入門 IPルーティング

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発行年月日
PRINT LENGTH
320
ISBN
4-87311-085-8
原書
IP Routing
FORMAT
Print
3,080円
この商品は品切れ再入荷未定です

インターネットを支える基盤技術であるルーティングは、ネットワーク管理者にとって必要不可欠な知識です。万一、障害が起こったときでも、ルーティングについてしっかりとした知識があれば、うまく対処することができるでしょう。
本書はルーティングの概念をつかむにはぴったりの教材です。RIP-1、RIP-2、IGRP、EIGRP、OSPF、BGP-4といった主要なルーティングプロトコルについて基礎からていねいに解説しています。複雑で難解なルーティングの仕組みを身近なことに例えてできるだけ平易に説明していますので、ルーティングに関する知識をしっかり身に付けることができるはずです。ルーティングの仕組みについての基本的なことだけでなく、実践に生かすことのできる情報が詰まっています。

正誤表

ここで紹介する正誤表には、書籍発行後に気づいた誤植や更新された情報を掲載しています。以下のリストに記載の年月は、正誤表を作成し、増刷書籍を印刷した月です。お手持ちの書籍では、すでに修正が施されている場合がありますので、書籍最終ページの奥付でお手持ちの書籍の刷版、刷り年月日をご確認の上、ご利用ください。

正誤表1 - 2002年9月

入門IPルーティング 第1刷正誤表

2002年9月19日更新
位置
p5
中段のコード
ip route 146.1.0.0 255.255.0.0 interface Ethernet0
ip route 146.1.0.0 255.255.0.0 Ethernet0
※原著者による訂正。
p36
図2-7
SantaFe
SantaFe
192.100.1.32/28
※原著者による訂正。
p41
ルータAmesのルーティングテーブル下から3行目
R 172.16.1.0 [120/2] via 172.16.251.1, 0:00:09, Serial1
R 172.16.1.0 [120/2] via 172.16.251.1, 0:00:21, Serial0
※原著者による訂正。
p106
ルータChicagoのコードブロックの12行目
ip address 172.16.250.9 255.255.255.0
ip address 172.16.250.9 255.255.255.252
※原著者による訂正。
p106
ルータAmesのコードブロックの8行目
ip address 172.16.250.10 255.255.255.0
ip address 172.16.250.10 255.255.255.252
※原著者による訂正。
p106
ルータAmesのコードブロックの13行目
ip address 172.16.250.6 255.255.255.0
ip address 172.16.250.6 255.255.255.252
※原著者による訂正。
p184
1行目
隣接関係を結ぶABR
隣接関係を結ぶABRのルータID
※原著者による訂正。
p268
1番目のコードブロックの最終行
distribute-list 1 out interface Ethernet1
distribute-list 1 out Ethernet1
※原著者による訂正。

目次

        訳者まえがき
        はじめに

1章      はじめの一歩
1.1 IPルーティングとは?
1.2 直接接続されているネットワーク
1.3 スタティックルーティング
1.4 ダイナミックルーティング
1.5 ルーティングテーブル
1.6 基礎となっているプロセス
1.7 まとめ

2章      RIP
2.1 RIPを動かしてみよう
2.2 RIPにおける最短パスの割り出し
2.3 収束
2.4 サブネットマスクの扱い
2.5 経路の要約
2.6 デフォルトルート
2.7 RIPのチューニング
2.8 まとめ

3章      IGRP
3.1 IGRPを動かしてみよう
3.2 IGRPの動作
3.3 収束の高速化
3.4 経路の要約
3.5 デフォルトルート
3.6 クラスフルな経路探索
3.7 まとめ

4章      EIGRP
4.1 EIGRPを動かしてみよう
4.2 EIGRPメトリック
4.3 EIGRPの動作
4.4 可変長サブネットマスク(VLSM)
4.5 経路の要約
4.6 デフォルトルート
4.7 EIGRPのトラブルシューティング
4.8 まとめ

5章      RIP-2
5.1 RIP-2を動かしてみよう
5.2 RIP-2のパケットフォーマット
5.3 RIP-1とRIP-2の互換性
5.4 クラスフルルーティングとクラスレスルーティング
5.5 クラスフルな経路探索とクラスレスな経路探索
5.6 認証
5.7 経路の要約
5.8 まとめ

6章      OSPF
6.1 OSPFを動かしてみよう
6.2 OSPFメトリック
6.3 定義とコンセプト
6.4 OSPFの動作
6.5 経路の要約
6.6 デフォルトルート
6.7 仮想リンク
6.8 デマンドサーキット
6.9 スタブ、完全スタブ、準スタブエリア
6.10 NBMAネットワーク
6.11 OSPF設計における経験則
6.12 OSPFのトラブルシューティング
6.13 まとめ

7章      BGP-4
7.1 準備
7.2 BGPを動かしてみよう
7.3 BGPの動作
7.4 ロードバランス
7.5 経路フィルタ
7.6 インターネットへの接続
7.7 ISPの選択
7.8 BGPのトラブルシューティング
7.9 まとめ

8章      運用管理
8.1 経路フィルタ
8.2 ルーティング情報源の信頼性
8.3 経路の再配布
8.4 パスの最大数
8.5 まとめ

        用語集
        参考文献
        索引