Web開発者のためのRSS & Atomフィード
- Ben Hammersley 著、菅野 良二 訳
- 2005年09月 発行
- 328ページ
- ISBN4-87311-250-8
- フォーマット
- 原書: Developing Feeds with RSS and Atom
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内容
Webサイトコンテンツのデスクトップへの配信、インターネット上で結合されたアプリケーションの強化、そしてセマンティックWebの構築に至るまで、RSSとAtomは著しく発展しているインターネットテクノロジです。本書は、RSSとAtomという最も広く受け入れられている2つのコンテンツシンジケーション(配信)テクノロジについての解説書です。RSSとAtomに特有の概念について詳細に解説し、さらにフィードの読み取り方と作成方法、フィードを活用したアプリケーションの構築方法などの実践的なテーマについて議論を展開しています。フィードの提供者となるWebコンテンツ開発者やWebサイト作成者から、フィードを使用するアプリケーション開発者まで、フィードを活用・開発する人のための必読書です。
目次
まえがき
1章 はじめに
1.1 RSSとAtomとはどういうものなのか
1.2 RSSとAtomの簡単な歴史
1.2.1 HotSauce:MCFとRDF
1.2.2 CDF(Channel Definition Format)
1.2.3 最初のRSSの登場
1.2.4 標準の進化
1.2.5 最初の分裂
1.2.6 2度目の分裂
1.2.7 Pie、Echo、Necho、Atom
1.2.8 現在の状況
1.3 なぜコンテンツをシンジケートするのか
1.4 法律的な示唆
1.4.1 サイトがスクリーンスクレーピングされてしまったら
2章 フィードの使用
2.1 Webベースアプリケーション
2.1.1 Bloglines
2.1.2 Kinja
2.1.3 Rocketinfo RSS Reader
2.2 デスクトップアプリケーション
2.2.1 NetNewsWire
2.2.2 FeedDemon
2.2.3 NewsMonster
2.3 その他の巧妙なテクニック
2.3.1 モバイルデバイス
2.3.2 電子メールクライアント
2.3.3 フィードベースの検索エンジン
2.4 読みたいフィードを見つける
3章 プログラミングなしのフィード作成
3.1 電子メールを利用したフィード作成
3.2 検索エンジンを利用したフィード作成
3.2.1 Google
3.2.2 Google News
3.2.3 Yahoo!
3.3 オンラインストアを利用したフィード作成
4章 RSS 2.0
4.1 最新の標準にする
4.2 RSS 2.0の基本構造
4.2.1 channelの必須の子要素
4.2.2 channelのオプションの子要素
4.2.3 item要素
4.2.4 最も簡単なRSS 2.0フィード
4.3 blogツールを使用したRSS 2.0の作成
4.4 モジュールについて
4.4.1 blogChannelモジュール
4.4.2 Creative Commonsモジュール
4.4.3 Simple Semantic Resolutionモジュール
4.4.4 Trackbackモジュール
4.4.5 ICBMモジュール
4.4.6 Yahoo!のMedia RSS Module
4.5 RSS 2.0フィードの作成
4.5.1 PerlのXML::RSSを使用したRSS 2.0の作成
4.5.2 PHPを使用したRSS 2.0の作成
4.5.3 Rubyを使用したRSS 2.0の作成
4.5.4 RSS 2.0の提供
5章 RSS 1.0
5.1 RSS 2.0のメタデータ
5.1.1 RSSでのURIの使用
5.2 RDF
5.2.1 リソース、プロパティタイプ、そしてプロパティ
5.2.2 ノードとアーク
5.2.3 RDFのRSSへの適用
5.3 XMLによるRDFの記述
5.3.1 ルート要素
5.3.2 <要素 rdf:about=「要素のURI」>
5.3.3 <要素 rdf:resource=「URI」/>
5.3.4 RDFコンテナ
5.4 RSS 1.0について
5.4.1 RSS 1.0文書の検証
5.5 詳細な仕様
5.5.1 基本構造
5.5.2 ルート要素
5.5.3 <channel rdf:about=""> (a Subelement of rdf:RDF)
5.5.4 <image rdf:resource=""> (rdf:RDFの子要素)
5.5.5 <textinput rdf:about=""> (rdf:RDFの子要素)
5.5.6 <item rdf:about=""> (rdf:RDFの子要素)
5.5.7 最も簡単なRSS 1.0フィード
5.6 RSS 1.0フィードの作成
5.6.1 Perlを使用したRSS 1.0の作成
5.6.2 PHPを使用したRSS 1.0の作成
6章 RSS 1.0モジュール
6.1 モジュールのステータス
6.2 一般的なアプリケーションでのモジュールのサポート
mod_admin
mod_aggregation
mod_annotation
mod_audio
