
『入門 機械学習パイプライン ―TensorFlowで学ぶワークフローの自動化』
- Hannes Hapke, Catherine Nelson 著、中山 光樹 訳
- 2021年9月24日発売予定
- 384ページ(予定)
- ISBN978-4-87311-951-9
- 定価4,180円(税込)
機械学習を用いた本番システムの構築には、データの前処理やモデルの学習、デプロイなどのステップが必要です。しかし、これらのステップは手動で実行されることが多く、エラーの原因となっています。そこで本書では、TensorFlowのエコシステムを使用した機械学習パイプラインの構築方法について学びます。パイプラインを用いて各ステップを自動化することで、レガシーなシステムの保守から解放され、新しいモデルの開発に集中できるようになります。
本書の表紙の動物は、マッドパピー(Necturus maculosus)です。北米東部の湖や川、池などに生息する夜行性の両生類で、特徴的な赤いふさふさしたエラで呼吸し、昼間は水中の泥の下で眠っています。マッドパピーは、ぬるぬるした茶色の皮膚に黒っぽい青色の斑点があるのが特徴です。成体では、頭から尻尾まで約13インチあります。平均すると、野生では11年、飼育下では20年生きると言われています。3種類の歯があり、小魚、ザリガニ、他の両生類、昆虫などをよく捕食しています。視力が限られているため、匂いを頼りに餌を食べます。安定した環境を必要とするので、水質の変化を知らせる生態系の指標にもなります。マッドパピーの保全状況は「低危険種」です。
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