スパムとは、迷惑メール、ジャンクメールのことです。全メールの60%を占めており、2004年だけでも、約5兆通のメールがインターネットユーザの受信箱に入り、ソフトウェアのフィルタリングなどで、約100億ドルの生産性が失われているといわれています。一体誰が、スパムを送っているのか。スパムビジネスは儲かるのか。ベテランジャーナリストの著者、Brian McWilliamsは、スパムビジネスの仕組み、スパマーと呼ばれる大量広告メール送付者の素顔、スパム撲滅を掲げるサイバー自警団との戦いを、綿密な調査と取材で、ときにコミカルに、ときに読者も身につまされる恐ろしさで描きます。IT、eコマース隆盛の現代の裏側を描いた衝撃のノンフィクションです。
2005年5月出版予定。
日本語で読める著者執筆記事
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『スパマーを追いかけろ』(仮)出版決定!
Editor
Wed 02 March 2005