『ビジュアライジング・データ』座談会

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2008/12/04 19:40
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2008年11月末、東京渋谷のBarTubeに書籍『ビジュアライジング・データ』の関係者が集い、情報視覚化に関する発表と意見交換を行う座談会(?)が行われました。監訳者の増井俊之さんやレビュアー陣など、研究者、技術者、アーティストと、幅広い分野からの参加者による、さまざまなプレゼンテーションが行われました。
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プレゼンテーションに聞き入る参加者。
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冒頭は増井さんによる、ユーザーインターフェイス技術とProcessingに関する最近の取り組みです。「エスカレータの右側を空けるのは、なぜ非効率か?」を証明するためにスループットを視覚化した事例などのトピックが紹介されました。
前川峻志さんによる『ビジュアライジング・データ』の著者Ben Fryの作品紹介で例に挙げられた、米国の道路をプロットした映像。道路だけで国の形が何となく分かります。この地図の別バージョンとして、米国の郵便番号データを可視化したものが、本書の冒頭に登場します。
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田中孝太郎さんのプレゼンテーション中で紹介された、ティーンエイジャーのblogに記述された失恋に関するエントリを視覚化した例。赤い点のようなものが失恋なのだそうです。たくさんの恋が消えていく様子がもの哀しい。
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浜本階生さんによる、はてなダイアリーの可視化サイト「HatenarMaps」の紹介。今回、写真がうまく取れなかったのですが、リンク先の地図で地図内各領域を分割しているのはボロノイ図という形なのだそうです。細胞のように見えます。
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また、ドミニク・チェンさんからは、東京都写真美術館でも紹介された、舞城王太郎さんとのコラボレーションでキータイプのログを視覚化するプロジェクト「TypeTrace」の、比嘉了さんからは3D空間の概念を元にした音響システム「VP3L」が紹介されました。

以上、駆け足で紹介してきましたが、情報視覚化というテーマから、これだけ幅広いお話が聞けたのはとても新鮮な体験でした。情報視覚化を体験するための技術を扱った書籍『ビジュアライジング・データ』は絶賛発売中です。皆様も書店さんの店頭で見かけた際には、ぜひ手にとってご覧ください。

また、日本初(発)の飛び抜けたコンテンツ、素晴らしいアイデア、可視化に関するすごいサイトなどの情報を募集しています。自薦他薦は問いませんので、編集部にメールしていただくか、皆さんのblogやtwitterなどで⾔及してください。

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