
『マイクロサービスアーキテクチャ 第2版』
- Sam Newman 著、佐藤 直生 監訳、木下 哲也 訳
- 2022年12月2日発売予定
- 664ページ(予定)
- ISBN978-4-8144-0001-0
- 定価4,400円(税込)
2014年にThoughtworksのマーチン・ファウラーとジェームス・ルイスによって提唱された「マイクロサービス」は、いまではすっかり市民権を得て、さまざまな技法やツールが開発されています。著者は、マイクロサービスに「賛成」でも「反対」でもないという中立的な立場から、マイクロサービスの仕組み、特徴、長所、短所、課題を丁寧に説明しています。Thoughtworks在籍中から数多くのマイクロサービスプロジェクトに携わっていた著者が共有する、自身の実体験から得た多くの知見は、システム設計、開発、デプロイ、テストといった技術的側面のみならず、人材をどのように活かし、生産性を上げるかといった組織面にも多くの示唆を与えてくれるものです。組織に適したアーキテクチャを選択し、信頼性が高く、堅牢性、安全性、柔軟性に優れたシステムを設計する上で指針となる一冊です。
表紙の動物はミツバチ(honeybee)です。世界には2万種のハチが存在することが知られていますが、ミツバチ属に分類されるのは8種のみです。ハチミツを生産し、巣の中に蓄えることがミツバチの特徴です。また、蜜蝋を使って巣を作ることでも知られています。ミツバチを使った養蜂は何千年も前から行われてきました。
何千もの個体が集団で1つの巣に生活しています。社会性を持ち、巣の中のハチの階層は3つで、女王バチ、オスバチ、働きバチのいずれかです。巣ごとに女王バチが1匹いて、結婚飛行の後、3~5年間にわたって産卵し続けます。1日に産む卵の数は2000個に上ることもあります。オスバチは女王バチとの交尾によって生殖器が壊れてしまうので、交尾後に死んでしまいます。働きバチは生殖能力のないメスで、短い一生の間にさまざまな役割を担います。例えば、育児、建設作業、餌の管理、巣の警備、死がい処理、採蜜などです。採蜜を担当するハチは特定パターンのダンスによって蜜源までの距離についての情報を交換します。
女王バチ、オスバチ、働きバチは、外見の区別はほとんどつきません。いずれも羽があり、6本の脚があり、体は頭、胸、腹の3つの部分に分かれています。黄色と黒の縞模様の腹には短く柔らかい毛が生えています。餌はハチミツのみで、糖分の多い花の蜜を体内の酵素を使ってハチミツに加工します。
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