プログラミング Mac OS X for Java Geeks

[cover photo]
TOPICS
Programming , Java
発行年月日
PRINT LENGTH
360
ISBN
4-87311-144-7
原書
Mac OS X for Java Geeks
FORMAT
Print
4,180円
この商品は品切れ再入荷未定です

Mac OS XをJavaの開発環境として使うための指南書。
本書では、Antほか各種Javaツールの使用、Pure Javaアプリケーションの作成、QuickTimeなどMac OS X特有のJava用ライブラリについて詳説しながら、クロスプラットフォームでの運用を可能にするJavaアプリケーションの作成方法についても同時に学んでいきます。スタンドアロンのアプリケーションだけでなく、Mac OS X上で動作するTomcat、PostgreSQLやMySQLを使ったデータベースアプリケーション、サーブレットやJSP、EJBとJBoss、XML-RPCやSOAPを使ったWebサービスなど、本書の解説は広範囲にわたっているので、Mac OS X 10.2とJDK 1.4を用いたJavaプログラミングについて具体的な知識を得ることができます。

目次

監訳者まえがき
まえがき

1章 さあ始めよう
        1.1 名称の変遷
                1.1.1 Mac OS X 10.0
                1.1.2 Mac OS X 10.1
                1.1.3 Mac OS X 10.1.x
                1.1.4 Mac OS X 10.2(Jaguar)
                1.1.5 Mac OS X 10.2以降
        1.2 今がチャンス

2章 AppleのJavaプラットフォーム
        2.1 Apple製JVMの基本
        2.2 Apple製JVMのディレクトリ構成
                2.2.1 ライブラリ
                2.2.2 JavaVM.frameworkディレクトリ
                2.2.3 Apple製JVMの全体像
                2.2.4 クラスパスの扱い
        2.3 その他のAPIとサービス
                2.3.1 ハードウェアによる実行速度の向上
                2.3.2 複数のボタンを持つマウス
                2.3.3 Classic環境におけるJava(MRJ)
        2.4 次の段階

3章 Javaツール
        3.1 ターミナル(Terminal)
                3.1.1 基本的なターミナル(Terminal)コマンド
                3.1.2 初めてのJavaクラス
                3.1.3 環境変数
        3.2 コードエディタ
                3.2.1 オープンソースのツール
                3.2.2 フリーのツール
                3.2.3 商用のツール
        3.3 Jakarta Ant
                3.3.1 インストールと設定
                3.3.2 Antの基本
                3.3.3 ビルドの実行
        3.4 その他のツール

4章 GUIアプリケーション
        4.1 SwingとAqua
                4.1.1 Aquaの外見
                4.1.2 ルック&フィール関連のTips
        4.2 Swingアプリケーションの例
                4.2.1 ソースコード
                4.2.2 アプリケーションAPI
                4.2.3 初期化処理
                4.2.4 SimpleEditPluginインタフェイス

5章 Apple独自の拡張
        5.1 Mac OS XのFinder
                5.1.1 Finderとの一体化
                5.1.2 Finderプラグイン
                5.1.3 FinderIntegrationクラス
        5.2 ネイティブコードへのアクセス

6章 クロスプラットフォームでの互換性を考慮したプログラミング
        6.1 GUIの構成
        6.2 改行コード
        6.3 ファイルのエンコーディング
                6.3.1 ユニコードを使おう
                6.3.2 Java、ユニコード、そしてUTF
        6.4 マルチスレッド処理
        6.5 ファイルパスの区切り文字
        6.6 クラスの読み込み
        6.7 クロスプラットフォームでの互換性を検証
                6.7.1 ファイル入出力
                6.7.2 環境設定とリソースファイル
                6.7.3 ネイティブコード
                6.7.4 ネイティブなGUIコンポーネント
                6.7.5 マルチスレッド処理
        6.8 より詳しい情報

7章 スタンドアロンのアプリケーション
        7.1 パッケージ
                7.1.1 JARによるパッケージ化
                7.1.2 Mac OS Xでのパッケージ化
        7.2 JARファイル
                7.2.1 JARファイルの生成
                7.2.2 JARファイルからの起動
        7.3 アプリケーションバンドル
                7.3.1 アプリケーションバンドルの内部構造
                7.3.2 Javaアプリケーションに関連するプロパティリストの属性
                7.3.3 アプリケーションバンドルの長所
        7.4 アプリケーションを一からビルドする
                7.4.1 ディレクトリ構成
                7.4.2 プロパティリスト
                7.4.3 アプリケーションを起動するためのファイル
                7.4.4 アプリケーションのアイコン
                7.4.5 Javaのライブラリ
                7.4.6 Finderによるアプリケーションの検出
        7.5 MRJAppBuilder
        7.6 次の段階

