去る6月17日に東京 新宿区のトークライブスペース、ネイキッドロフトにて開催された「Tech Lion vol.2」は、立ち見の来場者が10名以上出るほどの超満員。大盛況のうちに終了しました。
第1部「獅子王たちの夕べ」には「Rubyを通して学んだこと」と題して高橋征義さん(達人出版会/日本Rubyの会)が登場。Ruby言語発展の歴史と歩みを共にするようにあった高橋さんの技術者としての経験やそこから得たもの、およびこれから目指すもの、また今回「最終回」を迎えるRubyのコミュニティイベント「日本Ruby会議」の運営にまつわるエピソードや、「最後のRuby会議」とした意図などについて語られました。
そして第2部、プレゼンの後に司会の法林浩之さん(日本UNIXユーザ会)との対談になだれ込む新しい形のLT「ライトニングトーク Ex.」に、弊社最新刊『アート・オブ・コミュニティ』翻訳者の渋川よしきさん(DeNA/Sphinx-Users.jp/日本XPユーザグループ)が登壇され、本書の魅力、翻訳時の困難さなどについて熱く語っていただきました。コミュニティに参加するのみならず、自身でもコミュニティを立ち上げられた渋川さんと法林さんのトークに、第1部に引き続きご参加の高橋さんが加わることで、コミュニティ活動の多様な性格が改めて明らかに。またコミュニティというものを考える上で、貴重な知見の引き出しとしての本書の重要性についても触れていただきました。
LTの前後にはサイン会を開催。OSCで全国を飛び回られている宮原徹さん(びぎねっと)にもご参加いただきました。宮原さん、ありがとうございます!
また、実は第1部の高橋さんによるお話のなかでも、コミュニティ運営における「燃え尽き症候群」の話題が出た際にご紹介いただいたり(本書9章-4に「燃え尽き症候群に対処する」という項目があります)、LTにご登壇の市谷聡啓/@papandaさん(DevLOVE)にもご紹介いただきました。
なお、次回の「Tech Lion vol.3」は2011年9月22日(木)に開催予定。ヘッドライナーには竹迫良範さん(サイボウズ・ラボ)がご登壇されるとのことです。イベントの詳細については、以下のURLをご参照ください。[Tech LIONについて]
追記:イベントの模様はこちらのUst録画にてご覧いただけます。
「Tech Lion vol.2」大盛況のうちに終了しました
Sales
Mon 20 June 2011