
『データビジュアライゼーションの基礎 ―明確で、魅力的で、説得力のあるデータの見せ方・伝え方』
- Claus O. Wilke 著、小林 儀匡、瀬戸山 雅人 訳
- 2022年3月16日発売予定
- 360ページ(予定)
- ISBN978-4-87311-953-3
- 定価3,740円(税込)
情報を正しく伝え、美しくかつ明確な図やグラフを作成するための基本を解説します。「ビジュアライゼーションで大切なことは、本質を正しく伝えること」との信念に基づき、見栄えの悪い図、不適切な図、誤った図を避け、情報を正確にかつ効果的に伝えるために最適な要素、かたち、色の選択をするための指針をまとめています。著者は統合生物学の分野で著名な研究者であるだけでなく、cowplot、ggridgesをはじめ、数多くのRのデータ可視化関連パッケージの開発者であり、著者の豊富な経験から蓄積された知見の集大成と言える本書からは、優れたグラフを作成するための原則、哲学、美学を学ぶことができます。本書収録のグラフを作成したRコードはGitHubから利用可能。
表紙の動物は、オーストラリア南西部に生息する小型のインコ、ココノエインコ(英語名western rosella parakeet、学名Platycercus icterotis)です。学名の「icterotis」は、古代ギリシャ語で「黄色い耳」という意味で、この鳥の頬が黄色いことから来ています。頭と首は赤、背中は緑、黒、赤の縞模様、翼は青、尾は青緑と、実にカラフルです。平均的な体長は約25センチです。
この鳥は森や農地、公園などでその姿が見られます。通常は草や種子、果実などを餌としますが、繁殖期にはより多くのタンパク質を必要とするため、昆虫の幼虫も食べることがあります。餌が豊富な場所では20羽前後の群れを作り、地上で餌探しをします。つがいは木のくぼみ(ユーカリの木を好む)に営巣し、1回につき2~7個産卵します。ペットとして人気があり、飼育下では15年以上生きる個体もあります。
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