8章 Web経由で提供するアプリケーション
        8.1 アプレット
                8.1.1 Mac OS XのWebブラウザ
                8.1.2 アプレットの作成
                8.1.3 アプレットの配置
                8.1.4 アプレットからMac OS X特有のプロパティを使う
                8.1.5 Java Plug-in
        8.2 Java Web Start
                8.2.1 Java Web Startの実行環境
                8.2.2 Mac OS X特有の事項
                8.2.3 JARファイル内のリソース
                8.2.4 Java Web Startアプリケーションの配布
                8.2.5 JNLPファイルの作成
                8.2.6 JNLPファイルの詳細
        8.3 GUIアプリケーションの配布方法の比較
        8.4 次の段階

9章 Java Speech Framework
        9.1 Java Speech FrameworkのAPI
                9.1.1 Synthesizerクラス
                9.1.2 標準設定の値
                9.1.3 音声認識
        9.2 Java Speech Frameworkを使ってみる
                9.2.1 準備
                9.2.2 TalkingJDialogクラス
                9.2.3 しゃべるダイアログボックス
                9.2.4 Mac OS Xに話しかけてみよう
                9.2.5 独自の言語モデル

10章 QuickTime for Java
        10.1 はじめの一歩
                10.1.1 ドキュメント
                10.1.2 クラスファイル
        10.2 QuickTimeのAPI
                10.2.1 QuickTimeの起源
                10.2.2 QuickTime for Java
                10.2.3 対応されているメディアの種類
        10.3 SimplePlayerアプリケーション
                10.3.1 import文と起動時の処理
                10.3.2 ユーザインタフェイス
                10.3.3 メディアデータの読み込み
                10.3.4 ムービーの再生
                10.3.5 QuickTimeのデータ参照
                10.3.6 ムービーの書き出し
                10.3.7 SimplePlayerの実行

11章 Java Spelling Framework
        11.1 準備
                11.1.1 Mac OS X 10.2向けの修正
                11.1.2 Java Spelling Frameworkのビルド
                11.1.3 Java実行環境の準備
        11.2 スペルチェックのAPI
        11.3 スペルチェックの実際
                11.3.1 ユーザの指示によるスペルチェック
                11.3.2 入力と同時に行うスペルチェック
                11.3.3 開発者独自のスペルチェック機能

12章 データベース
        12.1 データベースの基本
                12.1.1 SQL
        12.2 Mac OS Xで利用できるデータベース
                12.2.1 MySQL
                12.2.2 PostgreSQL
                12.2.3 Oracle 9i
        12.3 次の段階

13章 サーブレット、JSPそしてTomcat
        13.1 Apache Tomcat
                13.1.1 Tomcat小史
                13.1.2 Tomcatのインストール
                13.1.3 Tomcatの起動
                13.1.4 Tomcatの終了
                13.1.5 JSPの仕組みを理解する
                13.1.6 Tomcatの構造を知る
        13.2 データベースを利用するJSPアプリケーション
                13.2.1 データベースの用意
                13.2.2 Webアプリケーションの構築
                13.2.3 データベースとの通信
                13.2.4 データの取得
                13.2.5 Webアプリケーションの実行
        13.3 ApacheとTomcatを連携させる
        13.4 次の段階

14章 EJBとJBoss
        14.1 JBoss
                14.1.1 JBossのダウンロード
                14.1.2 JBossのインストール
                14.1.3 JBossの起動
        14.2 J2EE入門
                14.2.1 J2EE版Hello World
                14.2.2 JBossのテンプレートプロジェクト
        14.3 EJBの限界を超えて

15章 Webサービス
        15.1 RPC
                15.1.1 RPCの基本
                15.1.2 JavaとRPC
        15.2 XML-RPC
                15.2.1 インストールと設定
                15.2.2 XML-RPCの基礎
                15.2.3 簡単なXML-RPCアプリケーション
                15.2.4 AppleScriptからXML-RPCのサービスを利用する
        15.3 SOAP
                15.3.1 Axisのダウンロード
                15.3.2 Axisのインストール
                15.3.3 SOAPの基礎
                15.3.4 SOAPのWebサービスを実装する
                15.3.5 JavaのコードからSOAPのWebサービスを利用する
                15.3.6 AppleScriptからSOAPのWebサービスを利用する
        15.4 他の参考資料
        15.5 終わりに

索引