JavaMail API
- Elliotte Rusty Harold 著、佐藤立子、株式会社トップスタジオ 訳
- 2014年01月 発行
- ISBN978-4-87311-663-1
- フォーマット ePub
- 原書: JavaMail API
内容
JavaMail APIはJavaの標準拡張であり、電子メールクライアント用のクラスライブラリを提供します。SMTP、POP3、IMAP、NNTPなどのプロトコルをサポートし、メールの送受信を行うJavaプログラムを簡単に書くことができます。
本書は、このJavaMail APIについて概説した書籍です。メールの送受信、サーバとの認証、アドレスの扱いやマルチパートメッセージなど、Javaプログラムからメールを扱う上での基本的な要素を解説しています。
また、日本語版には日本 GlassFish ユーザー会の蓮沼賢志氏による「JavaMail APIで日本語を扱う際に気を付けること」を収録。
なお本書はEbookのみの提供となります。
目次
はじめに
1章 JavaMail APIの概要
2章 電子メールの送信
アプリケーションから電子メールを送信
3章 メールの受信
4章 パスワード認証
5章 アドレス
Addressクラス
InternetAddressクラス
NewsAddressクラス
6章 URLNameクラス
コンストラクタ
解析メソッド
7章 メッセージとパート
メッセージの作成
メッセージの返信
フォルダからメッセージを取得
ヘッダの基本情報
送信者アドレス
返信先アドレス
受信者アドレス
メッセージの件名
メッセージの日時
フラグ
フォルダ
検索
Partインタフェース
属性
ヘッダ
コンテンツ
パートのコンテンツの読み取り
パートのコンテンツの書き出し
マルチパートメッセージとファイル添付
MIMEメッセージ
8章 フォルダ
フォルダを開く
フォルダの基本情報
フォルダの管理
フォルダ内のメッセージの管理
購読(サブスクリプション)
フォルダ内容の一覧の取得
メールのチェック
フォルダからメッセージを取得
フォルダの検索
フラグ
9章 イベント処理
エピローグ:電子メールの過去と未来
付録A JavaMail APIで日本語を扱う際に気を付けること
インターネットメールでは7ビットの文字コード体系を使用する
なぜSMTPは8ビットコードを許容しないのか?
日本語メールはなぜISO-2022-JPエンコードなのか?
JavaMailではCharsetを"iso-2022-jp"に、しかし…
本文より厄介なMIMEヘッダーの問題
HTMLメールにはどう対処すべきか
意外と問題が起こらない携帯メール
最後に
著者紹介