入門 Unix for Mac OS X 第4版

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内容

Macユーザーにとっても敷居が高くないUnixコマンドの解説書。Mac OS XではじめてUnixに触れる人にとって必要な情報を簡潔にまとめました。Unixシステムでよく使われるコマンドおよびMac OS X独自のUnixコマンドを実例と練習問題つきで丁寧に解説します。本書を読み進めながら多くのUnixアプリケーションを探求してゆけば、Unixのコマンド行インタフェースを自然に使いこなせるようになるでしょう。

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目次

訳者まえがき
まえがき

1章 Unixを使う理由
	1.1 Unixの威力
		1.1.1 名前の一括変更とファイルの一覧表示
		1.1.2 表示されないファイルの探索
	1.2 無数に存在する無料のアプリケーション
		1.2.1 Unixに含まれるコマンド
		1.2.2 WebからUnixソフトウェアを入手
	1.3 インターネット接続の威力
	1.4 簡単なUnix入門
	1.5 よく使うUnixコマンド

2章 ターミナルを使う
	2.1 ターミナルの起動
		2.1.1 Unixコマンド行の構文
		2.1.2 演習問題:コマンドの入力
		2.1.3 コマンドの種類
		2.1.4 ターミナルの環境設定を変更
		2.1.5 「ターミナル」アプリケーションが持つ機能
	2.2 「ターミナル」アプリケーションの作業環境の変更
		2.2.1 ウィンドウタイトルの設定
		2.2.2 AppleScriptの使用
		2.2.3 .termファイルの使用
	2.3 ターミナル内での作業
		2.3.1 シェルプロンプト
		2.3.2 コマンドの入力
		2.3.3 コマンドの再呼び出し
		2.3.4 ファイル名やディレクトリ名の補完機能
		2.3.5 コマンド行で一度に複数のコマンドを実行
		2.3.6 コマンドの編集
		2.3.7 作業の終了
		2.3.8 問題判別チェックリスト
	2.4 シェル環境の変更
		2.4.1 シェルの選択
		2.4.2 プロンプトの変更
	2.5 更なる設定変更
		2.5.1 シェルの設定変更
		2.5.2 エイリアスの作成
	2.6 応答しないターミナル

3章 ファイルシステム探訪
	3.1 Mac OS Xのファイルシステム
		3.1.1 ホームディレクトリ
		3.1.2 作業ディレクトリ
		3.1.3 ディレクトリの木構造
		3.1.4 絶対パス名
		3.1.5 相対パス名
		3.1.6 親のディレクトリへの相対パス名
		3.1.7 作業ディレクトリの変更
		3.1.8 ディレクトリの木構造内のファイル
	3.2 ファイルとディレクトリの一覧
		3.2.1 とても強力なlsコマンド
		3.2.2 lsコマンドの練習
		3.2.3 -lオプションの使用
		3.2.4 ファイルのパーミッション(アクセス権)
		3.2.5 ファイルやディスクの容量計算
		3.2.6 dfコマンドによるディスクの空き容量
		3.2.7 演習問題:ファイルシステムの探索
	3.3 ファイルの保護と共有
		3.3.1 ファイルのパーミッション(アクセス権)
		3.3.2 chmodコマンドによるパーミッション(アクセス権)の設定
		3.3.3 グループとオーナーの変更
	3.4 パスワードの変更
	3.5 sudoコマンドによる管理者の権限
	3.6 外部ボリュームの利用

4章 ファイル管理
	4.1 ファイルとディレクトリの名前
	4.2 ファイルとディレクトリのワイルドカード
	4.3 ファイル内容の確認
		4.3.1 catコマンド
		4.3.2 lessコマンド
	4.4 grepコマンド
	4.5 ファイルの作成と編集
		4.5.1 テキストエディタとワードプロセッサ
		4.5.2 テキストエディタvi
		4.5.3 vi入門
		4.5.4 viより簡単なエディタPico
		4.5.5 より強力なテキストエディタ:Emacs
	4.6 ファイルの操作
		4.6.1 mkdirコマンドによるディレクトリの作成
		4.6.2 ファイルのコピー
		4.6.3 mvコマンドによるファイルの名称変更と移動
		4.6.4 ファイルやディレクトリの削除
		4.6.5 リンクを使った作業
		4.6.6 ファイルの圧縮とアーカイブ
		4.6.7 別のオペレーティングシステムにあるファイル

5章 ファイル検索と情報取得
	5.1 grepという変わった名前のコマンド
		5.1.1 代表的なgrepのオプション
		5.1.2 正規表現の使用
	5.2 locateコマンドでファイルを検索
		5.2.1 locateコマンド用データベースの構築
		5.2.2 locateコマンドの使用
	5.3 ファイルシステムの調査にfindコマンドを使う
		5.3.1 ファイル容量による一致
		5.3.2 パーミッションを指定してfindを使用
		5.3.3 最近変更されたファイルをfindで検索
		5.3.4 findの頼れる相棒:xargsコマンド
		5.3.5 findのさらに進んだ使い方
	5.4 Spotlightの輝き
		5.4.1 mdlsでSpotlight用メタデータを一覧表示する
		5.4.2 mdfindでファイルを検索
		5.4.3 Spotlightを役立てる

6章 入出力のリダイレクト機能
	6.1 標準入力と標準出力
		6.1.1 テキストをファイルに書き出す
	6.2 パイプとフィルタ
		6.2.1 wcコマンド
		6.2.2 trコマンド
		6.2.3 grepコマンド
		6.2.4 headコマンドとtailコマンド
		6.2.5 sortコマンド
		6.2.6 uniqコマンド
		6.2.7 ページャへのパイプ
	6.3 印刷
		6.3.1 Unix流のやり方
		6.3.2 AppleTalkでの印刷

7章 マルチタスク
	7.1 バックグラウンドでコマンドを実行
	7.2 プロセスの確認
		7.2.1 psコマンド
		7.2.2 topコマンド
	7.3 コマンドの実行中止
		7.3.1 killコマンド
		7.3.2 killallコマンド
	7.4 GUIを持ったアプリケーションの起動
		7.4.1 openコマンド
		7.4.2 openコマンドで役立つオプション指定
		7.4.3 openコマンドをもっと便利に

8章 Unixのネットワーク環境
	8.1 ネットワーク先からのログイン
		8.1.1 WebとFTPの利用
		8.1.2 他のUnixをネットワークで利用
	8.2 ファイル転送
		8.2.1 scpコマンドとrcpコマンド
		8.2.2 FTP(File Transfer Protocol)
		8.2.3 iDiskを使ったファイル転送
		8.2.4 [サーバへ接続]機能を利用する
		8.2.5 練習

9章 ウィンドウシステムとX11
	9.1 X11
		9.1.1 X11のインストール
		9.1.2 X11を使用
		9.1.3 X11の設定
	9.2 X11とインターネット
		9.2.1 X11でネットワーク接続
		9.2.2 プライベートネットワークを公開
		9.2.3 X11で他のコンピュータを利用

10章 finkシステムによるオープンソースソフトウェアの利用
	10.1 finkシステムのインストール
		10.1.1 利用可能なパッケージの一覧
		10.1.2 パッケージのインストール
	10.2 「FinkCommander」アプリケーションの使用

索引

正誤表