
『SLO サービスレベル目標 ―SLI、SLO、エラーバジェット導入の実践ガイド』
- Alex Hidalgo 著、山口 能迪 監訳、山口 能迪、成田 昇司 訳
- 2023年7月11日発売予定
- 432ページ
- ISBN978-4-8144-0034-8
- 定価4,400円(税込)
サービスレベル目標(SLO)とは、ユーザーの満足度に強い相関があるメトリクスを用いた、開発と運用の目安となるものです。SLOに基づいた運用は、ユーザー視点で高い信頼性を持つサービスを提供する上で最も重要なプラクティスであるとともに、ビジネス指標に紐づく運用方法でもあります。本書は、SLOを導入する際に必要となる基礎概念、実装、文化を解説します。
はじめに、SLOの概要、サービスレベル指標(SLI)の設定、エラーバジェットの使い方などSLOの基本について説明します。そしてSLIとSLOの計測、確率と統計を使ったSLOの活用法、SLOを組み込むアーキテクチャやシステムについて解説します。さらに、組織内での同意の獲得やSLOの提唱など、SLOに基づくアプローチをチームや会社全体に根付かせる効果的な方法を紹介します。
本書の表紙の動物は、スパニッシュウォータードッグとして知られている血統の犬です。スパニッシュウォータードッグは、アヒルなどの水鳥の番をし、行方不明になると探してくるように飼育されています。家庭での良い飼い犬や番犬になることも知られており、頭が良く、活動的に動き回ります。大きさは中型で、全身が巻き毛でおおわれており、毛色は黒色、茶色、またはベージュと白です。
この血統の原種は、スペインの最北の地域と最南の地域に生息していました。アストゥリアス、カンタブリア、およびアンダルシアという異なる地域で生まれた犬が、今日知られているスパニッシュウォータードッグの特徴(大きさ、毛皮、色など)の元になっています。
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