みなさまこんにちは。
近年、「雲海に浮かぶ城」として、その幻想的な姿で話題の竹田城(兵庫県朝来市)というお城が人気を博していますが、今回ご紹介するのは、地上約200mの高さに存在する、雲に浮かびそうなオライリー棚です!
その棚は、六本木ヒルズの39F、株式会社enishさんに実在します。
そうです、オライリー書籍全点を導入される猛者が現れたのです!
ブラウザゲーム時代からの大人気タイトル、「ぼくのレストラン」シリーズ最新作となる「ぼくのレストラン3」を2014年5月にスマホ向けネイティブアプリとしてリリース。また、フィーチャーフォン版ユーザへのケアも欠かさない姿勢でサービスを運営されている「ドラゴンタクティクス」にも大型アップデートを立て続けに実施されるなど、極めてアグレッシブなenishさん。
2014年7月にはサービス提供されているゲームの総合ガイド『enishゲームガイドブック』を発売されましたが、発売直後アマゾンでの書籍総合20位にまでランクイン。ユーザさんからの熱く強い支持を感じます。
......余談ですが、オライリーの本で同様の順位まで上昇したものは過去数点あるのみです。
さあ、enishさんにお邪魔します。
六本木ヒルズの上層階に出現したアメリカ西海岸でサーフな佇まいのエントランスを抜け、社内に突入。エンジニアの方々の疲れを癒やすアメニティスペースの一角に......
あっ......!
ありました! 本棚の部材までもが統一されたイメージです!白い!そしてゆるやかに弧を描く美しいアークライン!
本の貸し出しも可能。サーバとタブレットを連動させ、本のバーコードと借出者のIDをインカメラで撮影することで管理されているとのことでした。
ちなみに後方に見えるのは東京ミッドタウン。オラ棚の裏にも充実のラインアップ。
あれ......なんだろう......弊社の本より充実して見え(つд⊂)ゴシゴシ
大型テレビとゲーム機も完備。画面に虎ノ門ヒルズの姿が映り込むテレビなんてほかにどこにあるんだ......
弊社的にはこの棚に 『Cooking for Geeks----料理の科学と実践レシピ』を分けて置いていただいているのにたいへんシビれました。遊び心と料理本。さすが「ぼくのレストラン」シリーズの会社です。
そしてひとつ上の棚は北方謙三版『水滸伝』ですよ! もしかして近くに 民明書房の本も入っていそうな。
さて日も暮れかかり、enishさんをあとにしようとした矢先に見かけたのがこちら。
このちょっと懐かしいデザインは......エ、エス......、いや、エニッシュアイスクリーム!
思わず帰り道にアイスの「ピノ」を買ってしまいました。