『機械学習による検索ランキング改善ガイド ―技術解説とハンズオンで学ぶ機械学習ランキングモデルの導入と改善』
- 真鍋 知博、社本 秀之、井関 洋平、鈴木 翔吾 著
- 2023年8月23日発売予定
- 304ページ
- ISBN978-4-8144-0030-0
- 定価3,740円(税込)
ウェブサイトなどで検索を行う際には、多数のドキュメントから検索結果の候補を見つけ出す「マッチング」、その結果を望ましい順序に並べ替える「ランキング」という2つの操作が行なわれています。本書はこのうち「ランキング」の改善に機械学習のアプローチを導入することによって、検索結果の質を高めるプロセスを解説する書籍です。第Ⅰ部では、機械学習を用いたランキングモデルの導入だけでなく、従来手法での改善、またモデルそのものの改善や各種のテストなど、機械学習システムを導入、運用するプロジェクトの全体を幅広く紹介します。第Ⅱ部ではサンプルのシステムを実際に動作させて、その挙動を体験するハンズオンを行います。巻末の付録では「ベクトル検索と機械学習」について解説しています。
表紙の動物は、ルリミツユビカワセミ(Azure Kingfisher、学名Ceyx azureus)です。ブッポウソウ目カワセミ科に属する鳥類で、オーストラリアの北部から東部、タスマニア島、ニューギニア島などの河川、湖沼やマングローブ林の周辺に生息しています。
背面は光沢のある瑠璃色、腹面は橙色、喉の下は乳白色でくちばしは黒色という鮮やかな体色をしています。側頭部に白い斑点があり、大きな目のように見えることで捕食者を追い払う役割を果たしているという説があります。
小魚や甲殻類、昆虫や両生類などを餌としており、水辺の枝などにとまって獲物を探し、素早く飛び出して獲物をつかまえます。オーストラリア北部では9月から4月、南部では8月から2月が繁殖期で、切り立った川岸などに巣穴を設けて子育てをします。2センチほどの白くて丸い卵を一度に4~6個ほど産み、親鳥に温められた卵は20日程度で孵化します。雛は3~5週間ほど親鳥から餌を与えられて成長します。
ニュージーランドの自治領ニウエでは、ルリミツユビカワセミをデザインした金貨が発行されているそうです。
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