張エンタープライズ――常に変化するエッジ 
		常に変化するネットワークエッジの捕捉 
	3.4 標準ベースの統合 
		統合の新たな経済性 
		技術費用の低下 
	3.5 ケーススタディ――製造業 
		リアルタイムビジネスの構築 
		パートナの柔軟な統合 
		まとめ 
4章 XML――ビジネスデータ統合の基盤
	4.1 統合の言語 
		人間が読めるXML 
	4.2 変更しても破綻しないアプリケーション 
	4.3 コンテンツベースのルーティングおよび変換 
	4.4 汎用データ交換アーキテクチャ 
		基準フォーマットを介したデータ変換 
		基準データ交換の採用 
		代替手法 
		まとめ 
5章 MOM
	5.1 「密結合インタフェイス」対「疎結合インタフェイス」 
		RPC式のプログラミング 
		密結合インタフェイス 
		疎結合対話 
		疎結合インタフェイス 
		Nの2乗のデータフォーマット――膨大なデータ変換こそ問題 
		バスに乗る 
		疎結合Webサービス標準 
	5.2 MOMの概念 
		抽象的な分離 
		メッセージングモデル――パブリッシュ&サブスクライブと
		ポイントツーポイント 
		トピックの階層構造 
		アクセス制御リスト(ACL) 
		メッセージの内容 
	5.3 非同期の信頼性 
		メッセージの自律性 
		ストアアンドフォワード 
		メッセージの永続性 
		メッセージ確認応答 
	5.4 信頼できるメッセージングモデル 
		信頼できるパブリッシュ&サブスクライブ 
		信頼できるポイントツーポイントキュー 
		複数のメッセージサーバを介するストアアンドフォワード 
	5.5 メッセージのトランザクション化 
		ローカルトランザクション 
		複数のリソースを伴うトランザクション 
		下位レベルの複雑さを取り除くESB 
	5.6 リクエスト/レスポンスメッセージングパターン 
		リプライ−フォワードパターン 
	5.7 メッセージング標準 
		JMS 
		SOAPとの信頼できるメッセージング 
		Webサービスのイベントと通知 
		まとめ 
6章 サービスコンテナと抽象化されたエンドポイント
	6.1 抽象化されたエンドポイントを介したSOA 
	6.2 コアにおけるメッセージングと接続性 
	6.3 多様な接続性とその選択 
	6.4 図解の表記法 
	6.5 独立配備可能な統合サービス 
	6.6 ESBサービスコンテナ 
		サービスコンテナの管理インタフェイス 
		ESBサービスインタフェイス 
		監査、ロギング、エラー処理 
		ESBサービスコンテナの機能 
		ESBコンテナ接続の標準化 
	6.7 サービスコンテナ、アプリケーションサーバ、統合			ブローカ 
		標準の遵守 
		集中ハブ&スポーク処理 
		コンテナの内容 
		管理の基盤 
		「コンパイルされたクラスファイル」対「宣言型ルール」 
		アプリケーションサーバは廃止すべきか 
		まとめ 
7章 ESBサービス呼び出し、ルーティング、SOA
	7.1 発見、結び付け、呼び出し 
	7.2 ESBサービス呼び出し 
	7.3 行程に基づくルーティング――高度に分散したSOA 
	7.4 コンテンツベースルーティング(CBR) 
		BPEL4WSを使用した条件ルーティング 
	7.5 サービスの再利用性 
		パラメータ化と設定 
		「再利用」対「コンポジション」 
	7.6 ESBの専門サービス 
		行程とサービスを使用するルーティングパターン 
		オーケストレーションサービスを使用する高度なプロセスフロー
		(BPEL4WS) 
		XMLのストレージおよびキャッシングサービス 
		プロセスモデリングにおける収束 
		まとめ 
8章 プロトコル、メッセージング、カスタムアダプタ、サービス
	8.1 ESBのMOMコア 
		MOMの相互運用性 
		MOMバックボーンと外部プロトコルの80対20ルール 
	8.2 汎用メッセージ呼び出しフレームワーク 
		プロトコルのブリッジング 
		MOMのブリッジング 
		ダイレクトプロトコルハンドラ 
		SOAPプロトコルハンドラ 
		非同期エラーの配信先 
	8.3 ケーススタディ――パートナの統合 
		安全なDMZ配備 
		ATP 
		SAPアダプタ――カスタムESBサービス 
		EDIのトランスポーテーションと変換 
		EDI VAN依存の排除 
		将来を見越して 
		まとめ 
9章 バッチ転送の待ち時間
	9.1 ETLの欠点 
		ETLにおける信頼性とデータの妥当性 
		望ましくないダウンタイムとデータ同期のロジスティクス 
		データ収集の総合的な待ち時間 
	9.2 典型的な解決法――過剰在庫 
	9.3 ケーススタディ――真のリアルタイム統合への移行 
		ESBの挿入 
		データの変換とルーティング 
		考慮すべき事項 
		まとめ 
10章 ESBにおけるJavaコンポーネント
	10.1 JBI 
		ESBコンテナとしてのJBI 
		JBIと他のJava仕様 
	10.2 JCA 
		専門知識の有効性 
		ESBからアプリケーションサーバへの接続性 
	10.3 JMX 
		JMXの基本 
		ESBアーキテクチャにおけるJMX管理 
		JMXが管理するESBコンポーネント 
		ディレクトリキャッシュ 
		テンプレートに基づくリモート設定の複製 
		まとめ 
11章 ESBの統合パターンと頻出する設計ソリューション
	11.1 VETOパターン 
		バリエーション――VETROパターン 
	11.2 2段階相互参照パターン 

	11.3 ポータルサーバ統合パターン 
		ポータルサーバ配備アーキテクチャ 
		ポータルサーバの課題 
		統合バックボーンとしてのESBの挿入 
	11.4 キャッシュフォワード統合パターン 
		パブリッシュ&サブスクライブを使用するデータフォワーディング 
		行程に基づくルーティングを使用するデータフォワーディング 
		キャッシュフォワードパターンに関する他の考慮事項 
	11.5 連携照会パターン 
		キャッシュプッシュパターン対キャッシュプルパターン 
		リアルタイムリクエストパターン 
		長期継続リクエストパターン 
		連携照会パターンのバリエーション 
		まとめ 
12章 ESBとWebサービスの進化
	12.1 仕様間の組み合わせ可能性 
	12.2 WS-*仕様の概要 
	12.3 ESBにおけるWS-*仕様の採用 
		WS-*はエンタープライズ機能を意味しない 
		WS-*はESBを意味しない 
		結論 

付録:ESBベンダ一覧

参考資料
分析レポート 
書籍 
その他 
Webサービス仕様 
Java仕様 

索引

Feedback

皆さんのご意見をお聞かせください。ご購入いただいた書籍やオライリー・ジャパンへのご感想やご意見、ご提案などをお聞かせください。より良い書籍づくりやサービス改良のための参考にさせていただきます。
[feedbackページへ]