
『ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ』
- Mark Richards, Neal Ford 著、島田 浩二 訳
- 2022年3月8日発売予定
- 436ページ
- ISBN978-4-87311-982-3
- 定価4,180円(税込)
ソフトウェアアーキテクチャとは、ソフトウェアシステムの成功に欠かせない重要な土台です。そのためソフトウェア開発者には、効果的なアーキテクチャを実現するスキルが求められます。本書は、そうした効果的なアーキテクチャを設計、構築、維持するアーキテクトになるために必要なスキルや知識を、現代的な視点から整理して包括的に解説する書籍です。
ソフトウェアアーキテクチャの定義から、アーキテクトの役割、モジュールや結合、アーキテクチャスタイルといったアーキテクチャ設計の基礎、チームやステークホルダーと効果的にコラボレーションしていくために必要なソフトスキルまで、さまざまなトピックについて実践的な例とともに説明します。
表紙の動物は、スペイン語で“loro cacique”、ポルトガル語で“anaca”、“papagaio-de-coleira”、“vanaquia”などと呼ばれる南アメリカ原産のヒオウギインコ(Deroptyus accipitrinus)です。アマゾン熱帯雨林の樹冠や木の穴に住み、「蛇の指(snake fingers)」と呼ばれるセクロピアの果実や、硬いヤシの実を食べています。
Deroptyus属のヒオウギインコは、うなじを覆う深紅の羽が特徴です。名前の由来は、興奮したときや危険を感じたときに羽が扇状に広がり、その先端が鮮やかな青色になることによります。頭部には白い冠羽と黄色い目があり、茶色の頬には白い筋が入っています。胸と腹には青みがかった赤い羽があり、背中の鮮やかな緑の羽と対照的です。
12月から1月の間に生涯の伴侶を見つけ、年に2~4個の卵を産みます。メスが卵を抱いている28日間は、オスがメスの世話をします。約10週間後、ひな鳥たちは巣立つ準備が整い、世界最大の熱帯雨林で約40年の命を生きます。
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