入門 IPルーティング

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内容

インターネットを支える基盤技術であるルーティングは、ネットワーク管理者にとって必要不可欠な知識です。万一、障害が起こったときでも、ルーティングについてしっかりとした知識があれば、うまく対処することができるでしょう。
本書はルーティングの概念をつかむにはぴったりの教材です。RIP-1、RIP-2、IGRP、EIGRP、OSPF、BGP-4といった主要なルーティングプロトコルについて基礎からていねいに解説しています。複雑で難解なルーティングの仕組みを身近なことに例えてできるだけ平易に説明していますので、ルーティングに関する知識をしっかり身に付けることができるはずです。ルーティングの仕組みについての基本的なことだけでなく、実践に生かすことのできる情報が詰まっています。

目次

        訳者まえがき
        はじめに

1章      はじめの一歩
1.1 IPルーティングとは?
1.2 直接接続されているネットワーク
1.3 スタティックルーティング
1.4 ダイナミックルーティング
1.5 ルーティングテーブル
1.6 基礎となっているプロセス
1.7 まとめ

2章      RIP
2.1 RIPを動かしてみよう
2.2 RIPにおける最短パスの割り出し
2.3 収束
2.4 サブネットマスクの扱い
2.5 経路の要約
2.6 デフォルトルート
2.7 RIPのチューニング
2.8 まとめ

3章      IGRP
3.1 IGRPを動かしてみよう
3.2 IGRPの動作
3.3 収束の高速化
3.4 経路の要約
3.5 デフォルトルート
3.6 クラスフルな経路探索
3.7 まとめ

4章      EIGRP
4.1 EIGRPを動かしてみよう
4.2 EIGRPメトリック
4.3 EIGRPの動作
4.4 可変長サブネットマスク(VLSM)
4.5 経路の要約
4.6 デフォルトルート
4.7 EIGRPのトラブルシューティング
4.8 まとめ

5章      RIP-2
5.1 RIP-2を動かしてみよう
5.2 RIP-2のパケットフォーマット
5.3 RIP-1とRIP-2の互換性
5.4 クラスフルルーティングとクラスレスルーティング
5.5 クラスフルな経路探索とクラスレスな経路探索
5.6 認証
5.7 経路の要約
5.8 まとめ

6章      OSPF
6.1 OSPFを動かしてみよう
6.2 OSPFメトリック
6.3 定義とコンセプト
6.4 OSPFの動作
6.5 経路の要約
6.6 デフォルトルート
6.7 仮想リンク
6.8 デマンドサーキット
6.9 スタブ、完全スタブ、準スタブエリア
6.10 NBMAネットワーク
6.11 OSPF設計における経験則
6.12 OSPFのトラブルシューティング
6.13 まとめ

7章      BGP-4
7.1 準備
7.2 BGPを動かしてみよう
7.3 BGPの動作
7.4 ロードバランス
7.5 経路フィルタ
7.6 インターネットへの接続
7.7 ISPの選択
7.8 BGPのトラブルシューティング
7.9 まとめ

8章      運用管理
8.1 経路フィルタ
8.2 ルーティング情報源の信頼性
8.3 経路の再配布
8.4 パスの最大数
8.5 まとめ

        用語集
        参考文献
        索引

正誤表