Jolt Award受賞『Masterminds of Programming』の日本語版は近日発刊もっと
なおこの日本語版『言語設計者たちが考えること』は9月末に発刊予定です。日本語版ではなんとRubyの父、まつもとゆきひろさんのインタビューを収録。実は原書の …
新刊、イベント、ブックフェアの様子などさまざまな情報をお伝えします
前回はPOSIX AIOとLinuxカーネルのAIOサポートについて解説しました。今回は、このAIOの使い勝手を良くするため、POSIX AIOインタフェース準拠のライブラリを作成しています。
Linux AIOを使用する場合、現在では前述のlibaioの利用が第一候補になりますが、やや使い勝手が悪いため、本記事でPOSIX AIOインタフェース準拠のライブラリを試作してみます。Linux AIOではO_DIRECTが前提となるため、この点もやや使い勝手が悪いのですが、SSDなどメモリベースのファイルシステムもありますし、動作は非同期になりませんがio_submit(2)はO_DIRECTがなくとも使用可能ですから …
前回までファイル I/O 全般について簡単に振り返りました。いよいよ本題のAIOに取り掛かります。今回は、POSIXのAIOインタフェースと、LinuxカーネルのAIOサポートについて紹介します。
バッファキャッシュにより緩和されるとはいえ、ファイル I/Oの最終到達地点はディスクですから、同期的なI/Oはやはりその時間が問題視されることがあります。まだバッファキャッシュに存在しないデー …
プロセスがブロックする要因の一つにファイルI/Oがあります。これを同期I/Oと言いますが、POSIXではAIO(非同期 I/O、Asynchronous I/O)も定義しており、I/O中でもプロセスがブロックせず他の処理を進められるようになります。 今回は、バッファキャッシュを意識したさまざまなファイルI/Oについて解説します。
ファイルI/Oの一種にメモリマップI/O、mmap(2)があります。mmap(2 …