mod_changedpage
mod_company
mod_content
mod_dublincore
mod_DCTerms
mod_event
mod_rss091
mod_servicestatus
mod_slash
mod_streaming
mod_syndication
mod_taxonomy
mod_threading
mod_wiki
mod_prism
6.3 他のRSS 1.0モジュール
7章 Atomシンジケーションフォーマット
7.1 Atomについて
7.1.1 Atomフィードの構造
7.1.2 再利用可能なコンストラクトの構文
7.2 Atomエントリ文書の詳細
7.2.1 Atomエントリの要素
7.2.2 Atomフィード文書の詳細
7.2.3 実際に動作する最も簡単なAtomフィード
7.3 Atomフィードの作成
7.3.1 Atomフィードの妥当性検証
8章 フィードのパースと使用
8.1 重要な問題
8.1.1 AtomからRSSへの変換
8.2 JavaScript Display Parser
8.2.1 RSS XPress
8.2.2 その他のJavaScriptパーサ
8.3 プログラミングのためのパース
8.3.1 PHP:MagpieRSS
8.3.2 Python:Universal Feed Parser
8.3.3 Perl:XML::Simple
8.4 正規表現の使用
8.5 XSLTの使用
8.6 Client-Side Inclusion
8.7 Server-Side Inclusion
8.7.1 Apache 1.3.x内でServer-Side Includeを有効にする
8.7.2 Microsoft IIS内でServer-Side Includeを有効にする
9章 フィード使用の応用
9.1 簡単なRSSフィードを作成したら
9.1.1 リンクを公開する
9.1.2 Autodiscoveryを有効にする
9.1.3 フィードを正しく提供する
9.1.4 アグリゲータへの登録
9.1.5 メインページのメタデータ
9.1.6 ヒット(要求)とクリックスルーのカウント
9.2 PublishとSubscribe
9.2.1 RSS 2.0におけるPublishとSubscribe
9.2.2 RSS 1.0におけるPublishとSubscribe
9.3 カスタムのPubSubの実行:LinkPimp PubSub
9.4 LinkpimpClient.pl
9.4.1 LinkpimpListener.pl
10章 フィードを自在に操る
10.1 Apacheログファイル
10.1.1 コードの検証
10.2 TODOリストのRSSコーディング
10.2.1 コードの検証
10.2.2 全体のリスト
10.3 デイリーのドゥーンズベリー
10.3.1 コード検証
10.3.2 全体のリスト
10.4 Amazon.comウィッシュリストからRSSへの変換
10.4.1 コードの検証
10.4.2 全体のリスト
10.5 FedEx貨物追跡サービス
10.5.1 コードの検証
10.5.2 全体のリスト
10.6 SOAPによるGoogleからRSSへの変換
10.6.1 コードの検証
10.6.2 全体のリスト
10.7 最新の更新ファイル
10.7.1 コードの検証
10.7.2 全体のリスト
10.8 Perlモジュールのインストール
10.8.1 コードの検証
10.8.2 全体のリスト
10.9 W3C ValidatorとRSS
10.9.1 コードの検証
10.9.2 全体のリスト
10.10 ゲーム統計とExcel
10.11 SMSによるフィード
10.12 天気予報のポッドキャスティング
10.12.1 使用方法
10.12.2 コードについて
10.13 Amazonを利用した独自のRSSフィードの生成
10.14 Movable Typeによるクロスポスト
10.14.1 コードの検証
10.14.2 全体のリスト
11章 新しいモジュールの開発
11.1 RSS 2.0とAtomにおける名前空間とモジュール
11.1.1 RSS 1.0との違い
11.2 ケーススタディ:mod_Book
11.2.1 既存のデータ
11.2.2 データの表現方法の存在の有無を知る
11.2.3 新しい要素をRSS 2.0と連携させる
11.2.4 新しい要素をRSS 1.0と連携させる
11.2.5 モジュールの文書化
11.3 デスクトップリーダーの拡張
11.4 AmphetaDeskの導入
11.4.1 AmphetaDeskのインストール
11.4.2 index.html
付録A RSSに必要なXMLの知識
A.1 XMLとは何か?
A.2 XML文書の構造
A.2.1 要素と属性
A.2.2 名前構文
A.2.3 整形式性
A.2.4 コメント
A.2.5 エンティティ参照
A.2.6 文字参照
A.2.7 文字エンコーディング
A.2.8 妥当性
A.2.9 DTDの構成
A.2.10 XML名前空間
A.3 XML処理用ツール
A.3.1 パーサの選択
A.3.2 XSLTプロセッサ
付録B 参考になるサイトとソフトウェア
B.1 最上のリソース
B.2 仕様書
B.3 メーリングリスト
B.4 Validator
B.5 デスクトップリーダー
索引