RとRubyによるデータ解析入門

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内容

人気の高いオープンソースのツール、RとRubyを使い、生データを処理し、シミュレーションし、仮説を立て、統計的手法を用いて検証する、というデータ解析の基本の理解を促します。基本が学べるだけでなく、自分のメールボックスや自分の心臓の鼓動など身近な題材を対象としており、データサイエンスの醍醐味を味わうことができる一冊です。日本語版ではさまざまな統計分析手法についての入門となる章を追加。この本で使っている統計の基礎も学べる構成になっています。プログラマ視点で書かれた本書は、ビッグデータを活用するためのスキルを身に付ける必要に迫られた多くの開発者にとっても貴重な情報源となるでしょう。

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目次

目次

訳者まえがき
はじめに

1章 武器と防具の装備
    1.1 Ruby
        1.1.1 なぜRubyか
        1.1.2 Rubyのインストール
        1.1.3 Rubyを実行する
        1.1.4 外部ライブラリの使用方法
        1.1.5 Rubyの基礎
        1.1.6 すべてがオブジェクト
    1.2 Shoes
        1.2.1 Shoesとは何か
        1.2.2 七色のShoes
        1.2.3 Shoesのインストール
        1.2.4 プログラミングShoes
    1.3 まとめ

2章 いざマトリックスへ
    2.1 Rとは
    2.2 Rの利用
        2.2.1 Rコンソール
        2.2.2 ソースファイルの読み込みとコマンドライン
        2.2.3 パッケージ
    2.3 プログラミングR
        2.3.1 変数と関数
        2.3.2 条件文とループ
        2.3.3 データ構造
        2.3.4 データのインポート
    2.4 グラフ描画
        2.4.1 基本的なグラフ
        2.4.2 ggplot2とは
    2.5 まとめ

3章 8つの魔法の修得
    3.1 確率分布
        3.1.1 正規分布
        3.1.2 ポアソン分布
    3.2 t検定
        3.2.1 2標本t検定
    3.3 シャピロ・ウィルク検定
    3.4 ウィルコクソンの順位和検定
    3.5 感度分析
    3.6 アソシエーション分析
    3.7 スペクトル分析
    3.8 ジニ係数とローレンツ曲線

4章 オフィスとトイレの関係
    4.1 シンプルなシナリオ
    4.2 トイレその他をモデルとして表現する
    4.3 最初のシミュレーション
    4.4 データを読み解く
    4.5 2つ目のシミュレーション
    4.6 3つ目のシミュレーション
    4.7 最後のシミュレーション
    4.8 まとめ

5章 ランチタイムの経済学者になる方法
    5.1 見えざる手
    5.2 シンプルな市場経済
        5.2.1 生産者
        5.2.2 消費者
        5.2.3 ユーティリティメソッド
        5.2.4 シミュレーション
        5.2.5 シミュレーション結果の分析
        5.2.6 本当に5ドル付近と言えるのか
        5.2.7 売り手市場
    5.3 価格にしたがったリソース配分の導入
        5.3.1 生産者
        5.3.2 消費者
        5.3.3 市場
        5.3.4 シミュレーション
        5.3.5 シミュレーション結果の分析
        5.3.6 価格のコントロール
    5.4 まとめ

6章 メールから自分を発見する
    6.1 着想
    6.2 入手と構文解析
        6.2.1 エンロン幹部のメールの癖
    6.3 自分自身の発見
        6.3.1 月の日付別のメッセージ数
        6.3.2 MailMiner
        6.3.3 曜日別のメッセージ数
        6.3.4 月別のメッセージ数
        6.3.5 時間帯別のメッセージ数
        6.3.6 メールのやり取り
        6.3.7 相対的なメールのやり取り
    6.4 テキストマイニング
    6.5 アソシエーション分析
    6.6 まとめ

7章 心臓の鼓動
    7.1 波打つ鼓動
    7.2 聴診
        7.2.1 ハンドメイド・デジタル聴診器
        7.2.2 音からのデータ抽出
        7.2.3 心音波形の生成
        7.2.4 心拍数を求める
    7.3 酸素濃度測定
        7.3.1 ハンドメイド・パルスオキシメーター
        7.3.2 ビデオからのデータ抽出
        7.3.3 鼓動波形の生成と心拍数の計算
    7.4 まとめ

8章 鳥の群れを表現する
    8.1 Boidsの起源
    8.2 シミュレーション
    8.3 Roids
    8.4 Boidの群れのルール
    8.5 補助ルール
    8.6 ルールの変化形
    8.7 周回するRoid
    8.8 障害物を置く
    8.9 まとめ

9章 お金と性別と進化
    9.1 いい暮らし
    9.2 お金
    9.3 性別
        9.3.1 生と死
        9.3.2 性別の導入における変更点
    9.4 進化
        9.4.1 変更すべき箇所
        9.4.2 実装
    9.5 まとめ

参考文献
索引

正誤表

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