ラリー・ウォール氏インタビュー@LL Future(前編)

Posted by Sales : 2008-09-05 11:00

お待たせしました。2008年8月30日に開催された「LL Future」の会場で、Perlの開発者であり『プログラミングPerl』の共著者でもあるラリー・ウォール氏にインタビューする機会を得ました。今回はその前半部をお送りします。
LLFuture01.jpg
日本の聴衆の印象から、パネルディスカッションの内容、またラリーさんの言語設計という行為に対する考えなどが垣間見える内容です。


 

Mind Hacksの著者Mattさんからのメッセージ

Posted by Editor : 2006-02-22 11:12

昨年12月発行以来、大きな反響を呼んでいる Mind Hacks の著者 Matt Webb 氏にMind Hacksの執筆や発行後の反響についてうかがいました。

1. MindをHackするというテーマに挑まれた理由は?
私たちがどのようにして動いているのかというテーマを、誰だってとことん掘り下げたいと思うでしょう。このテーマは非常に身近で(詰まるところ、私たちは皆、脳を持っているのですから)、しかもその驚かされること(時にそれは警告でもありますが)といったら信じられないくらい素晴らしいものなのです。研究はひどく無味乾燥なものであっても、認知神経科学の論文の中に、簡単に試すことのできる実験を見つけて、すぐに試してみたくなることがあります。なぜならそれはとても神秘的な感じがするからです。時にはコンピュータを使ったり、鏡や車の流れを見るなどして、実験を行うことができます。実験の反応をまさに自分自身で確認すると、今度はそれを誰かに教えたくなるでしょう――そして、ひょっとして読者がインターネットやコンピュータのインタフェースに関わる仕事をしていたなら、自分のデザインワークにこの実験の結果を利用することでしょう。
この他にも理由があります。たくさんの書籍が、過去数年内に行われた研究、特に脳撮像(brain imaging)に関する研究に基づいて書かれています。Mind Hacksは、そうした研究に興味を持つようになり、またそれをもっと知りたいと思っている人々に、その俯瞰図を提供するものなのです。

2. 執筆するうえで難しかったことや苦労したことことは?
掲載したすべてのHackはひとつのストーリーになっています。最初に、調べてみたくなるような好奇心をくすぐるものがあり、次にデモンストレーションがあり、最後にはその新しい知識を日々の生活に結びつける方法と解説があります。学術的な研究の問題点は、このような形で解説されることがないということです。サイエンスというものは事実を突き止めるものなので、それにふさわしい解説方法がなされるべきだからです。
しかし実際に、執筆中の最大の難関は、私たち(著作は2人の共著)がさまざまな実験に朝から晩まで取り組まなければならなかったことでした。おかげで、おしまいには私たちは自分の知覚の反応にとても敏感になっていました。通りの先の店へちょっと歩いていくというときでさえ、木の葉が風にゆれる様子や、窓の中でライトが点いたことに、自分の脳がどう反応しているか、そんなことが絶えず気になって仕方がありませんでした。このエピソードは本書中にも書いておきました。それを読んだ時に思い出してもらえれば幸いです。

3. 書籍発行後の読者からの反響はどうでしたか?
たくさんのよい評評をいただき、私たちはとてもハッピー気分になりました。すべてはすばらしい仕事をしてくれた翻訳者とオライリーのチームのおかげです。
私たちがいちばん気に入っているコメントは、あるフォーラム(私たちが読んでいるとは誰もしらない場所なのですが)で読んだものです。そこには書籍についてのスレッドがあって、何人もが私たちの本をほめてくれていたのですが、スレッドの最後のほうに「酔っ払った奴らがパーティーでこれを教えてくれたよ」とだけ書かれたものがありました。これがとっても気に入りました。
また、私(Matt)はいくつかのデザインとテクノロジのカンファレンスでMind Hacksについて話していますが、その際に、読者から本書のアイデアをどんなふうに活用しているかについてさまざまな考えを聞いていつも満足しています。

4. どのような読まれ方を読者に期待しますか?
まずは、読者の皆さんに本書に興味を持ってもらい、驚いてもらいたいと思っています。おそらく友達を相手に試して楽しめることに気付くでしょう。最終的に、もし皆さんが発見したことをさらに追求するようになれば、なおよいでしょう。私たちはそのために本書中にたくさんの論文へのリファレンスを収録(本書のはじめには、リファレンスの読み方についての簡単な解説もあります)しています。皆さんが研究の原典に触れやすくなれば幸いです。そして皆さんが本書中に使えるHackを見出してくれることを期待しています。その結果がウェブサイトや携帯の改良につながるようなことがあれば、それほどすばらしいことはないでしょう。

5. 最後に、日本の読者へメッセージをいただけますか。
私たち2人は、Mind Hacksの日本語訳が出版されたことをとても喜び感謝しています。日本語版はとてもすばらしい本になっています。日本の読者の皆さんに楽しんでもらいたいですし、その評価を聞くのがほんとうに楽しみです。ですから、もしコメントや、もしくは本書中のどの実験が仕事や日常生活の中で役に立ったという体験などを寄せてくれる読者がいれば、ぜひ私たちに知らせてください。私たちは英語しか話せないので申し訳ありませんが、メール(Matt Webbさん宛てはmatt@interconnected.org、Tom Staffordさん宛てはtom@idiolect.org.uk、Blogはwww.mindhacks.comです)を送ってください。

 

Never stop hacking!
――ハッカーの中のハッカー、『Hacking:美しき策謀』著者のJon Erickson氏が来社

Posted by Editor : 2005-05-17 14:31

 来月発刊予定の『Hacking:美しき策謀―脆弱性攻撃の理論と実際』(原題:Hacking―The Art of Exploitation)の著者、Jon Erickson氏が5月9日、オライリーのオフィスに遊びに来てくださいました。
 Jonさんは、春の休暇を東京で過ごすために来日中。今回はまったくのプライベート旅行ということでしたが、貴重なお休みの時間を割いてこの書籍の内容についてやご自身についていろいろとお話してくださいました。
jon.jpg
自著を片手にポーズを取ってくださるJonさん。気配りの細やかな好青年でした。


 

sendmailの生みの親、Eric Allman氏が来日

Posted by oreilly : 2004-07-29 11:36

sendmailの開発者で米Sendmail社のCTOであり、さらにコウモリ本として多くのエンジニアに愛されている『sendmail 第3版』(全2巻)の著者でもあるEric Allman氏が来日。「送信者認証技術セミナー」と題された講演が、7月23日に都内で行われました。