
『ロバストPython ―クリーンで保守しやすいコードを書く』
- Patrick Viafore 著、鈴木 駿 監訳、長尾 高弘 訳
- 2023年3月25日発売予定
- 384ページ(予定)
- ISBN978-4-8144-0017-1
- 定価3,960円(税込)
Pythonはシンプルな構文で読みやすいプログラミング言語ですが、コードをロバストにする機能も備わっています。本書では、Python 3.5から導入された型ヒントを使って、ロバストなPythonコードを記述する方法にアプローチします。全4部構成のうち、Ⅰ部とⅡ部ではPythonにおける型ヒントの位置づけや組み込み型について基本的な事柄をしっかりおさえ、ユーザ定義型を使う方法、部分型、プロトコル、pydanticによる実行時型チェックなど、Pythonの型システムを最大限に活用する方法を詳しく説明します。Ⅲ部は依存関係や設計手法について、Ⅳ部はセーフティネットとして高度なテスト手法を扱います。本書の内容を理解すれば、クリーンで保守しやすいPythonコードが書けるようになります。
表紙を飾るのは、ナイルワニ(Crocodylus niloticus)です。サハラ以南のアフリカの淡水湖、河川、湿原に生息します。水中に身をひそめ、近づいてきた水生動物や陸生動物を待ち伏せて狩りをする攻撃的な頂点捕食者です。鳥類、魚類、哺乳類、爬虫類など、さまざまな獲物を捕食します。人間にとっても危険で、毎年何百人もの人が襲われ、死亡しています。
伵合力が非常に強く、また、円錐形の歯は肉を引き裂くのではなく、獲物にぴったりとくっつくように設計されています。このため、大型の動物でも素早くつかみ、水中に引き込んで溺死させます。この種はアフリカ最大のワニで、平均して体長4~5m、体重200~700kg(ただしメスはオスより約30%小さい)、背中は黒く、側面には黄緑色の斑点があり、水中ではカモフラージュになります。
ナイルワニは社会的動物であり、日光浴をする場所や、1頭では食べきれないほど大きな獲物を共有します。メスは25~80個の卵を産み、しばらくは子ワニを保護します(ただし、幼体は自分で狩りをする)。しかし、ナイルオオトカゲや水鳥、他のワニなどに捕食され、孵化する卵は10%、大人になるのは1%といわれています。
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