現在IPv4の環境で使われているアプリケーションは、IPv6の環境でも正しく動作するのか? このような疑問に答えるために考えなければならないポイントを理解する助けとなる書籍です。IPv6プロトコルそのものではなく、UIの変更、DNSの設定、API、アドレスの格納などアプリケーションをIPv6に対応させるためのチェックポイントを解説します。なお本書はEbookのみの販売となります。
IPv6アプリケーション適応ガイド
―IPv6へ対応するためのチェックポイント
Dan York 著、山田 修司、株式会社トップスタジオ 訳
- TOPICS
- Web , System/Network
- 発行年月日
- 2012年02月
- ISBN
- 978-4-87311-519-1
- 原書
- Migrating Applications to IPv6
- FORMAT
目次
はじめに
本書の趣旨
本書の対象読者
本書の内容
本書で使用されている表記規則
サンプルコードの使用について
問い合わせ先
著者との連絡方法
謝辞
1. ユーザインタフェースの変更
表示形式の変更
可変長IPv6アドレス
ポート番号コロン
クラスレス(CIDR)表記法対サブネットマスク
大文字と小文字の区別
入力フィールドの有効性チェック
2. DNSの変更
AAAAレコードの取り扱い
AAAAレコードとAレコードの優先順位付け
Happy Eyeballs
Google Chromeの例
3. アプリケーションプログラミングインタフェース(API)
APIトランスポートのチェック
APIデータのチェック
例:セッション開始プロコル(SIP)
API接続の取り扱い
4. IPアドレスの格納
メモリ配置
データベース
設定ファイル
大文字と小文字の区別と先行ゼロの抑制
5. トランスポート層
デュアルスタック対IPv6のみ
オペレーティングシステムのサポート
アプリケーションのデュアルスタックサポート
複数のIPv6アドレス
IPv6アドレスのプライバシ拡張
パスMTU検出
マルチキャストとブロードキャスト
セキュリティ
NATとIPv6
6. 文書、トレーニング、テスト
文書
トレーニング
テスト
7. リソースと次のステップ
リソース
Webサイト
書籍
IPv6アプリケーション移行のチェックリスト
おわりに