入門 UML

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発行年月日
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272
ISBN
4-87311-163-3
原書
Learning UML
FORMAT

業界標準のモデリング言語であるUMLは、現代のシステム開発に携わる者すべてが知っておくべき最も重要な言語です。本書ではUMLを素早くマスターできるように、ありがちな方法論に片寄った解説を極力排除して実際のUMLの使い方に焦点を合わせ、UMLの基礎およびUMLを使ったシステム開発について順を追って説明します。読者はUMLについて迷うことなく理解できるでしょう。各章末には練習問題が用意されているので、UMLとその概念について自分がどのくらい理解できたかをテストできます。

目次

まえがき

・部 UMLの基礎

1章 はじめに
        1.1 UMLとは何か
                1.1.1 UMLの3つの側面
                1.1.2 UMLの目的
                1.1.3 歴史
        1.2 UMLと開発プロセス
                1.2.1 ウォーターフォール型アプローチ
                1.2.2 反復型アプローチ
        1.3 UMLの学習

2章 オブジェクト指向モデリング
        2.1 プロジェクト管理システムの要件
        2.2 文字、単語、文
                2.2.1 文字
                2.2.2 単語
                2.2.3 文
        2.3 オブジェクト指向パラダイム
                2.3.1 概念
                2.3.2 原則
        2.4 パラグラフ
                2.4.1 構造モデリング
                2.4.2 振る舞いモデリング
                2.4.3 その他の要素
        2.5 セクション
        2.6 文書

・部 構造モデリング

3章 クラス図とオブジェクト図
        3.1 クラスとオブジェクト
                3.1.1 クラス
                3.1.2 オブジェクト
        3.2 関連とリンク
                3.2.1 関連
                3.2.2 関連クラス
                3.2.3 関連端
                3.2.4 リンク
                3.2.5 リンクオブジェクト
                3.2.6 リンク端
        3.3 型、実装クラス、インタフェース
                3.3.1 型
                3.3.2 実装クラス
                3.3.3 インタフェース
        3.4 汎化、実現、依存関係
                3.4.1 汎化
                3.4.2 実現
                3.4.3 依存関係
        3.5 パッケージとサブシステム
                3.5.1 パッケージ
                3.5.2 サブシステム
        3.6 練習問題

4章 ユースケース図
        4.1 アクター
        4.2 ユースケース
        4.3 通信関連
        4.4 依存関係
                4.4.1 <<include>>依存関係
                4.4.2 <<extend>>依存関係
        4.5 汎化
                4.5.1 アクターの汎化
                4.5.2 ユースケースの汎化
        4.6 練習問題

5章 コンポーネント図と配置図
        5.1 コンポーネント
        5.2 ノード
        5.3 依存関係
                5.3.1 <<reside>>依存関係
                5.3.2 <<use>>依存関係
                5.3.3 <<deploy>>依存関係
        5.4 通信関連
        5.5 練習問題

・部 振る舞いモデリング

6章 シーケンス図とコラボレーション図
        6.1 ロール
                6.1.1 クラスとオブジェクト
                6.1.2 関連とリンク
        6.2 メッセージと刺激
        6.3 相互作用とコラボレーション
        6.4 シーケンス図
                6.4.1 要素
                6.4.2 通信
                6.4.3 繰り返し
                6.4.4 条件分岐
        6.5 コラボレーション図
                6.5.1 要素
                6.5.2 通信
                6.5.3 繰り返し
                6.5.4 条件分岐
        6.6 練習問題

7章 ステートチャート図
        7.1 状態
                7.1.1 単純状態
                7.1.2 開始状態と終了状態
        7.2 状態遷移
                7.2.1 イベント
                7.2.2 アクション
        7.3 ステートチャート図のネスト
        7.4 練習問題

8章 アクティビティ図
        8.1 アクション状態
                8.1.1 単純アクション状態
                8.1.2 開始アクション状態と終了アクション状態
        8.2 フロー遷移
                8.2.1 制御フロー遷移
                8.2.2 オブジェクトフロー遷移
        8.3 レーン
        8.4 デシジョン
        8.5 並行性
        8.6 練習問題

・部 拡張メカニズムとオブジェクト制約言語

9章 UMLの拡張メカニズム
        9.1 UMLのアーキテクチャ
        9.2 ステレオタイプ
                9.2.1 ステレオタイプの定義
                9.2.2 ステレオタイプの適用
        9.3 プロパティ
                9.3.1 タグ
                9.3.2 制約
        9.4 プロファイル
        9.5 練習問題

10章 OCL(オブジェクト制約言語)
        10.1 式
        10.2 単純な制約
                10.2.1 属性
                10.2.2 操作
                10.2.3 リンク端
                10.2.4 リンクオブジェクト
        10.3 複雑な制約
        10.4 練習問題

・部 付録

付録A 参考文献
        A.1 インターネット
        A.2 参考書籍

付録B 練習問題の解答
        B.1 構造モデリング
                3章 クラス図とオブジェクト図
                4章 ユースケース図
                5章 コンポーネント図と配置図
        B.2 振る舞いモデリング
                6章 シーケンス図とコラボレーション図
                7章 ステートチャート図
                8章 アクティビティ図
        B.3 拡張メカニズムとオブジェクト制約言語
                9章 UMLの拡張メカニズム
                10章 OCL(オブジェクト制約言語)


索引